1997年、アコムの自動契約機「むじんくん」のCMで、突如、有名になった「せんだみつおゲーム」ですが、実は、せんださん本人は知らなかったといいます。今回は、そんな「せんだみつおゲーム」のルールなどについてご紹介します。
「せんだみつおのデビューからの出演TVドラマ映画を画像で!」からの続き
「せんだみつおゲーム」がアコムの自動契約機「むじんくん」のCMで有名に
せんださんは、1996年頃、当時、読売ジャイアンツの投手だった桑田真澄さんから、「せんだみつおゲーム」が流行っていることを聞いたそうで、
(せんださん自身は知らなかったそうです)
翌年の1997年、アコムの自動契約機「むじんくん」のCMで、チャント星人(セイン・カミユさん)と土星人が合コン中に、この「せんだみつおゲーム」をやっていたことで、広く世間に知られることとなり、当時、合コンでは欠かせないゲームとなったそうです。
ちなみに、せんださんは、著書「ナハ」で、
こうしてドラマもやって、ときどきお笑いの方で「拾いの仕事」もらって、氷河期に入ってから現在に至るまで、ただ 普通のお父さんとして必死で仕事をつないできたのが本当の「せんだ みつお」なんだけど、
一方で一人歩きした「せんだ みつお」がいて、その虚像のせんだはゲームにまでなったんだよね。「せんだ、みつお、ナハナハ、せんだ、みつお、ナハナハ」
と、綴っています。
(せんださん自身は、この「むじんくん」のCMには出演していないのですが、制作側に名前の使用を快諾したそうです)
「ナハ」
「せんだみつおゲーム」のルール
それではここで、「せんだみつおゲーム」のルールをご紹介しましょう。
- 5~10名ほどのプレイヤーを集める
- 参加者は全員の顔が見えるようにテーブルを囲むように座る(車座、円陣)
- (じゃんけんやクジ引きなどで)親を決める
- 親は「せんだ」と言いながら誰かを指す
- 指された人は「みつお」と言いながら別の誰かを指す
- 「みつお」と言って指された人は身動きしてはならず、その両隣の人が「ナハッナハッ」と手振もつけながら言う
- 「みつお」と言って指された人は、(親となり)「ナハッナハッ」から間髪入れず「せんだ」と言って別の誰かを指す
- 以上のことを繰り返す
- 言い間違いや行動の間違い、リズムを崩した人が負けとなる
- 負けた人は罰ゲームを受ける
と、ルールはいたってシンプルなので、合コンなどで盛り上がること間違いありませんね。
派生した「武田鉄矢ゲーム」「桂三枝ゲーム」なるものも生まれていた
ところで、この「せんだみつおゲーム」から派生したゲームとして、「桂三枝ゲーム」「武田鉄矢ゲーム」なるものもあるそうで、
「桂三枝ゲーム」では、
- 「せんだ」⇒「桂」
- 「みつお」⇒「三枝」
- 「ナハナハ」⇒「いらっしゃぁーい」(髪をかきあげるような手振もつけながら)
に、置き換わり、
「武田鉄矢ゲーム」では、
- 親が「なんですかぁ」と言って髪をかき上げる。(かき上げる手は左右どちらでも良い)
- 上げた手の側の人が同様に、「なんですかぁ」と言って髪をかき上げる
- さらにその隣の人が「こるぁ加藤ー!」と言って誰かを指す
- 指された人が親となり、「1」から、これを繰り返す
と、なるそうです(笑)