ちょっとオタクっぽく、ダサくて、モテない、でもいつキレるか分からない、という役をやらせたら、この人の右に出る人はいないくらい、はまり役の俳優、田口浩正(たぐち ひろまさ)さん。
その高い演技力が評価されている田口さんですが、
もともとはお笑い芸人をされており、
1988年に、「テンション」 というコンビを組み、
バラエティ番組で活躍されていました。
ちなみに、芸風は、洋楽の 「ロリポップ」 を
連続したネタの間にはさんだ、
ショートコントをされていたそうです(^^)
田口さんは、その後、「ファンシィダンス」 で映画デビューし、
本格的に俳優として活動されています。
相方は芋洗坂係長!
そのお笑いコンビ、「テンション」 の相方は、
小浦一優(こうら かずまさ)さんで、
あの、芋洗坂係長(いもあらいざか かかりちょう)です。
1993年にコンビとしての活動を停止した後、
田口さんは俳優に、小浦さんは舞台役者として活動。
小浦さんは、その後、芋洗坂係長として、
「R-1ぐらんぷり2008」 に出場され、
見事、準優勝に輝いておられます!
お二人はコンビ解散後も、
それぞれの道で活躍されているのですね♪
声優?
田口さんは、
俳優のほかに、声優もされているようです。
アニメ、「毎日かあさん」 の 「とうさん」 役や、
大ヒットアニメ 「HUNTER×HUNTER」 のキメラアント編で、
東ゴルドー共和国の王、「マサドルデイーゴ」 の声を担当されています。
そして、劇場アニメ 「放課後ミッドナイターズ」 では、
「骨格標本ゴス」 の声を担当されました。
これは、小学校の理科室にある人体模型の話で、
夜だけ意識がある人体模型、「キュンストレーキ」 の声を
山寺紘一さんが担当されているんですが、
「骨格標本ゴス」 は、この 「キュンストレーキ」 の相棒です。
キュンストレーキは、日中、幼稚園児達に悪戯されたことを
恨んでおり、復讐を計画しようとするが・・・
という物語だそうです。
山寺さんと田口さんの、生き生きとしたユニークな声の演技に、
観客も大笑いで、盛り上がったのだとか。
俳優としても声優としても、大成功の田口さん。
元お笑いの方は、多才な方が多いですよね。
田口さんもそのうちの一人なんですね♪
妻は?
さて、そんな田口さんのご家族について調べてみたところ、
奥さんとは、2002年に結婚されています。
奥さんについて情報がないことから、一般の方だと思われます。
そして、息子さんが二人おられるようです。
田口さんは、日経新聞の 「子どもと育つ」 という
連載コラムを担当されていたようで、
子育てについて、というよりは、育児日記みたいな感じで、
日々のお子さんの成長を綴られていました。
こんなにじっくりとご家族と向き合って、
それだけではなく、自分もそこから何かを学んで成長しようとする姿に、
とてもまじめで、誠実な人だという印象を受けました!
特に印象深かった記事として
妻が長男を助産院で産んだ時のことをたまに思い出す。
6畳の部屋の天上から垂れ下がったロープにつかまって、
うなっている妻にずっとつきそった。でも、産まれた瞬間、妻と子の姿をみて、
「絶対に2人の間に入り込めない」 と悟った。
ぽろぽろ涙が出て泣いていた。
率直な父親の気持ちが綴られていて、
少し悲哀も感じました。
そこで、田口さんは父親として何ができるのか?
をあれこれ真剣に考えられ、
やっぱり2人は父親の助けなどなくても生きていけるかもしれない、
と感じる時がある。
それでも彼らを見つめ続ける。
それが父親の仕事なのだろう。
と締めくくっておられます。
もちろん、もって生まれた才能もあるかと思いますが、
こういう感じで、お仕事にも向き合っておられることが想像でき、
田口さんの成功の秘訣がわかる気がしました!
多方面で活躍中の個性派俳優の田口さん。
これからも、印象に残る演技で、私たちを魅了してほしいですね!
今後のご活躍も期待しています!!
https://www.youtube.com/watch?v=s43CM2gBnOg