「かぐや姫」解散後は、フォークデュオ「風」を結成すると、1975年2月にリリースした1stシングル「22才の別れ」が大ヒットを記録し、その後も、同年6月にリリースしたアルバム「風ファーストアルバム」をヒットさせた、伊勢正三(いせ しょうぞう)さん。

今回は、そんな伊勢正三さんの、若い頃(「風」時代)からの代表曲(歌)や経歴を時系列でまとめてみました。

伊勢正三

「【画像】伊勢正三の若い頃は?デビューから「かぐや姫」時代までの代表曲や経歴を時系列まとめ!」からの続き

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伊勢正三は23歳の時に大久保一久とフォークデュオ「風」を結成し「22才の別れ」をリリースすると大ヒット

19歳の時、高校時代の先輩・南こうせつさんに誘われ、「南こうせつとかぐや姫」(第二期「かぐや姫」)に入って活動していた伊勢正三さんですが、

「かぐや姫」が、人気絶頂だった1975年(伊勢正三さん23歳)、同年4月12日の「東京神田共立講堂」コンサートをもって解散することが決まると、

ソロとしてやっていく自信がいまいち持てなかった伊勢正三さんは、かねてより仲良くしていた「猫」というバンドで活動していた大久保一久さんを誘い、「かぐや姫」が解散する前の1975年2月に、フォークデュオ「風」を結成し、「22才の別れ」でデビューすると、大ヒットを記録しています。

「22歳の別れ」
「22才の別れ」

伊勢正三が23歳の時にはアルバム「風ファーストアルバム」も大ヒット

また、伊勢正三さんは、1975年6月には、「風」の1枚目のアルバムとして、「風ファーストアルバム」をリリースしているのですが、

このアルバムには、大ヒットした「22才の別れ」は収録しなかったにもかかわらず、こちらも大ヒットとなっています。

(「22才の別れ」は、あくまで、「かぐや姫」時代の曲だったため、新しい相棒・大久保一久さんとの「風」としての音楽を提示したいと思ったのだそうです)

「風ファーストアルバム」
「風ファーストアルバム」

ちなみに、この「風ファーストアルバム」には、細野晴臣さんや松任谷正隆さんをはじめとする「ティン・パン・アレー」のメンバーや、山下達郎さんのバンド「シュガー・ベイブ」など、当時の音楽シーンの最先端をいく人たちがレコーディングに参加してくれたそうです。

伊勢正三は28歳の時に「風」を活動休止していた

その後、伊勢正三さんは、作曲に没頭し、

とリリースするのですが・・・

やがて、「風」の方向性を見失い、1979年には、「風」の活動を休止しています。

(2008年には、「風」の再結成が計画されたそうですが、その矢先に大久保一久さんが病に倒れてしまい、再結成が実現しないまま、大久保一久さんは、闘病の末、2021年9月に他界されています)

伊勢正三は28歳の時にアルバム「北斗七星」でソロデビュー

そして、1980年4月、28歳の時には、ソロに転向し、ソロとしてのファーストアルバム「北斗七星」をリリースすると、

「北斗七星」
「北斗七星」

以降、

を、リリースしています。

伊勢正三が41歳から51歳の時には「海がここに来るまで」「メガロポリスの錯覚」「時のしずく」「garden」をリリース

その後、伊勢正三さんは、表立った活動はあまりしていなかったのですが、1993年、41歳の時、本格的にソロ活動を再始動すると、

と、リリースしています。

また、ソロ活動のかたわら、様々なミュージシャンともコラボレーションしています。

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伊勢正三の現在は?

そんな伊勢正三さんは、70代となった現在も、ソロのライブ、他のアーティストとのコラボレーション、コンサートプロデュースなど、幅広く活動し、2019年には、アルバム「Re-born」もリリースしています。

「Re-born」
「Re-born」

また、2024年、73歳の時には、イルカさんと共に「『なごり雪』50周年スペシャル 伊勢正三&イルカ コンサート」を開催しています。

伊勢正三とイルカ
伊勢正三さんとイルカさん。

「伊勢正三の「なごり雪」「22歳の別れ」は「かぐや姫」ではシングルカットされなかった!」に続く

お読みいただきありがとうございました

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