21歳頃から声優の仕事を始めると、以降、「マッハGoGoGo」(志村ミチ役)、「みつばちマーヤの冒険」(マーヤ役)、「さるとびエッちゃん」(エツ子役)などの声の出演をして人気を博し、1972年には、「サザエさん」の磯野ワカメ役、1979年には、「ドラえもん」の源静香役で大ブレイクした、野村道子(のむら みちこ)さん。

そんな野村道子さんは、小学生の頃にラジオドラマに夢中になり、声を使った仕事に憧れるようになると、中学・高校時代には、演劇部に所属し、高校3年生の時には、俳優養成所に通い始めたそうで、

俳優養成所卒業後の20代前半の頃には、フジテレビの朝番組開局に伴い、お天気キャスターオーディションに応募すると、見事、合格し、初代お天気お姉さんとして3年間活動していたといいます。

今回は、野村道子さんの、生い立ち(幼少期)からお天気お姉さん時代をご紹介します。

野村道子

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野村道子のプロフィール

野村道子さんは、1938年3月31日生まれ、
神奈川県横浜市の出身、

身長150センチ、
体重43キロ、

血液型はA型、

学歴は、
神奈川学園中学校・高等学校卒業

趣味は、ダンス、太極拳、エアロビクス、着付け

ちなみに、「野村道子」は本名で、結婚後は「内海道子」(うつみ みちこ)、愛称は、ミッチィ、みっちゃんだそうです。

野村道子は2歳の時に親戚の養女になっていた

野村道子さんは、次女として誕生すると、2歳の時に大阪府に住んでいた親戚の養女となったそうですが、戦争中は、疎開先の岐阜県で、実親、兄弟と一緒に暮らし、終戦後は、再び、実家に戻ったそうです。

野村道子は小学生時代、ラジオドラマが好きで放送劇をやる人になりたいと思っていた

野村道子さんは、小学生の頃、ラジオドラマが好きで、学校から帰って来ると、ラジオにかじりついて夢中になって聴いていたそうで、その頃から、「放送劇をやる人になりたいな」「声の仕事をしたいな」と、思っていたそうです。

(この頃は、まだテレビはなく、ラジオドラマ全盛の時代だったそうです)

野村道子は中学・高校時代は演劇部に所属していた

ただ、どうすれば、声の仕事に就けるのか分からず、神奈川学園中学校・高等学校時代は、演劇部に所属していたそうですが、

演劇部のコーチが、根本嘉也さんというシェークスピアを専門にやっていた人と、後に有名になった杉浦直樹さんという、本物の俳優だったことから、恵まれた環境で部活動をすることができたそうです。

杉浦直樹
杉浦直樹さん

野村道子は高校3年生の秋に劇団の養成所に通い始めていた

そんな野村道子さんは、高校3年生の秋、東京アナウンスアカデミーが設立した劇団に応募すると、未成年だったため、断られたそうですが、役者の養成部門を勧められたため、通い始めたそうです。

野村道子は養成所卒業後はテレビやCMに端役で出演していた

そして、養成所卒業後、劇団員になると、演技の指導に来ていたプロデューサーやディレクターの番組に、端役で出演させてもらったりしたのだそうです。

(当初は、生コマーシャルやドラマなど、映像の仕事が中心だったそうです)

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野村道子は20代前半の頃にフジテレビの初代お天気お姉さんとして活動していた

そんな野村道子さんは、20代前半の時、フジテレビの朝番組開局に伴い、お天気キャスターオーディションに応募すると、見事、合格したそうで、初代お天気お姉さんとして3年間活動していたそうですが、

お天気お姉さん時代は、毎朝、天気予報があったため、朝のロケに行けず、朝から始まるテレビドラマの撮影に参加できなくなり、次第にアフレコの仕事増えていったそうで、

野村道子さんは、その頃の生活について、

天気予報をやった3年間は、朝天気をお知らせして、10時からスタジオに入ってアテレコ。夕方からの仕事は徹夜になっちゃうから翌朝フジテレビへ直行みたいなね、そんな感じでしたね。

と、語っています。

また、アフレコの仕事について、

当時の吹き替えの現場は大変だったんですよ。器械も良くない、翻訳も良くない、俳優さんも絵に合わせられない。

飛び抜けてディレクターがプロということもなく、みんなが「せーの」で一緒に歩き出したからいろいろ協力し合ってね。早く収録を終わらすために(笑)。

翻訳の修正は、ディレクターも俳優もみんなで協力してやったんですよ。言葉が足りないときは「“ねぇジョニー”って足してみようか」とかね。あそこは長い、ここは短いと、本の直しをしながらやっていると朝になっちゃうことがよくありました。

とも、語っています。

「【画像】野村道子の若い頃はワカメとしずかちゃん!デビューからのキャラや経歴を時系列まとめ!」に続く

お読みいただきありがとうございました

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