いつも、優しい笑顔で、動物たちと触れ合っている印象の、ムツゴロウこと畑正憲(はた まさのり)さんですが、実は、趣味の麻雀の腕前は、最強プロの九段よりも上で、十段位が設立されると、その十段位も獲得したといいます。

「畑正憲はなぜ「ムツゴロウ」?その由来とは?」からの続き

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趣味の麻雀は日本プロ麻雀連盟初代十段位(全3期優勝)の腕前

ムツゴロウさんは、趣味の一つが麻雀だそうですが、プロ麻雀連盟ができた時、自身がどれくらいの腕前なのか知りたいと、せっかくだから入団テストを受けてみようと、麻雀の九段3人と打つテストをされると、結果、一度も振り込まず圧勝したそうで、

(プロ麻雀連盟における最高位は九段)

そのまま九段と認定されると、その後、1年かけて、九段の中で誰が一番強いか決めようということになり、十段という新しい段位が創設されたそうですが、ムツゴロウさんが日本麻雀史上初の麻雀十段(つまり、国内最強)となったのだそうです。

(ムツゴロウさんは、麻雀初のリーグ戦形式のタイトル戦「最高位戦」の発案者でもあるのですが、日本プロ麻雀連盟の相談役(最高顧問)も務めています)

サラリーマン時代は毎晩麻雀してほとんど負けなかった

ちなみに、ムツゴロウさんは、昔、7年間(84ヶ月)、会社勤めをしていたことがあったそうで、なんと、毎晩、麻雀をしていたそうですが、そのうち、負けたのはたったの1ヶ月だったそうで、

ムツゴロウさんは、

まぁひと月は少なくとも負けてますから(常勝とは言えない)。ただ、たったひと月なわけですからかすり傷程度の負け。しかも、百万点だとか何十万点とかそういうのじゃなくてホントに少数での負けがほんの少しあるくらいですよ

と、語っています。

「雀魔王」を2大会連続獲得

また、ムツゴロウさんは、日刊ゲンダイが主催した、最強の麻雀師を決める大会「雀魔王」では、4日間連続徹夜で50チャンを連続して打ち続け、全勝しているのですが、

(2大会連続で「雀魔王」の称号を獲得)

その強さの秘訣を聞かれると、

動物の原理に比べれば、麻雀の原理なんて大したことありません

と、語っています(笑)

ギャンブル好き

そんなムツゴロウさんは、麻雀だけではなく、ギャンブルが大好きで、どうなるかわからない命懸けの瞬間が好きなのだそうで、

たとえば、競馬でいうと、10万円くらいの馬券を買い、胸のポケットに入れてレースを見ながら、その馬が勝ち、500万円くらいになれば、もうしばらく競馬ができる、そう考えると、頭がパーッとなる、そんな瞬間がたまらなく好きなのだそうです。

ただ、ムツゴロウさんにとって、競馬での勝ち負けは重要ではなく、競馬には、もっと大切なことがあるそうで、

自分が賭けた馬が負けたとするじゃないですか。そうしたら、どうして1着に来なかったかを考えるんです。それを知るために自分で馬を育てて、調教して、自分で乗って草競馬に出る。

それで負けたらまた調教をし直す。それを何度もやらなきゃ馬のことはわかりません。第4コーナーを抜けて直線の端に立ったときのね、胸が開いていくような感激と嬉しさはちょっと他のものでは味わえませんよ。

と、語っています。

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囲碁はアマチュア5段!画家としても活動

ちなみに、ムツゴロウさんは、囲碁もアマチュア5段と相当な腕前なのですが、そのほか、50歳頃から絵も描き始め、毎年1回、銀座の画廊で個展を開催するなど、画家としても活動しているそうです。

「ムツゴロウ(畑正憲)は麻雀を10日連続不眠不休で打ち続けていた!」に続く


「ムツゴロウ畑正憲の精密麻雀」

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