1968年、ドラフト1位で阪神に入団し、いきなり入団1年目に22本塁打を放って新人王に輝くと、その後も、通算1532安打、474本塁打(歴代11位)、1135打点という素晴らしい成績を残し、2020年には野球殿堂入りも果たしている、田淵幸一(たぶち こういち)さん。今回は、そんな田淵さんの成績をご紹介します。

「田淵幸一は引退表明した日に夜のヒットスタジオに生出演していた!」からの続き

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プロ野球選手(現役)時代の打撃成績

それではここで、田淵さんの現役時代の打撃成績をご紹介しましょう。

  • 1969年(阪神)
    81安打 打率2割2分6厘 22本塁打 56打点 1盗塁(15二塁打 1三塁打 47得点 四球42 敬遠1 出塁率3割2分 長打率4割5分7厘)で、新人王
  • 1970年(阪神)
    77安打 打率2割4分4厘 21本塁打 40打点 1盗塁(11二塁打 0三塁打 40得点 四球32 敬遠3 出塁率3割2分7厘 長打率4割7分8厘)
  • 1971年(阪神)
    63安打 打率2割2分8厘 18本塁打 45打点 2盗塁(5二塁打 0三塁打 34得点 四球45 敬遠3 出塁率3割4分7厘 長打率4割4分2厘)
  • 1972年(阪神)
    121安打 打率2割5分8厘 34本塁打 82打点 2盗塁(16二塁打 2三塁打 71得点 四球55 敬遠14 出塁率3割4分1厘 長打率5割1分8厘)
  • 1973年(阪神)
    102安打 打率2割5分6厘 37本塁打 90打点 0盗塁(6二塁打 0三塁打 77得点 四球85 敬遠24 出塁率3割9分3厘 長打率5割5分)
  • 1974年(阪神)
    113安打 打率2割7分8厘 45本塁打 95打点 2盗塁(14二塁打 0三塁打 83得点 四球102 敬遠28 出塁率4割3分7厘 長打率6割4分4厘)
  • 1975年(阪神)
    129安打 打率3割3厘 43本塁打 90打点 2盗塁(14二塁打 4三塁打 79得点 四球88 敬遠25 出塁率4割3分7厘 長打率6割5分7厘)で、本塁打王(最高長打率)
  • 1976年(阪神)
    122安打 打率2割7分7厘 39本塁打 89打点 1盗塁(14二塁打 0三塁打 82得点 四球65 敬遠8 出塁率3割7分9厘 長打率5割7分5厘)

  • 1977年(阪神)
    89安打 打率2割6分1厘 23本塁打 59打点 2盗塁(11二塁打 0三塁打 48得点 四球32 敬遠4 出塁率3割3分3厘 長打率4割9分6厘)

  • 1978年(阪神)
    119安打 打率2割8分8厘 38本塁打 89打点 1盗塁(8二塁打 0三塁打 64得点 四球44 敬遠5 出塁率3割6分6厘 長打率5割8分4厘)

  • 1979年(西武)
    100安打 打率2割6分2厘 27本塁打 69打点 0盗塁(14二塁打 2三塁打 59得点 四球33 敬遠1 出塁率3割3分3厘 長打率5割2分1厘)

  • 1980年(西武)
    117安打 打率2割6分6厘 43本塁打 97打点 3盗塁(9二塁打 1三塁打 75得点 四球49 敬遠3 出塁率3割5分3厘 長打率5割8分4厘)

  • 1981年(西武)
    70安打 打率2割4分7厘 15本塁打 49打点 0盗塁(3二塁打 1三塁打 31得点 四球40 敬遠2 出塁率3割4分5厘 長打率4割2分4厘)

  • 1982年(西武)
    74安打 打率2割1分8厘 25本塁打 59打点 0盗塁(8二塁打 0三塁打 43得点 四球40 敬遠1 出塁率3割3厘 長打率4割6分2厘)

  • 1983年(西武)
    88安打 打率2割9分3厘 30本塁打 71打点 1盗塁(11二塁打 0三塁打 56得点 四球43 敬遠2 出塁率3割9分 長打率6割3分)

  • 1984年(西武)
    67安打 打率2割3分 14本塁打 55打点 0盗塁(8二塁打 1三塁打 20得点 四球28 敬遠1 出塁率3割3厘 長打率4割9厘)

と、現役生活16年1739試合(阪神、西武)、通算1532安打 打率2割6分 474本塁打 1135打点 18盗塁(167二塁打 12三塁打 909得点 823四球 敬遠125 出塁率3割6分1厘 長打率5割3分5厘)と、輝かしい成績を残しています。

タイトル

そんな田淵さんは、

本塁打王(1975年)を1回、獲得しています。

新人王、MVP2回、ベストナインほか表彰も多数

また、田淵さんは、そのほかにも、

  • 新人王(1969年)
  • ベストナイン5回(1972-1976年)
  • ダイヤモンドグラブ賞2回(1973-1974年)
  • 正力松太郎賞1回(1983年)※選手として表彰
  • 日本シリーズ優秀選手賞1回(1983年)
  • パ・リーグプレーオフ優秀選手賞1回(1982年)
  • 月間MVP2回(1975年4月、1983年5月)
  • 野球殿堂エキスパート部門(2020年)

と、賞も数多く受賞しています。

4打数連続本塁打ほかNPB記録多数

そんな田淵さんは、

  • 4打数連続本塁打 ※史上5人目、歴代2位タイ
  • 13打席連続出塁
  • 3イニング連続本塁打 ※史上4人目、対広島東洋カープ戦(阪神甲子園球場)、6回から8回にかけてソロ、ソロ、2ラン
  • 通算0犠打 ※通算6875打席での記録は史上3番目の多さ、日本人史上最多
  • 通算125敬遠 ※リーグ最多敬遠を記録していない選手の中では歴代最多
  • オールスターゲーム出場11回(1969-1976年、1978年、1979年、1984年)

と、様々な記録も残しています。

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背番号

ちなみに、田淵さんの背番号ですが、

  • 22(阪神タイガース 1969年-1978年、西武ライオンズ 1979-1984年)
  • 81(福岡ダイエーホークス 1990-1992年)※監督
  • 88(阪神タイガース 2002-2003年、東北楽天ゴールデンイーグルス 2011-2012年)※コーチ

で、現役時代は、ずっと「22」、その後、ダイエー監督時代は「81」、阪神・楽天コーチ時代は「88」を背負っています。

「田淵幸一は広岡達朗西武監督の後任監督として噂されていた!」に続く

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