現役時代には、史上初の3度の三冠王、監督時代には、在任8期全てAクラス&リーグ優勝4回と、選手としても監督としても素晴らしい成績を残した、落合博満(おちあい ひろみつ)さん。

そんな落合博満さんは、小学校に入学する前から、新聞で丸めたボールを棒で打つ遊びをするようになり、小学4年生の時には、お兄さんの影響で地元の児童野球チームに入って野球を始めると、

中学1年生の時には、いきなり、4番でエースに起用され、中学3年生の時には、弱小チームを地区大会の決勝進出に導いたといいます。

今回は、落合博満さんの、幼少期(生い立ち)から東芝府中時代までをご紹介します。

落合博満

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落合博満は小学4年生の時に野球を始めていた

落合博満さんは、農林省の役人だったお父さんと、和菓子屋を営むお母さんのもと、7人きょうだい(男3人、女4人)の末っ子として誕生すると、

小学校に入学する前から、新聞で丸めたボールを棒で打つ遊びをするようになり、小学4年生の時には、お兄さんの影響で、地元の児童野球チームに入り、野球を始めたそうです。

落合博満は中学3年生の時に弱小野球部を地区大会の決勝進出に導いていた

そんな落合博満さんは、中学に進学し、野球部に入部すると、いきなり、4番でエースに起用され、中学3年生の時には、1、2回戦で敗退する弱小チームを地区大会の決勝進出に導いたそうで、

決勝戦では、優勝は逃したものの、90メートルを超える本塁打を放って注目を浴び、秋田県内の幾多の野球名門校から入学の勧誘(推薦)を受けたそうです。

落合博満は高校1年生で4番・投手に起用されるも右肩と腰を痛め外野手に転向していた

それでも、落合博満さんは、推薦を受けず、秋田県立秋田工業高等学校に進学したそうで、高校でも、すぐに、4番・投手に起用されたそうですが、

入部3ヶ月で右肩と腰を痛めてしまったそうで、投手を断念して外野手に転向したそうです。

落合博満は高校時代は野球部の上下関係に嫌気が差し入退部を繰り返していた

ただ、もともと練習が嫌いだったことや、野球部の上下関係に嫌気が差し、入部3ヶ月で練習に行かなくなると、やがては、学校に行くこと自体さぼるようになったといいます。

それでも、チーム一番の実力選手だったことから、大会1週間前にはチームに呼び戻され、試合では4番で出場すると、ホームランを量産したそうですが、

大会が終わると、また、学校に行かなくなったそうで、結局、落合博満さんは、高校3年間で、7回の入部と、8回の退部を繰り返したのだそうです。

落合博満は高校時代は毎日映画館通いに明け暮れるも自主トレーニングは怠らなかった

そんな落合博満さんは、高校時代は、学校をサボり、毎日、大好きな映画館通いをしていたそうですが、

野球に対しての情熱が消えたわけではなかったそうで、電柱をバットで叩いたり、山の中で素振りをするなど、自主トレーニングは続けていたのだそうです。

落合博満は東洋大学野球部入部も封建的な風習に嫌気が差して退部し大学も半年で中退していた

そして、1971年10月、高校3年生の時、東洋大学野球部のセレクションを勧められて参加すると、特大のホームランを連発して、見事合格し、東洋大学へ進学したそうですが・・・

ここでも、先輩が後輩に雑用を押し付けるような封建的な野球部の風習に嫌気が差し、野球部を退部すると、大学自体も半年で中退してしまったのだそうです。

落合博満は19歳の時に東京芝浦電気の府中工場(東芝府中)に入社していた

そんな落合博満さんは、その後、郷里・秋田に戻ると、ボウリング場でアルバイトをしたことがきっかけで、プロボウラーを目指していたこともあったそうですが、

最終的には断念すると、やがて、再び、野球への情熱が高まり、1973年11月1日、秋田県立秋田工業高等学校時代の恩師である野球部部長・安藤晃さんの口利きで、東京芝浦電気の府中工場(東芝府中)野球部のセレクションを受けると、

見事、合格したそうで、東京芝浦電気の府中工場(東芝府中)に臨時工として入社したのだそうです。

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落合博満は東芝府中在籍5年間(21歳~25歳)で通算70本のホームランを記録していた

すると、落合博満さんは、東芝府中の広いグラウンドで、生まれて初めて、無我夢中になって野球に打ち込んだそうで、バッティングはますます凄みが増し、1974年から1978年の東芝府中在籍5年間で通算70本のホームランを記録すると、

そんな落合博満さんのもとにはプロのスカウトも挨拶に来るようになったそうで、1977年のドラフト会議直前には、阪神タイガースのスカウトから指名の可能性を伝えられたのだそうです。

(ただ、実際には、阪神からは指名されなかったそうです)

「【画像】落合博満の若い頃は?ルーキーから現役引退までの成績を時系列まとめ!」に続く

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