15歳の誕生日にお兄さんからウクレレをプレゼントされると、独学でコードをマスターし、高校1年生の夏、千葉県・柏の夏祭りのステージでウクレレを演奏したのをきっかけに、すっかり、ウクレレを演奏する楽しさに目覚めたという、高木ブー(たかぎ ぶー)さんですが、実は、その前は、ボクシングをしていたといいます。

「高木ブーは15歳の誕生日に兄からウクレレをプレゼントされていた!」からの続き

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高校時代はウクレレに明け暮れていた

中学卒業前の15歳の誕生日にお兄さんからウクレレをプレゼントしてもらった高木さんは、高校時代はウクレレに明け暮れる毎日だったそうで、夏祭りからしばらく経った、巣鴨の小学校の同窓会では、友達2人とバンドを組み、みんなの前で何曲か演奏するほか、

(そのうちの一人とは大人になってからもずっと交流があり、その人の娘さんの結婚式の時には、2人で久しぶりにウクレレを演奏したそうで、とてもうれしかったそうです)

仲間を集めてはバンドを組み、演奏会やダンスパーティーで演奏するなど精力的に活動したそうです。


小学校の同窓会で友達2人とバンドを組んだ時の高木さん。

ちなみに、高木さんが、精力的にバンド活動に取り組んだのは、高校で初めて付き合った女の子にいいところを見せたい気持ちからだったそうですが、やがては、バンド活動が忙しくなり、その彼女とはなんとなく疎遠になってしまったそうです。

ウクレレの上手な転校生と親友になっていた

そんな高木さんは、当初、

自分がこの学校で一番ウクレレがうまい

と、すっかり天狗になっていたそうですが、

ある日のこと、高木さんよりもはるかにウクレレの上手な男の子が転校してきたそうで、高木さんは、このことにとてもショックを受けたそうですが、やがて、その男の子とは一番の親友になり、

時々、その子の家に泊まり込んでは、レコードを聴きながら、「ここはどうやって弾いてるのかな」などと言いながら、お互い、ウクレレを弾いたそうで、

高木さんは、

僕のミュージシャンとしての土台みたいなものは、あの頃に作られたのかもしれない。

と、語っています。

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高校時代は2年間ボクシングを習っていた

ところで、高木さんは、ウクレレに出会う前は、強くなりたいという理由から、ボクシングを習っていたそうです。

というのも、当時、高木さんが通学で使っていた常磐線は、荒っぽい高校生がいっぱい乗っていたそうで、

(千葉県・柏から常磐線に乗って、文京区白山にあった京北高校に通っていたそうです)

ケンカなどを吹っかけられるのではないかと心配していたところ、学校の先輩に勧められ、水道橋にあったボクシングジムに通うことにしたそうですが、

(フライ級(体重50キロ前後)だったそうです)

その後、ウクレレに出会うと、ウクレレの方が面白くなり、殴られると痛いうえ、鼻血が出るとかっこ悪く、指をケガすればウクレレが弾けなくなると思い、結局、ボクシングは2年ほどで辞めたのだそうです。

(ボクシングは、試合にも何度か出場したことがあったそうですが、1度も勝つことができなかったそうで、そのため、殴られる回数も多かったから余計に嫌だったそうです)

「高木ブーが若い頃は「高木智之とハロナ・セレナ―ダス」を結成していた!」に続く

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