20歳の時、16歳の結城アンナさんと知り合って以来、40年以上経った現在も仲睦まじく、芸能界でもおしどり夫婦として有名な、岩城滉一(いわき こういち)さん。今回は、そんな岩城さんと結城アンナさんの夫婦円満の秘訣や、お子さんについてご紹介します。
夫婦円満の秘訣は?
岩城滉一さん・結城アンナさん夫婦は、2018年、週刊誌「NEWSポストセブン」の取材を受けているのですが、
その際、岩城さんが、
ママ一筋だよ
と、言うと、
結城さんは、
う~ん、どうかしら(笑)?
と、言いつつも、
でも私、彼が外で何をしているか、あまり気にならないの。そんなことを考えるよりも、一緒にいる時間を大切にしようと思ってきたから。
だから、彼が外出する時は必ず、“気をつけてね、ご飯を食べてね、けんかしないでね”とだけ言って送り出してきました。行き先や帰宅時間、出かける相手などは聞いたことがありません。
そもそも、私たちは趣味も嗜好も正反対。食事の内容も違って、彼は肉やジャンクフードを好んで食べるけど、私は野菜やお魚が中心。最近まで一緒に食卓を囲むことも少なかったくらいです。
だからといって、お互いの価値観やライフスタイルを押しつけることはしませんでしたね。
と、岩城さんを束縛することなかったそうで、
岩城さんも、
おれたちのルールは、お互いを尊重し、ひとりの時間を大切にすること、気になることは見て見ぬふりをすることかな。でも、互いがそれぞれ違う方向を向いていたら、ただの同居人になってしまう。
だから、夜にお茶を飲みながら、夫婦でその日あったことを話し合ってきましたね。こういう時間を日常のどこかに持つことが大切じゃないかな。あと、誕生日を忘れないことも、自然にルールになっていたね。
と、語っておられます。
また、誕生日といっても、高級レストランに行ったり、高級な物をプレゼントしていた訳ではなく、「今日は誕生日だね、おめでとう」と伝えるくらいだったそうで、そんな簡単なことが、無理なくルールを守り続けることができる秘訣なのかもしれません。
ちなみに、岩城さんは、
おれはママの存在に慣れて、そのことで厚かましくならないようにしているよ。だって女性は世の中にたくさんいても、ママは世界でたった1人。やっぱり誰よりも大切だよ。
一緒に年を取ってきたからこそ、いずれ来る“ゴール”の時に、一緒にいたいからね。今、熟年離婚が増えているというけれど、おれはもったいないと思う。そんなに長い間、共に過ごしてきた人って、世界中探しても奥さんしかいないわけだから。
とも、語っておられました。
ケンカもコミュニケーションの手段
とはいえ、結城さんによると、ケンカはしょっちゅうしているそうで、二人とも頑固なため、ケンカをすると、お互い一歩も譲らないそうですが、
(意見が食い違ってカチンとくることはあっても)言いたいことを言い合っているため、不満が残らないそうで、しっかりコミュニケーションを取っていることも、夫婦円満の秘訣のようです。
子どもは娘が一人
ちなみに、そんなお二人の間には、ヘンリエッタさんという娘さんが、一人いらっしゃいます。
岩城さんは、ヘンリエッタさんが子どもの頃は、保育園や小学校の送り迎えを、バイクでされていたそうですが、
娘が結婚してニューヨークに行ってしまってね。この家もジジイとババアの2人だけ。女房と一緒にいる時間が多くなって、いつの間にかガーデニングをするようになったんです。
でも、女房の植えたハーブを雑草と間違えて引っこ抜いて叱られてる。こっちの趣味はまだまだだね(笑)
と、おっしゃっていることから、ヘンリエッタさんは、現在、アメリカ・ニューヨークで暮らされているようです。
「岩城滉一は自己破産寸前で自宅を競売にかけられていた!」に続く
アラスカでの家族写真。(左から)ヘンリエッタさん、岩城さん、結城さん。ちなみに、岩城さんと結城さんは、ヘンリエッタさんが大学生の時に入籍されたそうです。