自らの度重なる浮気が原因で、妻からも娘からも見捨てられてしまった、山城新伍(やましろ しんご)さんは、その後、ホテル住まいをされると、間もなく持病の「糖尿病」が悪化してメディアにも出られなくなり、世間から忘れ去られていきます。

「山城新伍は嫁と結婚離婚を繰り返していた!娘からは絶縁宣言も!」からの続き

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糖尿病の悪化で事実上引退

1999年8月、花園ひろみさんと2度目の離婚をした山城さんは、その後もしばらくは、花園さんと同居していたのですが、2001年に別居すると、その後は一人でホテル住まい。

2001年頃からは持病の「糖尿病」が悪化し、テレビ出演が激減すると、2005年には、「糖尿病」で入院。

山城さんは、すっかりメディアに出ることがなくなってしまい、

人間60すぎたらね、寂しさがこみ上げてきたりしなかったら本当じゃないね

とおっしゃっていたといいます。

老人ホームに

そして、2007年7月頃には、都内を徘徊する様子が、2008年春頃には、東京・町田市内の老人ホームに入所したことが、週刊誌で報じられます。

このことを受け、山城さんは、

最後通牒突きつけられてたまるか。もう一度やってやる。

これを雑誌に売ったヤツは、おれがもう回復しないと思ったんじゃないの。死ねよお前、ばかやろう。

と、息巻いていたそうですが、

所属事務所の長田栄二代代表は、山城さんの近況について、

週刊誌が出て、どうしてるんだという問い合わせが沢山きてます。引退だとか中には死亡説まで出てますからね。

糖尿が進んでまして、正直言うと、いま車椅子です。単に血糖値とかだけでなく、いろいろ起こる可能性があるので、24時間の介護が必要です。

と、介護が受けられる病院(老人ホーム)に入院されていることを明かされたのでした。

映画への情熱を持ち続けるも・・・

ところで、なぜ、山城さんは、「糖尿病」が急速に悪化したのでしょうか。

実は、山城さんは、老人ホームに入る直前まで、俳優として最後の花を咲かせようと、様々な構想を練っていたそうで、

山城は、兄貴と慕っていた名俳優の若山富三郎が主演した映画を自らが監督・主演してリメイクしようと、本気で動いていたというんですよ。

老人ホームに入る前まで、独り寂しくホテル住まいをしていたと言いますよ。しかし、そんな山城ですが、唯一、心の支えとなっていたのが、若山さんの映画をリメイクする夢だったんですよ。

兄貴と慕った若山さんの映画の復活をまだ諦めていないようですよ。また、それだけでなく、山城は体調が戻った折には、若山の息子が代表を務める芸能プロ・若山企画の新たな代表となり、自らが映画リメイク実現のため、陣頭指揮を取るつもりのようですよ。

と、複数の映画関係者が証言していたのですが・・・

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スポンサーが逮捕

2007年、山城さんのスポンサーだった人物が逮捕。その人物とは、パチンコ攻略会社「梁山泊(りょうざんぱく)」の実質的経営者T氏なのですが、T氏が「証券取引法違反(相場操縦)」容疑で逮捕されたのです。

T氏は、ここ数年、山城さんの、金主であり、理解者であり、山城さんの映画構想にも協力的だっただけに、山城さんの落胆ぶりはひどかったそうで、

山城さんは、老人ホームに入居してからは、

このまま消えてしまいたい……

と、こぼしていたと言われており、

山城さんがここまで急激に体調が悪化したのは、このことが一番の原因ではないか言われています。

「山城新伍の死因は?晩年は孤独で娘も葬儀に列席せず?」に続く

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