1967年、エッセイ「われら動物みな兄弟」で作家デビューして以来、数多くのエッセイや小説を発表するほか、1980年からは、テレビ番組「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」で、野生動物と生で触れ合う姿が視聴者にインパクトを与えた、ムツゴロウこと畑正憲(はた まさのり)さん。今回は、そんなムツゴロウさんのデビューからの著書、受賞歴、出演CMを画像を交えてご紹介します。

「ムツゴロウ(畑正憲)は弟に動物虐待を告発されるも否定していた!」からの続き

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著書(小説)

それでは、ムツゴロウさんのデビューからの主な著書をご紹介しましょう。
  
海からきたチフス(1969、『ゼロの怪物ヌル』改題)金の星社、ジュブナイルSF小説 現在、新風舎文庫)


海からきたチフス

青い闇の記録(1973、毎日新聞社)


青い闇の記録

ムツ・ゴーロの怪事件(1973、サンケイ新聞社、のち角川文庫)
深海艇F7号の冒険(1977、角川文庫)


深海艇F7号の冒険

純潔夫婦 (1979、光文社カッパ・ノベルス)
ムツゴロウの馬 ショートショート(1985、文藝春秋、のち文庫)


ムツゴロウの馬 ショートショート

ムツゴロウの名人ブルース ユーモア麻雀小説 (1986、実業之日本社)
チャトランの冒険(1986、小学館)
恐竜物語〜奇跡のラフティ(上・中・下)(1987、角川文庫)


恐竜物語〜奇跡のラフティ

ぼくのそり犬ブエノ(1999、学習研究社)


ぼくのそり犬ブエノ

著書(天然記念物の動物たち)

(天然記念物に指定された動物の置かれた現状を鋭く描写したルポルタージュシリーズ)

天然記念物の動物たち(1969、月刊ペン社、 のち角川文庫)
梟の森(1978、角川書店、のち文庫)
馬の岬(1979、角川書店、のち文庫)


馬の岬

北の鷲 (1980、角川書店、のち文庫)


北の鷲

北限の猿(1981、角川書店、のち文庫)
オロロンの島 (1982、角川書店、のち文庫)
雷鳥の山(1984、角川書店、のち文庫)


雷鳥の山

オオサンショウウオの川 (1986、角川書店、のち文庫)


オオサンショウウオの川

人魚の国(1986、角川書店、のち文庫)


人魚の国

海亀の浜 (1993、角川文庫)
ムツゴロウ世界動物紀行(1993、角川書店刊)


ムツゴロウ世界動物紀行

南米・モーリシャス篇(2006、SB文庫、ソフトバンク)


南米・モーリシャス篇

アフリカ篇(2006、SB文庫、ソフトバンク)


アフリカ篇

ニュージーランド・中国篇(2006、SB文庫、ソフトバンク)


ニュージーランド・中国篇

アラスカ篇(2006、SB文庫、ソフトバンク)


アラスカ篇

シルクロード篇(2006、SB文庫、ソフトバンク)


シルクロード篇

インド・トルコ篇(2006、SB文庫、ソフトバンク)


インド・トルコ篇

著書(エッセイ)

われら動物みな兄弟 愛と生命の科学(1967、共同企画出版部、のち角川文庫)
「海中公園」館石昭写真;畑正憲文(1969、朝日新聞社)
「日本の海洋動物 海深90メートルまで」益田一写真;畑正憲文 (1969、学習研究社)
続・日本の海洋動物 南海の生態益田一写真;畑正憲文 (1970、学習研究社)


続・日本の海洋動物 南海の生態

生きる アメーバから人まで (1970、筑摩書房、のちちくま少年図書館文庫)
「ムツゴロウの博物志 正・続・続々」 (1970、毎日新聞社、のち文春文庫)
「もの言わぬスターたち 記録映画と動物と」 (1970、経済往来社、のち中公文庫)
「ムツゴロウの青春記」 (1971、文藝春秋、のち文庫)
「どんべえ物語 1-2」 (1972、朝日新聞社、のち角川文庫)
「ムツゴロウの無人島記 正続」 (1972、毎日新聞社、のち文春文庫)


生きる アメーバから人まで

「ムツゴロウの絵本1-4」 (1972-75、毎日新聞社、のち文春文庫)
「ムツゴロウの結婚記」 (1972、文藝春秋、のち文庫)
「ムツゴロウの大勝負」(1972、のち文庫)
「海」文・構成:畑正憲 写真:益田海洋グループ(1972、筑摩書房(ちくま少年図書館 別巻2))
ムツゴロウの獣医修業 (1973、毎日新聞社、のち文春文庫)


ムツゴロウの獣医修業

「ムツゴロウの大漁旗」 (1973、文藝春秋、のち文庫)
「ムツゴロウの動物巷談」(1973、のち文庫)
「ムツゴロウの動物王国 正続」 (1973、毎日新聞社、のち文春文庫)
「ムツゴロウのため息」 (1974、毎日新聞社、のち文春文庫)
「ムツゴロウの愛馬行進曲」 (1975、毎日新聞社、のち文春文庫)
「ムツゴロウの雑居家族」(1975、毎日新聞社、のち文春文庫)
「学校さよならよ」 (1975、文藝春秋)
「無頼の船 ムツゴロウの海洋活劇」 (1975、徳間書店、のち角川文庫)
「ムツゴロウのゆうびん箱」 (1975、いんなあとりっぷ社、のち角川文庫)
ムツゴロウの雑食日記(1976、読売新聞社、のち文春文庫)


ムツゴロウの雑食日記

ムツゴロウの玉手箱 (1976、角川書店、のち文庫)
「ムツゴロウの事件簿」 (1976、毎日新聞社)
「ムツゴロウの大対談」 (1976、毎日新聞社)
「ムツゴロウの間奏曲」 (1976、毎日新聞社)
「ムツゴロウの純情詩集」 (1976、中央公論社、のち文庫)


ムツゴロウの玉手箱

ムツゴロウの大悦声(1976、徳間書店、のち文庫)
「ムツゴロウの千変万化」 (1977、毎日新聞社)
「ムツゴロウの麻雀記」 (1977、徳間書店、のち文庫)
「畑正憲作品集 1-18」 (1977-79、文藝春秋)
「根釧原野」 (1978、朝日新聞社、「ムツゴロウの根釧原野」文春文庫)


ムツゴロウの大悦声

さよならどんべえ(1978、毎日新聞社、のち角川文庫)
「ムツゴロウの素顔」 (1978、読売新聞社)
「ムツゴロウの本音」 (1978、読売新聞社)
「ムツゴロウの少年期」 (1979、文藝春秋、のち文庫)
「ムツゴロウの放浪記」 (1979、文藝春秋、のち文庫)


さよならどんべえ

「ムツゴロウの野性教育」(1979、広済堂出版、のち文庫)
「畑正憲の精密麻雀」 (1979、実業之日本社)
「ムツゴロウ動物記ヒグマ再び」 (1979、毎日新聞社)
ムツゴロウの人間教育 (1980、広済堂出版、のち文庫)
「象使いの弟子 ムツゴロウ世界漫遊記之内」 (1980、中央公論社、のち文庫)


ムツゴロウの人間教育

ムツゴロウの自然教育 (1980、広済堂出版、のち文庫)
「ムツゴロウのアルバム 1-6」(1980-83、サンケイ出版)
「オーストラリ愛 ムツゴロウの世界漫遊記之内」 (1981、広済堂出版、「ムツゴロウのオーストラリアふしぎ旅」文春文庫)
「ムツゴロウの人間飛行」 (1982、PHP研究所)
「ムツゴロウの大交遊日記」 (1982、広済堂出版)


ムツゴロウの自然教育

「ムツゴロウのにっぽん大旅行」 (1982、日本交通公社出版事業局)
「ムツゴロウの娘よ 1-2」 (1982、読売新聞社、のち文春文庫)
わが王国の住人たち (1982、光文社)
「ムツゴロウのブッシュマンを訪ねて」(1983、広済堂出版)
「ムツゴロウのさわやか日記」(1983、広済堂出版)


わが王国の住人たち

ムツゴロウの人間旅行 (1983、PHP研究所)
「動物王国ラプソディ」 (1984、角川書店、のち文庫)
「ムツゴロウの人間紀行」 (1984、PHP研究所)
「ムツゴロウ麻雀物語」 (1984、角川書店)
「ムツゴロウの人生航海術」 (1984、広済堂出版, のち文庫)


ムツゴロウの人間旅行

ムツゴロウの碁好き六好き(1985、広済堂出版)
「ムツゴロウの人生読本」(1985、広済堂出版)
「ムツゴロウの世界博物志 1-2」 (1985、読売新聞社、のち文春文庫)
「ムツゴロウの人間歩行」 (1985、PHP研究所)
「ムツゴロウの猫読本」 (1986、文藝春秋、のち文庫)


ムツゴロウの碁好き六好き

ムツゴロウの自然を食べる(1986、読売新聞社、のち文春文庫)
「子猫物語」 (1986、講談社)
「ムツゴロウの馬読本」 (1988、文藝春秋)
「動物王国ノクターン」 (1988、文春文庫)
「ムツゴロウとゆかいな仲間たち 畑正憲珠玉の写真集 1-10」(1988-89、朝日出版社)


ムツゴロウの自然を食べる

「ムツゴロウの図書館 1-7」 (1990-91、朝日出版社)
「ムツゴロウ動物王国の四季」 (1993、日本経済新聞社)
森からの警告 畑正憲vs.C・W・ニコル対談集(1994、ソニー・マガジンズ)
「ムツゴロウの馬を訪ねて地球一周 最愛の友、馬を訪ねて、ムツゴロウ先生、世界を駆ける 1-3」(1995-97、日本中央競馬会弘済会)
「クルタ ムツゴロウの写真絵本 キャロリン・ジョーンズ写真」 (1995、フジテレビ出版)
夢大陸の子犬クルタ(1995、小学館)


森からの警告 畑正憲vs.C・W・ニコル対談集

「ムツゴロウとゆかいな仲間たちシリーズ『真説動物王国物語』」(1995、フジテレビ出版)
「ムツゴロウとゆかいな仲間たちシリーズ『ムツゴロウの犬めぐり』」 (1995、フジテレビ出版)
「ムツゴロウとゆかいな仲間たちシリーズ『ムツさんジェルミ魔の島漂流記 ジェルミ・エンジェル』」(1996、フジテレビ出版)
「ムツゴロウとゆかいな仲間たちシリーズ『動物王国オフィシャルハンドブック』」(1997、フジテレビ出版)
「自然界の建築家たち 1・2」(1996、ミサワホーム総合研究所)
「家族の幸せ」ちょっとした法則―人生って素晴らしい!ことがわかる47の妙薬 (1995、講談社(編))
「ムツゴロウのどこ吹く風」 (1998、潮出版社)
「ムツゴロウの人生上達の術」 (1998、マガジンハウス)
「ムツゴロウの動物交際術」 (1999、文藝春秋、のち文庫)


「家族の幸せ」ちょっとした法則―人生って素晴らしい!ことがわかる47の妙薬

命に恋して―さよなら「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」(2001、フジテレビ出版)
「ムツゴロウとゆかいな動物たち 畑正憲画集」 (2004、朝日出版社)
「人という動物と分かりあう」 (2006、ソフトバンク新書)
「犬はどこから…そしてここへ」 (2007、学習研究社)
「ムツゴロウの東京物語」 (2008、柏艪舎)
「ムツゴロウのニッポン物語」 (2009、柏艪舎)
ムツゴロウ畑正憲の精密麻雀(2016、マイナビ出版)


命に恋して―さよなら「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」

ほか、数多くの著書を出版されています。

受賞歴

そんなムツゴロウさんは、

1968年に、「われら動物みな兄弟」で、「第16回日本エッセイスト・クラブ賞」
1970年に、「天然記念物の動物たち」で、「大宅壮一ノンフィクション賞」
1977年に、「第25回菊池寛賞」
2011年に、「第1回日本動物学会教育賞受賞」

ほか、数々の賞を受賞されてます。

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出演作品(CM)

また、ムツゴロウさんは、CMにも、

松下電器産業(現:パナソニック)「ナショナル カラーテレビ」(1982年)
ピップフジモト 「ピップエレキバン」(1983年)
三栄 「雀友楽点棒(全自動麻雀卓)」(1992年)
任天堂「スターツインズ」(1999年)
日清食品 「チキンラーメン」(1990年代後半)※単独、菅野美穂との共演ほか


「チキンラーメン」より。

アイリスオオヤマ「ムツゴロウのペット王国」(2001年)
トヨタ自動車「ミニバンキャンペーン」(2006年)
BSフジステーションコール(2012年6月11日~18日)
Happy Elements「メルクストーリア-癒術士と鈴のしらべ-」(2014年)


「メルクストーリア-癒術士と鈴のしらべ-」より。

王子ネピア「ムツゴロウさん利きうんちに挑戦!」(2015年)
日清食品 「カップヌードル」(2016年3月30日~)
オープンハウス(2016年1月13日~)
花王ピュオーラ(2018年)


「花王ピュオーラ」より。ムツゴロウさん(左)とマツコ・デラックスさん(右)。

ほか数多く出演されています。

「ムツゴロウ(畑正憲)の妻との馴れ初めは?」に続く

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