2008年に「ズットズレテルズ」でMCを担当されていた呂布(りょふ)さんは、2009年に「ズットズレテルズ」が解散した後は、様々なバンドにラッパーとして参加しつつ、ソロでもライブ活動を展開。現在は、ヒップホップグループ「KANDYTOWN」のMCとして活動されています。


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東京二子玉川出身

呂布さんの実家は、東京二子玉川駅近くにある、
おじいさんの代から続く酒屋だそうで、

「ズットズレテルズ」のCDジャケットに写っている車は、
実家である酒屋さんの配達用に使っていた車。

呂布さんは、地元の二子玉川が大変気に入っており、
特に、部屋の目の前に広がる河川敷がお気に入りということで、

音楽作りに煮詰まると、河川敷に出てきて、
そこで歌詞を書いたりされるのだそうです。

「ズットズレテルズ」。(後列左から)ドカットカット(草刈雄士)さん、
スコポン(オカモトレイジ)さん、ラキタさん、ヒゲメガネ(ハマ・オカモト)さん、
(前列左から)ひでちゃん、皿・粉(オカモトショウ)さん、呂布さん。

ヒップホップとの出会い

呂布さんのヒップホップとの出会いは、
小学生の時で、友達のお兄さんから、
ヒップホップグループ「キングギドラ」を、
聴かされたことでヒップホップに興味を持ったそうで、

中学生の時には、早くも、
渋谷のヒップホップのライブハウスなどに、
行くようになったそうです。

そして、ある日、
ライブハウスでいきなり、

「フリースタイルやれよ」

と、言われるのですが、

何もパフォーマンスができず、
知らない年上のラッパーから、

「緊張してるぞ」

のようなラップでバカにされてしまったそうで、

呂布さんは、それがとても悔しく、
それ以来、友達と家でインストゥルメンタルをかけ、
ラップをするようになったのだそうです。

「ズットズレテルズ」に参加

そんな呂布さんは、高校生になると、
音楽イベントに参加するようになり、

そこで、「ズットズレテルズ」のメンバー、
オカモトレイジさん、オカモトショウさん、
ハマ・オカモトさん、ラキタさんらと知り合われ、
一緒に遊ぶようになったそうで、

やがて、「ズットズレテルズ」に、
参加するようになります。

ドカット・カット(故・草刈雄士)さんも、
 途中加入されています)

そして、当初から、1回限りで解散するつもりで、
ティーンエイジャー向けロックフェス、
「閃光ライオット」にエントリーすると、

第1次審査、第2次審査、第3次審査と通過し、
2009年8月には、決勝大会に残るなど、
各方面から高い評価を得るのですが、
当初の予定通り、同年、解散しています。

(2012年、再結成されています)

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「Base Ball Bear」とフィーチャリングコラボ

ところで、呂布さんは、
「ズットズレテルズ」解散後の2010年、

ロックバンド「Base Ball Bear」のアルバム、
「DETECTIVE BOYS」の中の曲「クチビル・ディテクティヴ」で、
accoさん(チャットモンチー、福岡晃子さん)とともにコラボ。

「Base Ball Bear」の武道館ライブでは、
フィーチャリング(feat.acco+呂布)として、
パーフォーマンスを行っています。

呂布さんは、そのことについて、

ズレテルズをやっていたことで、
バンドの人たちとライブをやることが増えましたね。

ギタリスト長岡亮介さんのバンド「ペトロールズ」とセッションしたり、
武道館みたいな大きいステージに立てたりするのは、そのおかげですね。

HIP HOPのクラブ文化ももちろん良いですけど、
僕はライブハウスでやることによって世界が広がるのが楽しいですね。

と、語っておられました。

呂布さんは、その後も、
「OKAMOTO’S」「Suchmos(サチモス)」など、
様々なバンドにラッパーとして参加するなど、
フリースタイルラッパーとして活動されるほか、

2011年には、パーティー会場限定アルバム、
「1DOZEN」をリリースし、ソロとしても活動。

2012年からは、総勢12人(当時)からなる、
ヒップホップグループ「KANDYTOWN」で、
「Ryohu」名義でMCを担当されるなど、幅広く活動されています。

さて、いかがでしたでしょうか?

2016年には、「中山亮平」名義で、
「SANABAGUN」の高岩遼さんと、
新ユニット「ストリート兄弟」を結成し、

同名のショートフィルムでは、俳優デビューも果されるなど、
ますます活動の場を広げられている呂布さん。

様々な音楽シーンで、才能を発揮されている呂布さんが、
今後、どのような表現を見せてくれるのか、

これからも、呂布さんからは、
目が離せません!!

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