1967年、30歳の時に、「The Tiger Makes Out」で映画デビューして以来、50年以上も第一線で活躍し、「アカデミー主演男優賞」を2度も受賞されている、ダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman)さん。今回は、そんなホフマンさんのルーツについてご紹介します。

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年齢は?出身は?身長は?本名は?

ダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman)さんは、1937年8月3日生まれ、
アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルスのご出身、

身長167センチ、

学歴は、
ロサンゼルス高校
⇒ロサンゼルス音楽学校
⇒サンタモニカ州立大学卒業
(「サンタモニカ市立大学」との表記もありますが、英語では、どちらも「Santa Monica College」で、2年制の州立大学です)

好きな食べ物は、ニシンとウォッカ、

ちなみに、本名は、「ダスティン・リー・ホフマン(Dustin Lee Hoffman)」ですが、大の映画ファンだった両親が、無声映画時代のカウボーイ・スターだった、「ダスティン・ファーム」さんから「ダスティン」と名付けられたそうです。

また、お兄さんは、弁護士、経済学者で、アメリカ国防省の健康、教育、厚生部に所属していたこともある、ロナルド・ホフマンさんです。

ユダヤ人であることを10歳の時に知る

ホフマンさんは、ロシアとルーマニアのユダヤ系の血をひいているそうですが、幼い頃はずっと無宗教で育ち、クリスマスもキリスト教式にお祝いするなど、自身がユダヤ人であることを知らなかったそうです。

ただ、ホフマンさんが10歳くらいの頃、お父さんがクリスマスを祝う代わりに、「ハヌカブッシュ(Chanucah bush)」を作ろうと言い出したそうで、この時、初めて、ホフマンさんは、自分たちがユダヤ人であることを知ったのだそうです。

(「ハヌカブッシュ(Chanucah bush)」とは、クリスマスツリーに似た「ハヌカブッシュ」と呼ばれる常緑樹のことで、ホフマンさんは、さっそくベーグルを買ってきて、「ハヌカブッシュ」の周りに飾り付けし、ユダヤ流のクリスマスをお祝いしたそうです)

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ユダヤ人であることに差別を感じていた

そんな、ホフマンさんは、

(近所に友達ができたことで)思春期前、ユダヤ人は人々が嫌いなものであることに気づいたことは、私にとって非常にトラウマでした。

と、語っています。

実際、当時は、大人、子供にかかわらず、「あなたは何者ですか?」と何度も尋ねられ、

ホフマンさんが、

アメリカ人です

と、答えると、

どんなアメリカ人ですか?

と、さらに強引に尋ねられ、

ホフマンさんが、

ただのアメリカ人ですよ

と答えても、

あなたの両親は何者ですか

と、尋ねられ、

ホフマンさんが、

シカゴのアメリカ人です

と、かわしても、

「宗教は?」と、その追跡はさらに続いたそうで、その人達は、ホフマンさんがユダヤ人であることを知っていて、わざとそのような質問を繰り返したのですが、

ホフマンさんは傷つくのが嫌で(ホフマンさんが生まれ育ったロサンゼルスは、ニューヨークとは違い、陰湿な反ユダヤ主義があったそうです)、

自分がユダヤ人であると言うことができずにいるうちに、やがて、自分の中のユダヤ人性を否定するべきだと考えるようになり、嘘をつくようになったそうです。

「ダスティン・ホフマンは幼少期ピアニストを目指していた!」に続く

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