2010年11月25日、午前7時20分頃、東京都目黒区にある自宅に大ケガをして帰ってきた後、妻の小林麻央さんが救急と警察に通報し、自宅から都内の虎の門病院に救急搬送された、十三代目市川團十郎白猿(じゅうさんだいめ いちかわ だんじゅうろう はくえん)さんですが、そのケガは、暴走族グループ・元関東連合(宮前愚連隊)リーダーの伊藤リオン氏に負わされたものだったといいます。

「市川團十郎(13代目)の海老蔵時代の暴行事件後の謝罪会見とは?」からの続き

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暴走族グループ・元関東連合(宮前愚連隊)リーダーの伊藤リオンが逮捕される

執拗に顔面を殴られて全治2ヶ月の重傷を負った團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんですが、その、相手を容赦しない手口や、事件現場のビルに出入りしていた人などの証言、関係者からの事情聴取により、六本木一帯を仕切る闇組織と深いかかわりを持つ伊藤リオン氏が関与した疑いが強まり、捜査線上に浮上したそうで、

2010年11月29日、警視庁は、傷害容疑で、東京都杉並区に住む暴走族グループ・関東連合(宮前愚連隊)元リーダーの伊藤リオン氏(26歳)の逮捕状を取ると、同年12月10日、事件以来、所在が分からなくなっていた、被疑者の伊藤リオン氏を逮捕します。

伊藤リオンは黒人のハーフのようなルックス

ちなみに、團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんは、警視庁の事情聴取に「(殴ってきた相手は)黒人のハーフのように見えた」などと話していたそうで、

事件現場となった港区西麻布のビル11階の飲食店関係者も、事件後、周囲に、「ハーフの男が(海老蔵を)殴った」と、伊藤氏を名指ししていたそうです。

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伊藤リオンは少年時代はJリーグのジュニアユースにスカウトされるも不良グループ「宮前愚連隊」のリーダーになっていた

そんな伊藤氏は、お父さんが中南米出身、お母さんが日本人のハーフで、少年時代は足の速さを見込まれて、Jリーグのクラブのジュニアユースにスカウトされるなど、スポーツ少年として有名だったそうで、

ジュニアユースチームに所属するとFW(フォワード)として活躍し、身体能力の高さから、元日本代表に目をかけられるなど、将来を嘱望されていたそうですが、

中学2年になる頃にグレ始め、ケンカに明け暮れるようになると、やがて、六本木の闇組織を取り仕切る男と関係を持つようになっていったそうで、

捜査関係者は、

I(伊藤氏)は、不良グループ『宮前愚連隊』の元リーダー。現在は関東の指定暴力団の構成員をしている札付きの不良です

と、語っています。

(「M愚連隊」とは杉並区一帯を拠点とする暴走族で、「M愚連隊」「用賀喧嘩会」「千歳台ブラックエンペラー」「鬼面党」「小次郎」という5つのグループを総称して、関東連合と呼ばれていたようです)

「市川團十郎(13代目)は海老蔵時代に泥酔状態で絡んで暴行されていた?」に続く

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