1972年、「チューリップ」として、ファーストシングル「魔法の黄色い靴」でメジャーデビューすると、1973年には、3枚目のシングル「心の旅」が大ヒットし、以降、「青春の影」「サボテンの花」「虹とスニーカーの頃」など、次々とヒット曲を世に送り出した、財津和夫(ざいつ かずお)さん。今回は、そんな財津さんの、「チューリップ」としてとソロとしてのディスコグラフィをそれぞれ画像を交えてご紹介します。

「財津和夫が「チューリップ」を解散した理由とは?」からの続き

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ディスコグラフィ(「チューリップ」シングル)

1971年2月「柱時計が10時半」
     7月「私の小さな人生
1972年6月「魔法の黄色い靴靴」
     9月「一人の部屋
1973年4月「心の旅
     10月「夏色のおもいで」


魔法の黄色い靴


一人の部屋


心の旅


夏色のおもいで

1974年1月「銀の指環
     6月「青春の影
     10月「ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜
1975年2月「サボテンの花
     7月「悲しきレイン・トレイン」


銀の指環


青春の影


ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜


サボテンの花

1976年4月「娘が嫁ぐ朝」
     9月「風のメロディ
1977年6月「ブルー・スカイ」
     11月「WELCOME TO MY HOUSE」
1978年6月「夕陽を追いかけて」
     10月「約束


約束

1979年7月「虹とスニーカーの頃
1980年7月「I am the Editor(この映画のラストシーンは、ぼくにはつくれない)」
1981年3月「さよなら道化者
     10月「ふたりがつくった風景」
1982年4月「We Can Fly」


虹とスニーカーの頃


さよなら道化者

1983年3月「星空の伝言
     7月「夏の夜の海」
     12月「たったひとりのオーディエンス」
1984年3月「愛の迷路」
     6月「it WAS love」


星空の伝言

1985年1月「もっと幸せに素直になれたら」
     6月「アイ・アイ・アイ」
     10月「涙のパーティー」
1986年3月「くちづけのネックレス」
     5月「愛の風」


「愛の風」

1987年5月「モーニング・スコール
     9月「抱きあって」
1988年4月「真っ赤な花と水平線」
     11月「心の旅」
1989年2月「ストロベリー・スマイル」


モーニング・スコール

1993年3月「魔法の黄色い靴」
     5月「サボテンの花(チューリップ・オリジナルバージョン)」
1997年4月「サボテンの花」
     4月「We believe in Magic」
     4月「サボテンの花」
     7月「シェア」
     12月「この愛は忘れていいよ」
2002年6月「あなたのいる世界
2005年5月「hope」
2006年10月「青春の影vs心の旅~006 Anniversary Mix~」


あなたのいる世界

ディスコグラフィ(「チューリップ」アルバム)

1972年6月「魔法の黄色い靴」
     12月「君のために生れかわろう
1974年4月「TAKE OFF(離陸)」
     10月「ぼくがつくった愛のうた」
1975年4月「無限軌道」
     12月「日本」


君のために生れかわろう

1976年9月「MELODY
1977年8月「WELCOME TO MY HOUSE」
1978年9月「Upside-down」
1979年7月「Someday Somewhere」
1981年3月「THE LOVE MAP SHOP」
     11月「THE 10th ODYSSEY」


MELODY

1982年7月「2222年ピクニック」
1983年5月「Halo
1984年1月「I dream」
1985年1月「New Tune」
     8月「I Like Party」


Halo

1986年5月「Jack is a boy
1987年6月「PRIMARY COLOR」
1988年4月「そんなとき女を好きになる」
1989年2月「Well
2007年5月「run」


Well

ディスコグラフィ(ソロ・シングル)

1978年5月「二人だけの夜/悪魔の子守唄」
1979年12月「Wake Up/ル・デクラン」
1980年10月「一枚の絵/そして また あなたへ」
1987年1月「償いの日々/愛にふれたとき」


「Wake Up/ル・デクラン」

1988年1月「ラブ・ストーリーを君に/サボテンの花」※EP
     2月「ラブ・ストーリーを君に/サボテンの花」※8cmCD
     10月「太陽のゴール/ONE AND ONLY」
     12月「冬のメイン・ストリート/子供たちのためのクリスマス」
1990年6月「Dream With You/青春の影」


「Dream With You/青春の影」

1992年4月「ミス・ベスト・ワン/時が経てば」
     11月「誰が許すの 君のわがままを/本当の言葉」
1993年4月「サボテンの花〜ひとつ屋根の下より〜/しわくちゃのスーツ」
     11月「メルティング/Mexicoへ青い空」
1995年4月「Everlasting/愛はちっとも難しくない/バタートーストかじって」
1996年5月「サボテンの花/Weekday love woman」


「ミス・ベスト・ワン/時が経てば」

1997年4月「ひまわりの家/ひまわりの家 (オリジナル・カラオケ) 」
1998年5月「ユア・ベスト・フレンド/ちょうど」
     9月「「ストーヴ」/ぼくは君のゴミじゃない」
1999年6月「FOR YOUR SONG/それがボクのおとうさん」
     9月「GOAL/この世の端でも」
2001年6月「ふたりなら」

ディスコグラフィ(ソロ・オリジナルアルバム)

1978年5月「宇宙塵」
1980年4月「I need you and YOU
1987年1月「City Swimmer」
1990年10月「I must be crazy」


I need you and YOU

1992年4月「「もうひとつ」の愛」
1993年10月「Naked Heart
1995年5月「愛はちっとも難しくない」


Naked Heart

1998年10月「ONE WORD
1999年10月「PRIVATE MOON 」
2001年9月「Rainbows」
2009年10月「ふたりが眺めた窓の向こう」


ONE WORD

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松田聖子に提供した「チェリーブラッサム」「夏の扉」「白いパラソル」や沢田知可子に提供した「会いたい」が大ヒット

ところで、財津さんは、木之内みどりさん、松田聖子さん、沢田知可子さん、藤井フミヤさんほか、数多くのアーティストに楽曲を提供しているのですが、

特に、松田聖子さんへ提供した楽曲は20曲以上もあり、「チェリーブラッサム」(1981年)、「夏の扉」(1981年)、「白いパラソル」(1981年)の連続3作品はオリコンチャート1位を獲得し、松田さんのアイドルとしての人気に寄与しています。

ちなみに、聖子さんとの交流は現在も続き、2020年の聖子さんのデビュー40周年には、「風に向かう一輪の花」を作曲しているのですが(作詞は聖子さん)、


風に向かう一輪の花

財津さんは、この「風に向かう一輪の花」を担当することになった経緯について、

この曲は聖子さんがまず作詞をし、これにメロディをつけてくださいと依頼されて作ったんです。詞を読んでみると、聖子さんがファンに、40年間の感謝を捧げる内容でした。

だから、ステージから客席に向かって感謝の気持ちを歌っている聖子さんの後ろ姿を想像しながら、メロディをつけました。ワルツっぽい仕上がりになったのは、聖子さんの感謝の気持ちがより伝わりやすいかなと考えたからです

と、語っています。

また、沢田知可子さんに提供した「会いたい」(1990年6月発売)は、ミリオンセラーを記録し、2022年現在、財津さんの最大のヒット曲となっています。

「財津和夫の妻は元OL!馴れ初めは?娘は声優!息子は音楽関係者?」に続く


会いたい

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