世界各国の自然と動物を紹介したテレビ番組「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」(1980~2001年)で、巨大なナメクジを食べたり、ライオンと戯れたり、ワニの口の中に頭を入れたりと、衝撃的な行動で、一躍人気を博した、ムツゴロウこと畑正憲(はた まさのり)さんですが、そもそも、なぜ、「ムツゴロウ」なのでしょうか。今回は、その由来をご紹介します。

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年齢は?出身は?学歴は?本名は?

ムツゴロウさんは、1935年4月17日生まれ、
福岡県福岡市の出身、

血液型はA型、

本名は、畑正憲(はた まさのり)、

学歴は、
大分県立日田高等学校
⇒東京大学理科II類理学部動物学科卒業
⇒大学院理学研究科修士課程中退?
(ある日、突然、研究室を飛び出したそうで、修了したかは本人も分からないそうです)

だそうです。

愛称「ムツゴロウ」は魚のムツゴロウに似た寝姿が由来

ちなみに、畑正憲という名前がどうして、「ムツゴロウ」と呼ばれるようになったかですが、ムツゴロウさんによると、ムツゴロウさんは、高校生の頃ぐらいから、ほとんど眠らなくてもよい体質(ショートスリーパー)になっていたそうですが、時々、疲れが溜まり、寝溜めしたそうで、その姿が、魚のムツゴロウと似ていたことから、「ムツゴロウ」と呼ばれるようになったそうで、

ムツゴロウさんは、「ムツゴロウの少年記」で、

(略)その疲れがたまってくると、「さあ、倒れるぞ」と宣言して、三十時間ぐらいぶっ続けで寝てしまうのである。

その際、私は、掛け布団をかかえこみ、枕を胸の下に抱いているそうだ。丁度、穴の中から顔を出したムツゴロウという魚に似ている---というのが仇名の由来である。(略)

と、綴っています。


ムツゴロウの少年記

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前の職場でのあだ名を雑誌の編集者に勝手に使われていた

また、エッセイ「命に恋して」では、「毎日グラフ」という雑誌にエッセーを連載する際、編集部に勝手に「ムツゴロウ」とされ、驚いたムツゴロウさんが、編集部の担当に確認の電話をしたところ、

担当者は、ムツゴロウさんの前の職場(←学研と思われます)で「ムツゴロウ」というあだ名があったと聞いたということで、「あなたのあだ名じゃないんですか?」と逆に聞き返してきたそうで、「まあいいや」と放っておいたら、このあだ名が定着したとも綴っています。


命に恋して

「ムツゴロウ(畑正憲)の麻雀の腕前は最強プロより上で十段だった!」に続く

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