コメディアンとしても俳優としても成功を収め、現在も、２０年以上も続く「タケモトピアノ」のCMでコミカルな歌とダンスを披露している、財津一郎（ざいつ いちろう）さんですが、この「タケモトピアノ」のCM、”赤ちゃんが泣き止む魔法のCM”として、大きな話題になりました。
「財津一郎のデビューからの出演CMドラマ映画を画像で！」からの続き
タケモトピアノのCMは赤ちゃんを泣きやませる？
財津さんといえば、
みんなまぁるく タケモトピアノ～♪
もっと も～っと タケモット♪
などと、歌いながら、全身タイツに身を包んだ４人の女性ダンサーと踊る、インパクトの強い「タケモトピアノ」のCMで有名ですが、
（「タケモトピアノ」は大阪府堺市にあるピアノ買取専門店です）
実は、このCM、泣きじゃくっていた赤ちゃんが見ると自然に泣きやむと、育児雑誌で話題になり、深夜番組「探偵!ナイトスクープ」で「赤ちゃんが泣きやむ魔法のCM」として取り上げられると、さらなる大反響を呼びました。
「タケモトピアノ」のCMより。
財津一郎の声は赤ちゃんが好む440ヘルツ周辺の音域だった
ちなみに、「探偵!ナイトスクープ」の検証では、財津さんの声が、幼児が好む４４０ヘルツ周辺の音域であることが判明しているのですが（低音で包み込むような声なのだそうです）、
その後、タケモトピアノには、「録画したいので放送時間を教えてほしい」との問い合わせが殺到したそうで、
２０１３年には、「タケモトピアノCMソング」として、CDとDVDが発売されると、CD化したCMソングは、オリコンには７回チャートイン、携帯電話の着メロでも１位、育児雑誌「ひよこクラブ」でも赤ちゃんの好きな音ナンバーワンに選ばれるほか、CMソングが鳴るおもちゃまで発売され、泣きやまない赤ちゃんに悩む、お母さんたちの大きな助っ人となっているのだそうです。
「タケモトピアノ」の竹本功一会長が財津一郎の大ファンだった
そんな財津さんは、２０００年から、この「タケモトピアノ」のCMに出演しているのですが、
（もともと、CM自体は１９９７年から関西圏限定で放送されていたそうですが、２０００年に財津さんが出演するようになると同時に全国放送されるようになったそうです）
実は、創業者の竹本功一会長（当時は社長）が、財津さんの大ファンだったことと、財津さんの持ちネタである「～してチヨ～ダ～イ」という言葉が、企業の特性に合っていたことから、財津さんが起用されたのだそうです。
「ピアノ売ってちょーだい！「社運かけたCM」誕生秘話 タケモトピアノ」(タップでyoutube)
「財津一郎はCM｢タケモトピアノ｣でダンサーと一緒に踊るはずだった！」に続く
