フジテレビの看板アナウンサーとして、38年の長きに渡り活躍し、2002年にフリーとなってからも、TBSの情報番組「おはよう!グッデイ」でメインキャスターを務めた、露木茂(つゆき しげる)さんですが、2020年には、病気(尿管ガン)が判明していたといいます。
今回は、露木茂さんが、尿管ガンと診断されるまでの経緯とその後についてご紹介します。
「露木茂の妻・軽部和子との馴れ初めは?子供は息子が2人!」からの続き
露木茂は盲腸の手術後のCTで尿管(腎臓)ガンが判明していた
露木茂さんは、2021年8月27日、トーク番組「徹子の部屋」に出演した際、2020年に左尿管ガンと診断されたことを明かしています。
露木茂さんによると、2020年2月、盲腸の手術で入院し、退院前日に、CTスキャンで傷跡を確認した際、左の腎臓の下の尿管に腫瘍があることが分かったそうで、
国立病院機構東京医療センター泌尿器科医長の斉藤史郎医師の診察を受けたところ、
斉藤医師から、
この部位の腫瘍で良性は99%あり得ません。がんで間違いないでしょう
と、はっきり言われたそうです。
(ガンの告知と言えば、家族や親族が呼ばれて重々しいイメージがあったそうですが、この日は一人で、斉藤医師がサラッと事務的に告知してくれ、むしろ好印象を抱いたそうです)
露木茂はガンを告知されてすぐに手術を決意していた
ちなみに、斉藤医師からガンを告知された時、ステージは不明だったそうですが、露木茂さんは、(斉藤医師がサラッと告知してくれたおかげか)意外にも落ち着いていて、すぐに手術をすることを決意したそうで、
落ち込むよりも先に、奥さん、息子さん二人、親戚に一斉に電話して、
俺さあ、腎臓ガンらしい
と、伝えたそうです。
露木茂はガンの手術に当初は不安だったが医師の言葉で安心できていた
とはいえ、いざ手術となると、不安があったそうですが、
斉藤医師が、
私たちはチーム医療に徹していて、泌尿器科の医師全員があなたのデータを共有しているので何も心配しないでください
と、言ってくれたそうで、
露木茂さんは、この言葉にすっかり安心し、斉藤医師にすべてを任せようと思ったのだそうです。
露木茂はガンの手術後、順調に回復していた
こうして、露木茂さんは、左の腎臓、尿管、膀胱(ぼうこう)の一部を摘出する手術を受けると、手術は5時間にも及んだそうですが、
斉藤医師には、
高齢だから寝ていると足がどんどん動かなくなる
と、言われ、
手術をした翌日から、さっそく歩く練習をさせられたそうです。
(露木茂さんは、部屋の中をゆっくり歩くことから始めたそうですが、苦しかったそうです)
そんな中、術後は体重が10キロほど減ってしまったそうですが、その後は、順調に回復し、現在は、体重も元に戻り、定期検診でも何の異常もなく、日常生活が送れているとのことで、
露木茂さんは、
自分がガンになって思ったのは、医学の進歩によってガンはそこまで“大仰な病”ではなくなったということです。以前はガンになるということが周囲に与える印象がもっと強かったように思います。
その昔ガンになったことを隠して働き続けて、世間に公表する際に記者会見を開いた親友の逸見政孝くんのことを思い出しました。ありがたいことに、手術後の2年間は健康に過ごせています
と、語っています。