大学浪人中、アルバイト仲間に勧められ、「劇団四季」のオーディションを受けると、見事合格し、あっという間に「劇団四季」の看板俳優となり、「劇団四季」退団後には、個性派俳優として、テレビドラマや映画にひっぱりだことなった、鹿賀丈史(かが たけし)さん。今回は、そんな鹿賀さんの出演作品を画像を交えてご紹介します。

「鹿賀丈史が三谷幸喜の舞台稽古にセリフ覚えて来ず絶縁状態?」からの続き

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出演作品(映画)

それでは、ここで、鹿賀さんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。

映画では、

1980年「野獣死すべし」
1981年「悪霊島」
     「化石の荒野」
1982年「疑惑」
1984年「麻雀放浪記」
1986年「キャバレー」


「疑惑」より。桃井かおりさんと鹿賀さん。

1988年「木村家の人びと」
1993年「卒業旅行 ニホンから来ました」
1996年「ウルトラマンゼアス」
     「さすらいのトラブルバスター」
1997年「ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影」-ベンゼン星人の声
2005年「戦国自衛隊1549」


「戦国自衛隊1549」より。

2006年「燃ゆるとき」
     「デスノート / デスノート the Last name」
2007年「西遊記」
2008年「K-20 怪人二十面相・伝」
2009年「ゼロの焦点」
     「笑う警官」


「笑う警官」より。

2011年「アンダルシア 女神の報復」
     「忍たま乱太郎」
     「映画 怪物くん」
2012年「ひみつのアッコちゃん」
2013年「謎解きはディナーのあとで」
     「武士の献立」


「忍たま乱太郎」より。

2014年「想いのこし」
2017年「相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断」
2018年「色のない洋服店」
2019年「七つの会議」
     「蜜蜂と遠雷」


「七つの会議」より。

出演作品(テレビドラマ)

テレビドラマでは、

1978年 NHK大河ドラマ「黄金の日日」
     「三男三女婿一匹(第2シリーズ)」
1979年「失楽園’79」
1979~1980年「三男三女婿一匹III」
1980年「松本清張シリーズ・天才画の女」
     「夜明けのタンゴ」
     「天皇の料理番」
     「妻は霧の中で」
     「江戸の朝焼け」


「黄金の日日」より。

1981年「君はまだ歌っているか」
     「青春戯画集」
     「本日も晴天なり」
     「Gメン’75」
1982年「家族ゲーム」


「家族ゲーム」より。鹿賀さん(左)と伊藤康臣さん(右)。

1983年 NHK大河ドラマ「徳川家康」
     「松本清張シリーズ・波の塔」
     「わたしの名は女です」
     「女の中の炎」
     「猟人日記」
     「残酷な旅路」
     「大奥」
     「どっきり天馬先生」
     「乙女学園男子部 どっきり双子先生」
     「夕日の用心棒」
     「鼠小僧次郎吉」
     「ホームタウンの事件簿」
     「松本清張の殺人行おくのほそ道」
     「森村誠一の奔放の宴」


「残酷な旅路」より。鹿賀さんと樋口可南子さん。

1984年「蜜の香りは苦く」
     「体の中を風が吹く」
     「冷血」
     「赤い偽証」
     「啜り泣く石」
     「弦鳴りやまず」
     「乙女学園すみれ寮」
     「団地妻の告白」
     「私鉄沿線97分署」


「私鉄沿線97分署」より。(左から)早見優さん、渡哲也さん、鹿賀さん。

1987年「金婚式」
     「ジャングル / NEWジャングル」
1989年「法王庁の避妊法」
     「雪国」
     「長崎異人館の女」
1990年「去って逝く人」
      NHK大河ドラマ「翔ぶが如く」


「翔ぶが如く」より。(左から)鹿賀さん、益岡徹さん、西田敏行さん、大橋吾郎さん。

1991年「殺意の誕生石」
     「ミカドの淑女」
1992~1998年「殺人捜査シリーズ」
1992年「綺麗になりたい」
1993年「振り返れば奴がいる」
     「瀬戸内少年野球団」


「振り返れば奴がいる」より。(左から)鹿賀さん、松下由樹さん、石黒賢さん。

1994~1996年「静かなるドン」
     「警部補 古畑任三郎」第8話
     「血族」
1995年「藏」
     「世にも奇妙な物語 秋の特別編『マエストロ』」
     「人狩り 就職戦線殺人事件」


「警部補 古畑任三郎」より。田村正和さんと鹿賀さん。

1996年「我等の放課後」
     「古畑任三郎スペシャル『消えた古畑任三郎』」
1996~2000年「せつない探偵 柚木草平の殺人レポートシリーズ」
1997年「日だまり刑事 容疑者リオの涙」
1999年「女医」
2000年「恋愛中毒」
2000~2005年「渡り番頭・鏡善太郎の推理」


「渡り番頭・鏡善太郎の推理」より。鹿賀さんと渋谷琴乃さん。

2001年「蜜蜂の休暇」
     「警視庁特別広域捜査官」
2003年「ブラックジャックによろしく」
2004~2008年「警視庁三係・吉敷竹史シリーズ」
     「FIRE BOYS 〜め組の大吾〜」
2006年「エル・ポポラッチがゆく!!」
2008年「オー!マイ・ガール!!」


「警視庁特別広域捜査官」より。(左から)伊藤かずえさん、鹿賀さん、綿引勝彦さん。

2010年「怪物くん」
     「ジョーカー 許されざる捜査官」
2011年「ブルドクター」第9話~第11話
     「外交官 黒田康作」
     「グッドライフ〜ありがとう、パパ。さよなら〜」


「ジョーカー 許されざる捜査官」より。鹿賀さん(左)と堺雅人さん(右)。

2012年「ラッキーセブン」最終話
     「松本清張没後20年特別企画 ドラマスペシャル 波の塔」
     「ビギナーズ!」
2013年「チキンレース」
2014年「昨夜のカレー、明日のパン」
2015年「まっしろ」第1話
     「保育探偵25時〜花咲慎一郎は眠れない!!〜」


「昨夜のカレー、明日のパン」より。 (左から)鹿賀さん、仲里依紗さん、溝端淳平さん。

2017年「富士ファミリー 2017」
      NHK大河ファンタジー「精霊の守り人」第3シーズン
     「道草」
     「増山超能力師事務所」
     「あいの結婚相談所」
     「アカギ『竜崎・矢木編 /市川編』」
     「炎の転校生 REBORN」


「アカギ『竜崎・矢木編 /市川編』」より。

出演作品(舞台)

舞台(「劇団四季」退団以降)では、

1986年「トーチソング・トリロジー」
1987~2001年「レ・ミゼラブル」
1995年「レ・ミゼラブル 10周年記念コンサート」
2000年「マクベス」
2001年「三文オペラ」
     「ジキル&ハイド」


「マクベス」より。

2003年「ジキル&ハイド」
2004年「レ・ミゼラブル コンサート」
2005年「デモクラシー」
     「レ・ミゼラブル プレミアム公演」
     「ジキル&ハイド」


「ジキル&ハイド」より。

2006年「ペテン師と詐欺師」
2007年「ジキル&ハイド」
     「レ・ミゼラブル 日本初演20周年記念公演」
     「錦繍」


「ペテン師と詐欺師」より。(左から)鹿賀さん、市村正親さん、鶴見辰吾さん。

2008年「ペテン師と詐欺師」
     「かもめ」
     「ラ・カージュ・オ・フォール」
2009年「ラ・カージュ・オ・フォール」
     「シラノ(英語版)」
     「錦繍」


「かもめ」より。(左から)麻実れいさん、藤原竜也さん、鹿賀さん。

2010年「鹿賀丈史・市村正親 それぞれのコンサート」
     「ファンタスティックス(英語版)」
2011年「レ・ミゼラブル 帝劇開場100周年記念公演」
     「太陽に灼かれて」
2012年「ラ・カージュ・オ・フォール」


「太陽に灼かれて」より。成宮寛貴さんと鹿賀さん。

2013年「シラノ」
     「ワイルドホーン・メロディーズ」
     「エニシング・ゴーズ」
2014年「ラブ・ネバー・ダイ」


「シラノ」より。鹿賀さんと濱田めぐみさん。

2015年「ラ・カージュ・オ・フォール」
     「デスノート The Musical」
2018年「ラ・カージュ・オ・フォール」
     「生きる」


「デスノート The Musical」より。小池徹平さん(左)と鹿賀さん(右)。

ほか、数多くの作品に出演されています。

NHK大河ドラマ「西郷どん」で島津斉興役

ところで、鹿賀さんは、2018年、NHK大河ドラマ「西郷どん」で島津斉興役を演じられているのですが、実は、大河ドラマへの出演は、「翔ぶが如く」以来、20年ぶりだったそうで、

鹿賀さんは、

「翔ぶが如く」で大久保利通を演じて以来、久しぶりの大河ドラマ出演が「西郷どん」でした。奇しくも西郷隆盛という主人公を描くドラマに出演することになったのには、ご縁を感じますね。

今回演じるのは島津藩主・島津斉興。オファーをいただいたときは、僕も随分と老けたものだなと思いました(笑)。

斉興は琉球交易をするなど薩摩藩主として精力的に政(まつりごと)をした人物。しかし、嫡男の斉彬を中心とする西洋趣向や世界に目を向けた動きに同調することができなかったために、古き良き薩摩を守りたいという信念に燃えたのではないかと思います。

と、語っておられました。


「西郷どん」より。

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受賞歴

さて、こうして、数多くの作品に出演されている鹿賀さんは、

1982年には、映画「疑惑」「第6回日本アカデミー賞」優秀助演男優賞、「エランドール賞」新人賞


「疑惑」より。鹿賀さんと桃井かおりさん。

1984年には、映画「麻雀放浪記」「第8回日本アカデミー賞」優秀助演男優賞

1986年には、映画「キャバレー」「第10回日本アカデミー賞」優秀助演男優賞


「キャバレー」より。

1998年には、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の初演以来、舞台の中核として活躍されてきた功績に対して「第24回菊田一夫演劇賞」特別賞

2005年には、ミュージカル「ジキル&ハイド」「レ・ミゼラブル」の演技に対し「第31回菊田一夫演劇賞」演劇大賞


「ジキル&ハイド」より。マルシアさんと鹿賀さん。

ほか、数多くの俳優賞を受賞されています。

また、1995年には、「第6回日本ジュエリーベストドレッサー賞(男性部門)」にも輝かれています。

「鹿賀丈史と市村正親は劇団四季の同期だった!」に続く

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