ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ「Kis-My-Ft2」のメンバーである、北山宏光(きたやま ひろみつ)さん。その幼さの残る、親しみやすい笑顔が魅力的な北山さんですが、実は努力の人でもありました。
デビュー前は?
北山さんは、小学校1年生から、
サッカーを始めておられ、
ずっとサッカー漬けの、
少年時代を送られていたようです。
なので、幼い頃の夢は、
プロのサッカー選手になることだったそう!
高校は、芸能人御用達の、
堀越学園高等学校に進学されたそうですが、
芸能人を目指されていたわけではなく、
サッカーがしたかったのだとか。
実は、堀越学園のサッカー部は、
インターハイに何度も出るくらい強く、
北山さんは、サッカーで推薦入学をされたのでした。
そんな北山さんは、
入学式で山下智久さんを見かけられ、
山下さんが金髪だったことに驚かれたそうです。
そして、山下さんが、
中学の頃から働かれていることを知り、
さらに、驚いたそうです(^^)
ジャニーズに入所
そのことを、
友達の家に行った時に話すと、
その友達の妹さんに、ジャニーズ入りを勧められ、
しかも、その妹さんが、
ジャニーズ事務所に履歴書を送ってくれたのだとか!
しばらくして、オーディションの通知が来たのですが、
サッカーの練習があるから、
無理だろうと思っていたそうです。
しかし、たまたま、
その日は、サッカーの練習が休みだった為、
そのことに、何か運命めいたものを感じられたようです。
北山さんは、なんとか、
サッカーと芸能活動を両立したいと思い、
サッカーの監督に相談すると、
「目標がふたつあるヤツはいらない」
と言われてしまったのだとか・・・
とりあえず、
オーディションだけは行くことに。
そして、オーディションの最後の日に、
レッスン日を言い渡されます。
北山さんは、
サッカーか、ジャニーズか決められないまま、
サッカーの練習と、ダンスレッスンに通われたそうです。
サッカーの朝練 ⇒ 授業 ⇒ サッカーの放課後の練習 ⇒ ダンスレッスン
という流れで、
夜中までレッスンをされていたそうです。
そんなあるとき、北山さんは、
長瀬智也さんが主演を務められた、
ドラマ「ハンドク!!!」の最終回を偶然見られ、
それに感銘を受け、
芸能活動に専念することを決意されます。
やっと、芸能活動一本に絞られた北山さんですが、
今度は、ご両親が大反対。
ご両親は二人とも教師で、
息子である北山さんには、大学を出て、
公務員になってほしかったからです。
しかし、大反対を受けて、
かえって、その決意は揺るぎないものになり、
サッカーもきっぱり辞められたんだとか。
未練が残るのも嫌で、
それまで使われていたスパイクもボールも、
すべて捨てられたそうです!
すごい決意ですね~
今まで夢中だったものを、すべて捨ててでも、
挑戦したいと思うほど、
北山さんにとって、
芸能界は魅力的に映ったのでしょう。
友達の妹さんが、履歴書を送られた時から、
北山さんの運命は、
その方向に流れていたのかもしれませんね。
ジャニーズJr.時代!
しかし、北山さんは、
ジャニーズに入られてからも、
なかなか苦労の連続だったようです。
自分よりずっと年下の子に、
呼び捨てにされる、上下関係のない環境は、
それまで体育会系の中で育った北山さんには、
理解しがたいものだったそうです。
ダンスも下手で、
バック転もできなかった北山さん。
そこで、まず北山さんがしたことは、
プライドを捨てることだったそう。
サッカー部を辞めたことで、
サッカー仲間からは、
「途中で夢を投げ出したヤツ」
と思われていることも、くやしくて、
とにかく、
自分が違う生き方を選んだことは、
間違っていない。
ということを証明したくて、
がむしゃらに、
ダンスのレッスンをされたのだそうです。
北山さんは、努力で、
自分の道を切り開いてこられたんですね。
Kis-My-Ft2!
そして、2004年4月、
北山さんは、現在の「Kis-My-Ft2」の前身である、
「Kis-My-Ft」が結成された時に、メンバーに選ばれます。
まさに、
北山さんの努力の賜物ですね。
熱心なファンの方の話によると、
デビュー前は、ホストのような格好をされていたようで、
後輩に恐れられていたのだとか(^^;)
ヴィジュアル的にも怖く、
雰囲気もどこか尖っていたような印象を受けられたそうです。
「Kis-My-Ft2」のメンバー全員が、
ホストのような格好をしていたので、
それに合わされていたのかもしれませんが、
やはり、バカにされたくない、
という気持ちが強かったのかもしれません。
しかし、「Kis-My-Ft2」でデビューした後は、
笑顔が増え、親しみやすい雰囲気になったとのことで、
現在の北山さんのイメージそのものですね。
人気が出て、仕事も納得のいくものになり、
自信をつけられたことから、
余裕が生まれたのでしょう。
北山さんは、もともとは、
そのようなお人柄なのかもしれません。
今では、サッカーの仲間たちも、ご両親も、
誰も、北山さんの選んだ人生に、
異を唱える人はおられないでしょう。
「人は平等ではない」と力説する北山さん。
人の生まれ持ったタレント性や才能って、平等じゃない。
だけど、夢を持って走り続けたいから、
チャンスは誰にでも平等に訪れるって思うんです。
ご自身の経験から語られた、
重みのある言葉には、じ~んときますね。
その親しみやすい笑顔の裏で、
相当な努力を重ねて来られた北山さんを、
これからも応援したいです!!