2010年11月25日、顔から血を流す大ケガを負わされた伊藤リオン氏やその先輩とは面識があったにもかかわらず、面識がなかったと語っていた、十三代目市川團十郎白猿(じゅうさんだいめ いちかわ だんじゅうろう はくえん)さんですが、團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんがそこまでして関与を公にしたくなかった相手とはどんな人物だったのでしょうか。今回は、この人物についてご紹介します。

「市川團十郎(13代目)は海老蔵時代に泥酔状態で絡んで暴行されていた?」からの続き

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暴行された時に一緒に飲んでいたのは暴走族の元リーダーで「トーヨーボール事件」の主犯格・石元太一だった

團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんが、面識があることが公になることを恐れた、伊藤リオン氏とその先輩ですが、その先輩とは、千歳台ブラックエンペラー(関東連合系の暴走族)の元総長で六本木の闇組織を取り仕切っていた石元太一氏だったそうで、

石元氏は、非行に明け暮れていた10代の頃には(2000年5月)、東京・池上のボウリング場「トーヨーボール」の駐車場で、抗争相手のグループと勘違いして、「トーヨーボール」の駐車場でダンスの練習をしていた無関係の少年グループを、関東連合のメンバー(未成年)とともに襲撃し、逃げ遅れた一人を集団で暴行して、意識不明の状態で病院の前に放置し、事件の首謀者として逮捕され、傷害致死罪により特別少年院に送られていたといいます。

(暴力を振るわれた少年たちは血だらけになりながらも、なんとか車で逃げたそうですが、一人だけ、車に乗車した際にギアを入れ間違えて逃げ遅れた寿司職人見習いの少年(当時18歳)が、車を襲撃されて拉致され、集団で暴行を受け、意識不明(くも膜下出血と脳挫傷)の状態で病院の前に放置され、死亡した事件で、「トーヨーボール事件」と呼ばれました。また、犯行に使われた車が女優の三田佳子さんの次男から借りたものであったことでも注目されました)

暴走族の元リーダー・石元太一は詐欺容疑でも逮捕されていた

また、石元氏は、2011年8月には、他人名義で南麻布のマンションの賃貸借契約を結んだ疑いで、詐欺容疑で逮捕されているほか、同年9月28日には、パチンコで客を装う「さくら」をすれば報酬が得られるなどとして、登録料名目で女性から現金をだまし取ったとして詐欺の疑いでも逮捕されていたといいます。

(パチンコ攻略法の情報を教えると偽り、女性から現金計約136万円を振り込ませたという話も)

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暴走族の元リーダー・石元太一は六本木クラブ襲撃事件の殺人容疑でも逮捕されていた

さらに、2012年9月には、港区六本木5丁目のクラブ「フラワー」で、知人と飲食していた飲食店経営者の藤本亮介さん(当時31歳)が、目出し帽をかぶるなどした男十数人に襲われ、金属バットなどでめった打ちにされて殺害されているのですが(六本木クラブ襲撃事件)、

石元氏は、現場近くに金属バットを持って集まったとして凶器準備集合の疑いで逮捕され、後に、殺人容疑で再逮捕されていたといいます。

「市川團十郎(13代目)の暴行事件で元関東連合リーダーはタレント化していた!」に続く

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