山口百恵さんの事務所から依頼され、アルバム収録曲として制作した「横須賀ストーリー」が、シングルカットされ大ヒットとなった、宇崎竜童(うざき りゅうどう)さんですが、実はこのオファーは、山口さんが、宇崎さん率いる「ダウン・タウン・ブキウギ・バンド」の「涙のシークレット・ラヴ」が大好きで、自ら、希望したものだったといいます。

「宇崎竜童が山口百恵に作曲した「横須賀ストーリー」は当初アルバム用だった!」からの続き

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オファーが山口百恵本人の希望という噂を信じていなかった

何の縁もゆかりもない山口百恵さんの事務所から、突然、依頼を受け、山口さんの曲を制作したという宇崎さんですが、当時、山口さん本人からの希望らしいという噂が耳に入ってきたそうです。

ただ、当時は、アイドルは事務所の言いなりというのが一般的で、アイドルが自己主張して、事務所に意見を言うということが考えられない時代だったうえ、

そもそも、トップアイドルだった山口さんが、自分たちのような駆け出しのコンビに自分から曲を書いて欲しいなどと思うはずがないと全く信じていなかったそうです。

山口百恵は自らの希望で宇崎竜童&阿木燿子に楽曲の制作を依頼していた

しかし、それから長い年月が経ち、山口さん本人から、自身が希望したことを聞いたそうで、

宇崎さんは、

『ああ、私が言い出したことです』と百恵さんから直接聞きました。すごいなと思ったのが、当時17歳ほどの少女がマネージャーにそういうふうに頼んで、マネージャーも“わかった”と聞いて本当に僕たちにオファーしてくれて。

セルフプロデュース能力がやっぱり只者ではないですよね。さだまさし、谷村新司が百恵さんの曲をつくったときは、僕、外されたと思いましたけど(笑)。さださんについては、あれも百恵さんのオファーだったんじゃないかと僕は勝手に思っています。

僕と百恵さんが一緒にやっていたラジオがあったんですが、そこで百恵さんが“さださんって面白いですね。『雨やどり』笑っちゃいました”というような話をしていて。その直後ですから、『秋桜(コスモス)』は

と、語っています。

(宇崎さんは、山口さんと知り合って40年以上経つ現在も、年に1~2回は、妻の阿木燿子さんと、山口さんの夫・三浦友和さんも交え、4人で食事に行くなど親交が続いているそうです)

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山口百恵は「ダウン・タウン・ブキウギ・バンド」の「涙のシークレット・ラヴ」が大好きだった

ちなみに、山口さんによると、宇崎さん率いる「ダウン・タウン・ブキウギ・バンド」の「涙のシークレット・ラヴ」(1976)を、何度も繰り返し聴くほど大好きで、


「涙のシークレット・ラヴ」

(※「涙のシークレット・ラヴ」は、人に言えない恋の切なさを宇崎さんが静かに歌い上げるバラード)

当初、恐る恐る、

宇崎さんに曲を書いて欲しい・・・

と、口にした時には、

周囲のスタッフは、「イメージが違いすぎる」とまともに取り合ってくれなかったそうです。

また、宇崎さんと山口さんの橋渡しをした、音楽プロデューサーの酒井政利さんも、

これは異色と言ったって「異色過ぎる」と、二人を引き合わせようとした僕も関係者から猛反対を受けましたね

と、語っています。

「宇崎竜童が山口百恵に作曲した「プレイバックpart2」は瞬時にできていた!」に続く


「涙のシークレット・ラヴ」(タップでyoutube)

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