1995年9月25日、22歳の時、「おしろい花」でデビューすると、オリコン演歌・歌謡ランキングで初登場3位のヒットも、その後、長らく売上はパッとせず、2002年4月24日、29歳の時にリリースした10枚目のシングル「東尋坊」がカラオケファンの支持を得てヒットし、翌年の2003年4月2日にリリースした11枚目のシングル「鳥取砂丘」が大ヒットを記録した、水森かおり(みずもり かおり)さん。
今回は、そんな水森かおりさんの、若い頃からの代表曲や経歴をデビューから時系列でまとめてみました。
「水森かおりの生い立ちは?幼少期から歌が上手も歌手は諦め短期大学に進学していた!」からの続き
水森かおりは22歳の時に「おしろい花」でデビュー
水森かおりさんは、1995年9月25日、22歳の時、「おしろい花」でデビューすると、オリコン演歌・歌謡ランキングで初登場3位のヒットとなっているのですが、以降、7年ほどはなかなかヒットしなかったそうです。
「おしろい花」
水森かおりはデビュー当時に父親に怒られた言葉を今も大事にしている
ちなみに、水森かおりさんは、デビュー当時、パーティーの席で歌うことがあったそうで、お酒の席ということもあり、誰も聞いてくれなかったことから、家に帰り、それをお父さんに愚痴ったことがあったそうですが、
お父さんには、
みんなお喋りしていて、背を向けているかもしれないけど、耳ではちゃんと聞いているのだから、適当に歌えばいいやなんて考えたら絶対お客様に伝わるから、ダメだ
どういう環境、状況でも、全力で歌いなさい
と、すごい剣幕で怒られたそうで、
その時に言われた言葉は今も大事にしているそうです。
水森かおりは28歳の時に10枚目のシングル「東尋坊」がカラオケファンの間で人気を博していた
デビュー曲の後は、なかなかヒットすることができなかった水森かおりさんですが、2002年4月24日、28歳の時、10曲目のシングル「東尋坊」をリリースすると、
カラオケファンの間で人気を博し、「第35回日本有線大賞有線音楽賞」を受賞するなど、一気にメジャー歌手への足掛かりを掴んでいます。
「東尋坊」
水森かおりは29歳の時に11枚目のシングル「鳥取砂丘」が大ヒット
そして、2003年4月2日、29歳の時にリリースした11枚目のシングル「鳥取砂丘」は大ヒットを記録し、
「第45回日本レコード大賞金賞」「第36回日本有線大賞有線音楽優秀賞」「第18回日本ゴールドディスク大賞ソング・オブ・ザ・イヤー」と、数多くの賞を受賞するほか、この年の「第54回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしたのでした。
「鳥取砂丘」
水森かおりは30歳の時に12枚目のシングル「釧路湿原」が大ヒットし”ご当地ソングの女王”と呼ばれるようになっていた
そんな水森かおりさんは、2004年4月14日(30歳)にリリースした12枚目のシングル「釧路湿原」も、オリコン週間シングルチャート初登場トップ5入りとなる大ヒットを記録すると、2年連続「NHK紅白歌合戦」に出場しており、以降、「ご当地ソングの女王」と呼ばれるようになったのでした。
(オリコン週間シングルチャート初登場トップ5入りは、女性演歌歌手としては、城之内早苗さんの「あじさい橋」以来18年ぶりの快挙だったそうです)
ちなみに、水森かおりさんは、ご当地ソングを歌うにあたって心がけていることについて、
“歌い手”というよりも“伝い手”というような気持ちで、自分が主人公にならないようにというのは心掛けています。
歌の世界の女性がこういう景色のところをこういう思いで歩いている…だったりとか、曲で描かれている世界観を聴いてくださる方々に伝えられたらなという気持ちでは歌わせて頂いています
と、語っています。
「釧路湿原」
水森かおりは「五能線」「熊野古道」もオリコン週間シングルチャート初登場トップ10入りを果たしていた
さらに、水森かおりさんは、
- 2005年4月6日(31歳)にリリースした13枚目のシングル「五能線」も、オリコン週間シングルチャート初登場で総合8位
- 2006年4月5日(32歳)にリリースした14枚目のシングル「熊野古道」も、オリコン週間シングルチャート初登場で総合5位
と、3作連続で、オリコン週間シングルチャート初登場トップ10入りを果たし、女性演歌歌手では史上初の快挙を成し遂げています。
(それまで女性演歌歌手では、城之内早苗さんと藤あや子さんの、2作連続の初登場トップ10入りが最高でした)
水森かおりの現在は?31歳からヒット曲を連発しNHK「紅白歌合戦」に21年連続出場中
以降も、水森かおりさんは、
- 2007年4月4日(33歳)「ひとり薩摩路」
- 2008年4月2日(34歳)「輪島朝市」
- 2009年4月1日(35歳)「安芸の宮島」
- 2010年4月7日(36歳)「松島紀行」
- 2011年6月1日(37歳)「庄内平野 風の中」
- 2012年4月4日(38歳)「ひとり長良川」
- 2013年4月3日(39歳)「伊勢めぐり」
- 2014年4月9日(40歳)「島根恋旅」
- 2015年4月1日(41歳)「大和路の恋」
- 2016年3月29日(42歳)「越後水原」
- 2017年5月2日(43歳)「早鞆ノ瀬戸」
- 2018年3月20日(44歳)「水に咲く花・支笏湖へ」
- 2019年1月22日(45歳)「高遠 さくら路」
- 2020年6月17日(46歳)「瀬戸内 小豆島」
- 2021年1月19日(47歳)「鳴子峡」
- 2022年2月15日(48歳)「九十九里浜」
- 2023年1月24日(49歳)「日向岬」
- 2024年1月23日(50歳)「三陸挽歌」
など、次々とシングルをリリースすると、ヒット曲を連発し、2024年12月時点で、21年連続のNHK紅白歌合戦出場を果たしています。
「水森かおりの夫は?結婚してる?子供は?隠し子の真相は?氷川きよしと?」に続く
透き通るような美しい歌声で世代を超えて幅広い年代から人気を博し、シングルのタイトルに地名を入れた曲が多いことから、”ご当地ソングの女王”と呼ばれている、水森かおり(みずもり かおり)さん。 そんな …