俳優として存在感のある演技で高い評価を受ける一方で、映画監督としても才能を発揮している、奥田瑛二(おくだ えいじ)さん。今回は、そんな奥田さんのプライベートをご紹介します。
「奥田瑛二のデビューからの出演ドラマ映画と監督作品を画像で!」からの続き
安藤和津との馴れ初めは?
奥田さんは、1979年、エッセイストの安藤和津さんと結婚しています。
和津さんは、おじいさんが、あの「五・一五事件」で有名な、元内閣総理大臣・犬養毅氏で、お父さんは、その息子の犬養健氏(元法務大臣)、お母さんは、犬養健氏の妾で、料亭を経営していたという正真正銘のお嬢様なのですが、
そんな和津さんに奥田さんが出会ったのは、奥田さんがまだ駆け出しの俳優で、仕事がまったくなく、家賃が払えなくなってアパートを追い出され、ホームレス同然の暮らしをしていた時で、友人に誘われて行った誕生日パーティーだったそうです。
安藤和津の自宅で倒れ1ヶ月間看病してもらっていた
その後、ある日のこと、奥田さんが和津さんの自宅を訪れた際、体調を崩して倒れてしまい、1ヶ月もの間、和津さんが面倒を見ていたことがあったそうですが、
和津さんが奥田さんの寝汗をかいた寝間着を洗濯機に入れたりするなど、甲斐甲斐しく世話を焼く姿を見て、
和津さんのお母さんが、
この二人ならうまくいく
と、思い、
あんたたち、結婚したら
と、言ったそうで、
そんなお母さんに背中を押される形で、二人はスピード結婚することとなったのだそうです。
(当時、奥田さんはまだ無名の俳優で、和津さんのお母さんが娘のお婿さんとして理想とする条件とは真逆だったそうですが、何より、奥田さんが、自分の言うことを聞いてくれるお婿さんになってくれるだろうと思ってのことだったそうです(笑))
結婚式は父親の取り仕切りで盛大に執り行われていた
また、奥田さんが体調を崩し、寝込んでいる時、和津さんが、この状況を説明するため、奥田さんの実家を訪ねると、奥田さんのお父さんの豊さんも初対面で和津さんを気に入ったそうですが、
その後、豊さんは、和津さんのおじいさんが犬養毅氏だと知って大慌てし、結婚式は、豊さんが取り仕切り形で、盛大に執り行われたのだそうです。
奥田さんと安藤和津さん。
明石家さんまらと度々合コンし女性スキャンダルもしばしば
こうして、トントン拍子で結婚した二人ですが、結婚後は、(和津さんのお母さんの勘は大きく外れ)順風満帆とはいかなかったようで、和津さんは、常に、奥田さんの女性絡みのスキャンダルに悩まされていたといいます。
というのも、奥田さんは合コンが好きで、俳優の津川雅彦さんや明石家さんまさんたちと、度々、合コンをしていたそうで、奥田さん自ら、女性陣のセッティングをし、
女性側の幹事に、
きれいな子を連れて来なかったら殺す
などと脅していたとも言われています(笑)
また、1999年には、絵画モデルだった10代の女性へのセクハラ疑惑が浮上し、
妻には初めて手をついて土下座した
と、奥田さん自ら会見で語っています。