1989年の「金屏風会見」後もしばらくは順調な芸能活動が続くも、その後、主演ドラマの途中降板、所属事務所とトラブル、と続き、ついには、2010年10月、活動休止を発表された、中森明菜(なかもり あきな)さんですが、その背景には、悲惨過ぎる実家との関係があったようです。
「中森明菜の活動休止までの経緯は?理由は帯状発疹?」からの続き
実家とは20年以上絶縁状態
実は、中森さんは、20年以上に渡り、ご家族と絶縁状態にあることが、週刊誌で報じられているのです。
2016年、中森さんの父親の明男さんが週刊誌の取材に対し、母親の千恵子さんが1995年にガンで亡くなったこと、入院中、中森さんが一度も見舞いに訪れることがなく、千恵子さんが末期ガンに苦しみながら、
明菜は薄情だ
と、言って、涙をこぼしていたことを明かされたのです。
また、中森さんは、お通夜と葬儀には参列されたものの、すぐに帰ってしまい、それ以降、ご家族の誰も中森さんに会っていないというのです。
実家から戸籍を抜いていた
そして、さらに驚くべきことに、中森さんは、実家から籍を抜いていたそうで、
明男さんは、
初めてお話しすることですが・・・お母ちゃんが亡くなる少し前のことでした。明菜の所属事務所の人間が2人来て、「明菜が中森家の戸籍を抜けたいと言っている」と突然言ってきたんです。
もちろん私は「そんなことはできない」って突っぱねました。だって、明菜本人から一度もそんなことは聞いていなかったですからね。その後、明菜本人か、事務所の人間か、どちらが市役所に行ったのかはわかりませんが、あの子は勝手に家族の戸籍から、自分だけ籍を抜いてしまったんです・・・
と、明かされたのです。
このことについて、中森さんご本人は何も明かされておらず、真意は分かりませんが、その行為から判断すると、やはり、親子の縁を切りたいという意味にしかとれません。
絶縁の原因は家族のたかり?
しかし、もともと、少女時代には、歌手になりたかった千恵子さんの夢を叶えるため歌手を目指したほど、お母さんっ子だった中森さん。
ちょっと不自然です。
一体、何があったのでしょう?
明男さんは、その理由を、
それは、明菜が、私たち家族に、「自分のお金を勝手に使われてしまった」と、固く信じ込んでいるからなんですよ。
明菜は、当時の事務所のスタッフから、「清瀬(の家族)にいっぱいお金が行っていて、大変なんだよ」と言われたそうです。
と、おっしゃっているのですが、
実際、その頃、ご家族は、スナックや中華料理店を経営されているので、中森さんの稼いだお金がつぎ込まれたのは事実。
お父さんやお母さんからお金をたかられ続けたら、中森さんが家族を信じられなくなるのも無理はありません。
父親は週刊誌からギャラをもらって明菜を中傷していた?
また、千恵子さんは、生前、
父親が眠る墓に一緒に入りたいから、中森家じゃなくて実家の墓に入りたい。
と、おっしゃっていたそうで、亡くなった後は、この遺言どおり、ご実家のお墓に入られたのですが、
住職の話によると、中森さんは、命日にはたびたび墓参りに訪れているそうで、生前、お見舞いに一度も訪れなかったと言った明男さんの話は不自然。
しかも、明男さんは、2014年、週刊誌の取材では、
たしかに、あの子は「お母ちゃん命」でしたからね・・・病院にも何回も見舞いに行っていたから、明菜はその話(中森家の墓に入らず実家の墓に入る)も本人(千恵子さん)から聞いていたと思います。
明菜がどう思ったかは、お母ちゃんが亡くなってから一度も会ってない私には、残念ながらわかりません・・・
と、答えられているのです。
つまり、明男さんが2014年と2016年に言った内容が180度違うのです。
さんざ、たかられたうえ、こんな嘘までついて中傷されたら、縁も切りたくなりますね。
(ちなみに、明男さんはこのようなコメントをする度に、週刊誌からギャラをもらっていたとか)
よく、「相続」は「争族」といいますが、お金のことになると、ここまでさもしくなるものなのでしょうか・・・
さておき、中森さんは着々と復帰に向けて準備を進めておられるようで、2016年12月には、7年ぶりとなるディナーショーを開催。
テレビ出演はまだ難しいようで、完全復活とまではいきませんが、無理せず、少しづつ元気になって、また、かつてのハリのある歌声を聞かせて欲しいものです。