湯原昌幸さんが最初に言い出した「ナハナハ」を拝借して、自分の持ちネタとし、さらなる大ブレイクとなった、せんださんですが、後年、ビートたけしさんが、この「ナハ」のノリを、タケちゃんマン(「オレたちひょうきん族」)等で、受け継いだ(「パクった」)と、せんださんは主張しています(笑)
「せんだみつおの「ナハナハ」はウルトラマンが飛び立つ時のセリフだった!」からの続き
バラエティ番組「スター爆笑座」でビートたけしと出会う
せんださんは、西川峰子さんとバラエティ番組「スター爆笑座」の司会をしていた時、当時、売出し中の「ツービート」でアシスタントとして出演していたビートたけしさんと知り合ったそうで、
楽屋で、たけしさんから、
せんださん、『ぎんざNOW!』見てましたよ
と、声をかけられると、
せんださんは、
ありがとう、がんばれよ
などと、言ったそうです。
「ツービート」の面白さに衝撃を受けていた
実は、これより少し前に、ポール牧さんから、
ツービートってのはいいよー、いますごいよー、若手の漫才なんだけどかわいがってんだ
と、聞いたことがあったそうで、
せんださんは、そんなにすごいのならと、一度、「ツービート」の漫才を見に行ったことがあったそうですが、
じいさん、ばあさん殺して、いままでにない漫才だった。それまで私は他の番組見てても、私の方がおもしろいやっ て変な自信を持ってたんだけど、ツービート見た時、ああ、私より全然おもしろいや
と、その面白さに衝撃を受けていたのだそうです。
「スター爆笑座」ではビートたけしと「ナハ、ナハ」「コマネチ、アンドレアヌフ」等のネタを連発していた
さておき、その後、せんださんは、楽屋でたけしさんから、
今度ラジオやるんですよ。何か面白い話ありませんか
と、聞かれ、
(後にたけしさんの持ちネタとなる)村田英雄さんのネタなどを一緒に考えたこともあったほか、大盛り上がりするようになったそうで、
番組でも、視聴率が下降気味になった時には、えいやっとの気持ちで、たけしさんと二人で、「ナハ、ナハ」「コマネチ、アンドレアヌフ」などのネタを連発するようになり、
ディレクターからは、おもしろくないからやめるように言われるも、
それでは、コマネチ、来週は、ナハナハ、お楽しみにー、アンドレアヌフ
と、そのまま続け、そのハチャメチャぶりはとどまるところを知らなかったそうです(笑)
ただ、このノリは、その後、たけしさんの番組「たけしのオールナイトニッポン」や「オレたちひょうきん族」でも、たけしさんが使ったため、すっかり、たけしさんのノリとなってしまったそうで、せんださんは、パクられたと主張しています(笑)