若い頃は、歌舞伎俳優の十代目松本幸四郎さんと、長年、真剣交際するも、幸四郎さんが別の女性と結婚し、大きなショックを受けていたという、寺島しのぶ(てらじま しのぶ)さんですが、34歳の時には、運命の人を見つけ、本当の幸せを掴んだようです。今回は、そんな寺島さんのご主人についてご紹介します。
「寺島しのぶは松本幸四郎(10代目)に裏切られ暴露本を出していた!」からの続き
夫はフランス人アートディレクターのローラン・グナシア
寺島さんは、2007年2月26日、34歳の時、日本在住ユダヤ系フランス人アートディレクターの、ローラン・グナシア(Laurent Ghnassia)さんと結婚しています。
寺島さんは、2006年秋、映画祭「東京フィルメックスフェスティバル」に参加しているのですが、この映画祭のパーティを主催していたローランさんがパーティー会場の入り口に立っているのを見ると、
(もともとは、「外国人を見ると石になる」というほど、外国語アレルギーだったそうですが)「この人と結婚する」と直感したそうで、その後、寺島さんの猛アタックで交際し、結婚に至ったのだそうです。
夫・ローラン・グナシアは以前はフランスの銀行に勤めていた
ちなみに、ローランさんは、以前はフランスの大手銀行「クレディ・リヨネ」に勤めていたそうですが、その仕事に面白みを感じずに退職すると、その後、世界中を旅したそうで、
そんな中、様々な文化に触れ、体験していくうちに、「自分の好きなことをやってみよう」と思い立ち、旅を終えた後は、文化に興味があったことから、ベルギーの映画プロダクションに就職して、長編映画のプロデューサーに転身し、カンヌ国際映画祭にも出品したそうで、
ローランさんは、
それは、私の人生における一大決心でした。後の人生に影響を与える、ある意味、本当に血迷った決断でしたが、その瞬間からドミノ倒しのように、次々と変化していったのです
と、語っています。
夫・ローラン・グナシアは東京にクリエイティブスタジオ「La Boite(ラ・ボワット)」を設立していた
そんなローランさんは、マルセイユ国際映画祭のディレクターや、ファッションブランド「アニエスべー (agnes b.)」 のアートディレクターを3年務めた後、2007年には独立し、東京にクリエイティブスタジオ「La Boite(ラ・ボワット)」を設立しているのですが、
ファッションブランド、アート、映画、国際慈善団体などの展示会から豪華なパーティーまで、文化的イベントを手掛けるほか、日本文化の要素もよく取り入れているそうで、
ローランさんは、
私は生まれも育ちも生粋のヨーロッパ人です。それが私のルーツであり、そしてまた、日本的な価値観やライフスタイルの影響も受けています。
と、語っています。