1997年、27歳の時、洋画家としてデビューすると、以降、スペインを拠点に画家として活動している、神津善之介(こうづ よしのすけ)さん。今回は、そんな神津さんの生い立ちや家族などをご紹介します。

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年齢は?出身は?本名は?父母は?姉は?

神津さんは、1972年生まれ、東京の出身、

学歴は、
東洋英和幼稚園
⇒公立小学校
⇒公立中学校
⇒武蔵工業大学附属高等学校(現・東京都市大学付属高等学校)
⇒武蔵工業大学(1991年に入学し1992年にスペインに渡っていることから中退?)
⇒スペインに留学

ちなみに、「神津善之介(こうづ よしのすけ)」は本名で、

お父さんは、作曲家の神津善行さん、
お母さんは、女優の中村メイコさん、
一番上のお姉さんは、エッセイストの神津カンナさん、
二番目のお姉さんは、女優で刺繍作家の神津はづきさん、
義理の兄(はづきさんのご主人)は、俳優の杉本哲太さんです。

姉二人とは10歳以上年が離れている

神津さんは、お父さんで作曲家の神津善行さんとお母さんで女優の中村メイコさんのもと、3人姉弟の末っ子として誕生するのですが、一番上のお姉さんの神津カンナさんとは14歳、二番目のお姉さんの神津はづきさんとは10歳も年が離れているそうです。

そのため、お母さんが神津さんを出産したのは、38歳の時と、高齢だったそうですが、お父さんが、「もう一人子供が欲しい」と言ったことから、できた子供だったそうです。

昔から絵を描くことが好きだった

そんな神津さんは、昔から絵を描くことが好きだったそうで、一番上のお姉さんのカンナさんによると、神津さんは、10代の時、家に届けられた高価なチューリップを一心に描いていたことがあったそうですが、

寒い冬の日だったため、暖房の暖かさで花が開かないよう、クーラーを入れて部屋を冷やし、ダウンジャケットを着込んで絵筆を握るという気合の入れようだったそうで、絵画に対する意気込みは並々ならぬものがあったそうです。

もともとは映画監督になりたかった

ただ、神津さんは、もともと、将来は、物を作る仕事がしたいと思っていて、当初から、画家を目指していたわけではなかったそうで、

やがて、映画監督になりたいと思ったそうですが、集団での物作りが苦手だったことから、自分一人で完結することができる画家の道に進むことに決めたのだそうです。

両親は長男にこだわりがなく進路に関して自由な考えだった

ちなみに、お父さんの神津善行さんは、当初は、できれば、自分と同じ音楽の道に進んでほしいと思っていたそうですが、神津さんが理工系の大学に進学したことで、てっきり、理工系の仕事をするものだと思い、それはそれで、(芸能一家の)神津家の中では唯一まっとうな人間になると喜んでいたそうで、

神津さんが画家の道に進みたいと言った時には、あまり賛成してくれず、悲しんでいたそうです。

(神津さんは、音楽を聴くことは好きでも、曲を作ったり、また、(お父さんのように)学問を極めることには興味はなかったそうです)

一方、お母さんの中村メイコさんはというと、自身のお父さん(中村正常さん)が作家だったこともあり、息子である神津さんには、かねてより、物を作る仕事などの芸術方面に進むことを願っていたそうで、「いいわよォ、食えなくたって」と言っていたそうなので、お母さんの影響や後押しが大きかったのかもしれません。

ただ、両親ともに、「長男」ということには、こだわりがなかったそうなので、自由に進路を決めることができたのは間違いないようです。

スペインのマドリードを拠点に画家として活動

こうして、神津さんは、1992年、20歳の時、画家を志してスペインのマヨルカ島に留学し、20世紀最後の印象派と呼ばれているJ・トレンツ・リャドさんに師事して、1997年、27歳の時に洋画家デビューすると、

1998年には、「マドリード第65回サロン・デ・オトーニョ展」で入選及び奨学金賞、2001年には、「バルセロ財団主催国際絵画展」で大賞、2004年には、「デュラン絵画コンクール」で大賞を受賞。

以降も、ヨーロッパや日本国内の大手百貨店などで個展を多数開催し、現在は、スペインのマドリードを拠点に活動しているそうです。

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嫁は?子供は?

そんな神津さんは、いつ頃かは不明ですが、由紀さんという方と結婚しています。

お二人の馴れ初めなど詳しいことは不明ですが、神津さんは、2003年に由紀さんの肖像画を描いていることから、少なくとも、この時には、すでに知り合っていたようです。

また、2011年には、男の子の宇之介くんが誕生しているそうで、

神津さんは、自身の公式サイトで、

自分に子供が出来たこともあるが、どうも最近子供が気になる。実際、私の周りでも子供が結構生まれている。全ての子供の目は美しい。白目が青白いところが良い。

今まではじいさんの肖像を描くのが好きで、老人ばかり描いていた私だが、これからは息子以外にも子供の肖像が増えるかもしれない。

と、綴っており、息子さんの誕生は、画家としてのキャリアにも大きな影響を与えているようです。

(ちなみに、由紀さんのお姉さん(神津さんの義姉)は、スタイリストの近藤亜子さんだそうです)

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息子の宇之介くんを抱く神津さん。

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