1960年代、「無情の夢」「ゴンドラの唄」「背広姿の渡り鳥」「今は幸せかい」など、次々とヒットを連発し、人気歌手となった、佐川満男（さがわ みつお）さん。
そんな佐川満男さんは、プライベートでは、結婚を3回、離婚を2回しています。
今回は、佐川満男さんの、元妻・伊東ゆかりさんとの馴れ初めと離婚理由、再婚相手、娘についてご紹介します。
「【画像】佐川満男の若い頃は？｢今は幸せかい｣他のヒット曲は？死因は？」からの続き
佐川満男と伊東ゆかりの馴れ初めは？
佐川満男さんは、1971年7月、31歳の時、歌手の伊東ゆかりさんと結婚しています。
ちなみに、佐川満男さんは、もともと、伊東ゆかりさんの歌が好きだったそうで、初めて一緒に映画を観に行った際、すぐに週刊誌にスクープされ、結婚かと騒がれたことから、1～2週間交際しただけでスピード結婚したのだそうです。
佐川満男が元妻・伊東ゆかりと離婚した理由とは？
佐川満男が伊東ゆかりの才能に嫉妬していた
ただ、結婚生活は長くは続かず、早くも1975年5月には離婚しています。
佐川満男さんは、離婚の理由について、
同じ歌手でしょ、男は才能に嫉妬してしまう。子供のときから歌っているゆかりさんの才能、歌のうまさ。勝てんなーと分かる。
ある音楽祭でゆかりさんが受賞したので、パーティーに来てねと言われた。でもね、自分の服装がみすぼらしく思えて、会場に行く前にバーで飲んでベロベロになり、パーティーに行けなかった。
と、伊東ゆかりさんとの”格差婚”だったと語っています。
津川雅彦と朝丘雪路の娘の誘拐事件が関係していた
また、離婚のもう一つの理由として、1974年、津川雅彦さんと朝丘雪路さんの娘さんが誘拐された事件が関係していたといいます。
1974年、津川雅彦さんと朝丘雪路さんの娘さんが誘拐されるという事件が起きたのですが、犯人の供述によると、なんと、当初は、佐川満男さんと伊東ゆかりさんの娘さんを狙っていたそうで、
佐川満男さんの自宅を探ろうと、仕事から帰宅中の佐川満男さんの車を尾行するも、佐川満男さんがあまりにも飛ばしていたことから、振り切られ、結局、佐川満男さんの家が分からなかったそうですが、
なぜか、佐川満男さんと伊東ゆかりさんはこのことをきっかけに口論になっていたのだそうです。
ちなみに、佐川満男さんは、離婚後、人生をリセットしようと、東京を離れて、大阪の北新地にクラブ「ルーマーハウス・アスク」をオープンすると、同年（1975年）6月には、歌手を廃業し、芸能界を離れています。
佐川満男と元妻・伊東ゆかりは離婚後は良好な関係を築いていた
そんな佐川満男さんと伊東ゆかりさんですが、離婚後は良い関係を築いていたようで、2001年には、「佐川満男 with 伊東ゆかり」としてシングル「かんにんしてや」（デュエット）をリリースするほか、
2016年4月に佐川満男さんが神戸で「芸能生活55周年大感謝祭～生前葬～」を行った際には、伊東ゆかりさんが娘さんと共に出席するほか、トーク番組「徹子の部屋」にも3人揃って出演しています。
（佐川満男さんによると、離婚後、伊東ゆかりさんに復縁を迫ったことがあったそうですが、断られたそうです）
（左から）佐川満男さん、娘の宙美さん、元妻の伊東ゆかりさん。
佐川満男の再婚相手（2番目の妻）は？
さておき、佐川満男さんは、伊東ゆかりさんと離婚後は、1988年に、伊東ゆかりさんと同世代の一般女性と再婚していたといいます。
実は、この再婚相手とも一度離婚したそうですが、佐川満男さんのお母さんの介護を助けてくれたことがきっかけで、復縁したそうで、
佐川満男さんは、奥さんについて、
頭が上がりません
と、語っています。
ちなみに、佐川満男さんが、2016年4月に神戸で「芸能生活55周年大感謝祭～生前葬～」を開催した際、前妻の伊東ゆかりさんと娘さんも呼んで歌いたいことを伝えた際も、奥さんは理解してくれたといいます。
（佐川満男さんが、2024年4月12日、胆のう炎で亡くなった際も、奥さんに看取られたそうです）
佐川満男の子供（1人娘）は歌手の宙美
佐川満男さんは、元妻の伊東ゆかりさんとの間に娘が一人誕生しており、歌手の宙美（ひろみ）さんです。
（誕生日は4月2日ですが、年齢は非公開）
そんな宙美さんは、2002年12月、お母さんの伊東ゆかりさんのアルバム「Touch me Lightly」の収録曲「瞳が微笑むから」で、伊東ゆかりさんとデュエットすると、
2007年6月には、「ふたりの小舟～The water is wide～」で歌手デビューを果たしているのですが、その後の活動の詳細は不明です。
ちなみに、佐川満男さんは、生前、宙美さんについて、
（伊東）ゆかりさんと宙美は声が似ていて、デュエットするとハマる
と、語っていました。
（左から）佐川満男さん、赤ちゃんの頃の宙美さん、元妻の伊東ゆかりさん。
1960年、シングル「二人の並木径」でレコードデビューすると、同年には、4枚目のシングル「無情の夢」が大ヒットを記録し、その後も、「ゴンドラの唄」「背広姿の渡り鳥」など、ヒットを連発した、佐川満男（さがわ みつお）さん。 …
