数多くのテレビドラマで、渋い二枚目からコミカルな三枚目まで幅広く演じていた、清水章吾(しみず しょうご)さんですが、2002年、59歳の時、消費者金融「アイフル」のCMに出演すると、一躍、国民的な人気を博します。

「清水章吾が若い頃は「噂の刑事トミーとマツ」で三枚目を演じていた!」からの続き

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消費者金融「アイフル」のCMで大ブレイク

長年、渋いバイプレイヤーだった清水さんですが、2002年、59歳の時、消費者金融「アイフル」のCMで、チワワのくぅ~ちゃんと共演すると、一躍、「カワイイおじさん」として話題になって大ブレイクし、その後、このCMはシリーズ化され、清水さんも、4年に渡って出演し、国民的な人気を博しているのですが、

清水さんは、このCMに出演した経緯について、

最初はお断りしたんです。犬や子役が共演相手だと、どんなにいい演技をしても“食われて”しまいますからね。どうしてもと言われて、3か月だけということで受けました。

本契約ではなく、ギャラは1回80万円。人気が出て契約が延長されても金額が上がることはありませんでしたよ

子供とか犬との共演は、“食われちゃう”から避ける人が多いけどね。ワンクールの予定が4年続いちゃった。セリフなし、目の演技だけで4年かぁ

と、最終的には、犬が好きだったことから、このCMを引き受けたと語っています。


「アイフル」のCMより。清水さんとチワワのくぅ~ちゃん。

チワワのくぅ~ちゃんは懐いてくれなかった

ちなみに、チワワのくぅ~ちゃんは、オーディションで300匹のチワワの中から選ばれたそうですが、監督の意向で、「別れ際の男と女」のようにしたかったため、瞳がウルウルのくぅ~ちゃんが選ばれたそうです。

(最終審査では、7匹にまで絞られたそうですが、きれいすぎる犬は落とされたのだそうです)

ただ、くぅ~ちゃんは、清水さんにあまり懐(なつ)いてくれなかったそうで、海辺で一緒に走るシーンでは、清水さんから逃げ回っていたほか、キスをする場面でも、なかなかキスをしてくれず、清水さんの顔にバターを塗って撮影したのだそうです。


「アイフル」のCMより。

(そんなくぅ~ちゃんですが、3年経った頃、急に懐くようになったそうで、ちょうどこの頃、くぅ~ちゃんの死亡説が流れていたことから、清水さんは、くぅ~ちゃんが亡くなって、くぅ~ちゃんの子供にこっそり替えられていたのではと思っているそうです)

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アイフルのCMの効果でチワワの人気が高騰していた

ところで、清水さんは、CM出演後しばらくして、チワワを飼おうと思い、ペットショップに行ったそうですが、このCMの影響で、チワワの人気が上がり、もともと10万円だった価格が40万円と高騰していたそうで、世田谷のペットショップに至っては、100万円になっていたのだそうです。

ただ、ペットショップのオーナーからは、

清水さんのおかげで儲けさせてもらったから無料でいい

と、言われたそうです(笑)

「清水章吾のデビューからの出演CMドラマ映画を画像で!」に続く

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