「タケモトピアノ」のCMが”赤ちゃんが泣き止む魔法のCM”として大きな話題になり、再ブレイクを果たした、財津一郎(ざいつ いちろう)さんですが、今回は、そんな財津さんが「タケモトピアノ」のCMに出演するようになった経緯や裏話などをご紹介します。

「財津一郎のタケモトピアノのCMで赤ちゃんが泣き止む理由とは?」からの続き

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「タケモトピアノ」の会社理念に共感していた

創業者の竹本功一会長(当時は社長)が財津さんの大ファンだったことや、持ちネタである「~してチヨ~ダ~イ」という言葉が会社の特性に合っていたことから、「タケモトピアノ」のCMに起用されたという財津さんですが、

実は、「タケモトピアノ」は、20年以上前、ピアノを回収し、リメイクした後、東南アジアの貧しい幼稚園や小学校に送るボランティア事業をやっていたそうで、

財津さん自身も、音楽やピアノが好きだったことから、ピアノをリメイクし、ボランティアで東南アジアに送り出すという会社の理念に共感したほか、竹本会長がファンだと聞き、出演オファーを快諾したのだそうです。

(かつて、高度経済成長の時代、日本では、ピアノを手に入れたがる人が多かったそうで(夫婦が一生懸命働いて稼いで子供にピアノを買い与えたかったそうです)、子供が独立した後は使い道がなく家に眠ったままのピアノを、タケモトピアノが回収してよみがえらせ、東南アジアの教育施設に送っていたのだそうです)

「タケモトピアノ」のCMでは女性ダンサーたちと一緒に踊るはずだった

ちなみに、このCMで、財津さんは、全身タイツに身を包んだ宇宙人のような格好をした女性ダンサー4人が鍵盤の上でクネクネとダンスを繰り広げている真ん中で、

もっと、もぉーっとタケモット♪

ピアノ売ってチヨ~ダ~イ

電話してチヨ~ダ~イ

と、軽快に歌いながら、電話線をなぞるような動きをしているのですが、

実は、当初は、4人の女性ダンサーたちと同じダンスを踊ってほしいと言われていたのだそうです。

ただ、財津さんは、このCMを撮影した当時(1997年)、脳出血で倒れ、開頭手術をした後だったそうで、とてもプロのダンサーたちと同じ動きはできないと、

ちょっとあの動きはできない

と、言うと、

振付師の香瑠鼓(かおるこ)さんが、

それじゃあ財津さんだけ当て振りでいきましょう

と、言ってくれたそうで、

結果、

電話してチヨ~ダ~イ

と、言いながら、電話線をなぞるような動きとなったのだそうです。

(この「タケモトピアノ」のCMが、退院して最初の仕事だったそうです)

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働いていない現在も「タケモトピアノ」のCMのお陰で生活

そんな「タケモトピアノ」のCMは、2022年現在も放送中なのですが、

財津さんは、2019年、「週刊ポスト」の取材に対し、

会社も成長して、CMもよく続いてね。「もう今年で終わりじゃないか」って思われてから何年も経っているんだけど(笑)。いま僕は仕事していないので、僕の最低限の生活を守ってくれているのは、あのCMなんです。

タケモトピアノのCMも若い子たちを使ったものに作り変えるとか、いろいろ案は出たらしいのですが、会長さんの意向で続いていると聞いています。タケモトさんには感謝しています。

ピアノが生き返るっていうのは、素晴らしいこと。ピアノは、人間を支える。音楽、ピアノの音が、人間をどれだけ助けているか。そういう仕事に携われたっていうのは、本当に感謝しています。

と、語っています。

「財津一郎の妻は「石井均一座」の舞台女優!馴れ初めは?」に続く

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