小説家の大江健三郎さんを父親に持ち、1992年、29歳の時、「大江光の音楽」で作曲家デビューすると、シンプルで美しいメロディーが心癒やされると評されている、大江光(おおえ ひかり)さん.

そんな大江光さんは、脳に障害を持って生まれ、幼少期にはほとんど言葉を話すことがなかったそうですが、6歳の時、野鳥の美しい鳴き声に反応し、初めて言葉を発したといいます。

今回は、大江光さんの、幼少期(生い立ち)と、若い頃(音楽家デビュー)から現在まの作曲作品や経歴、結婚などについてご紹介します。

大江光

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大江光のプロフィール

大江光さんは、1963年6月13日生まれ、
東京都の出身です。

大江光の家系図は?父親は作家の大江健三郎、叔父は映画監督の伊丹十三

そんな大江光さんは、

  • 祖父は、映画監督の伊丹万作さん
  • 父親は、作家の大江健三郎さん
  • 母親は、映画監督・伊丹十三さんの妹・大江ゆかりさん
  • 伯父(母親の兄)は、映画監督の伊丹十三さん
  • いとこは、俳優の池内万作さん

という著名人の一家です。
大江光の家系図
大江光の家系図

大江光の本名の由来は?

ちなみに、「大江光」は本名だそうですが、

光さんは、頭部に異常を抱えた状態で誕生し、生後まもなく、医師から、

手術を(しても)生き延びうるかどうかわからない

と、言い渡されたそうで、

お父さんで作家の大江健三郎さんが、悩んだ末に、

光に向けての希望

という意味で名付けたのだそうです。

(生まれてすぐの頃、医師から目が見えないと言われたことから、「光」と名付けられたとも言われています)

大江光は出生前に医師に一生植物状態と言われるも大江健三郎夫妻の意志で出生していた

大江光さんは、お父さんで作家の大江健三郎さんのもと、3人きょうだい(妹と弟が1人ずつ)の長男として誕生するのですが、

生まれつき、後頭部がこぶ状に膨らみ、脳がはみ出している状態(脳瘤(のうりゅう)のほか、目も見えず、耳も聴こえなかったことから、成長しても言葉を発することができなかったそうです。

(脳のこぶは、手術で取り除いたそうですが、脳に障害が残ってしまったそうです)

実は、大江健三郎さん・ゆかりさん夫婦は、大江光さんが出生する前に、医師から生まれてくる子供が脳瘤(のうりゅう)で、一生、植物状態であることを告げられていたそうですが、

もし、この子供を失ったら、自分たちが「生まれて、生きてきた意味がない」

と考え、困難が待ち受けているであろう大江光さんと共に生き、大江光さん中心の暮らしをしようと、出産することを決めたといいます。

大江光は生まれつき頭部に異常を抱えるも1歳半の時に子守唄や童謡を歌い始めていた

そんな中、大江光さんが1歳半の時、お母さんの大江ゆかりさんが、いつものように抱っこをして寝かしつけていたところ、疲れて、子守唄を「ねんねんころりょ・・・」と歌ったところで、次が歌えなくなっていると、

大江光さんが、何か、ぶつぶつと、つぶやき始めたそうで、気をつけて聴いてみると、それは、子守唄の続きの歌詞だったそうで、

大江ゆかりさんが、童謡のレコードを買ってきて聴かせると、大江光さんは、どんどん歌を覚えていったのだそうです。

大江光は6歳の時に野鳥の鳴き声を聴き突然言葉を発していた

その後、大江光さんは、目が見え、耳が聞こえることが分かるも、やはり、言葉は発せなかったそうですが、

6歳の夏、北軽井沢の林の中を、お父さんの大江健三郎さんが肩車をして歩いている際、いろいろな野鳥の美しい鳴き声が聴こえてくると、

突然、

クイナです。

と、言ったといいます。

(1歳半の時に子守唄を歌ったのは、ただのオウム返しだったそうですが、6歳の時に「クイナ」と言ったのは、明らかに自発的な思考があったと考えられているそうです)

実は、大江光さんは、野鳥の鳴き声が好きで、それまで、鳥のテレビ番組やテープを日課のように聞いていたそうですが、このことがきっかけとなり、その後も、聞こえてくる鳥の名前を次々としゃべり始めるようになったのだそうです。

(人の言葉に対しては、相変わらず無反応だったそうです)

大江光は13歳の時に作曲を始めていた

そんな大江光さんは、音楽の才能を見出され、お母さんにピアノを教えてもらうようになると、

11歳の時には、ピアノの教師・田村久美子さんからピアノのレッスンを受けるようになり、13歳の時には、曲を作るようになったといいます。

(大江光さんは、田村久美子さんからピアノのレッスンを受けるようになると、特異な記憶力を見せ始めたそうです)

大江光は29歳の時に「大江光の音楽」で作曲家デビュー

そして、1992年10月、29歳の時には、CD「大江光の音楽」をリリースして作曲家デビューを果たすと、

1994年9月にも、第2集「大江光ふたたび」をリリース。

また、お父さんの大江健三郎さんの著書で、大江光さんをモデルとする「イーヨー」が登場する私小説風の著書「静かな生活」を、叔父(母親の兄)の伊丹十三監督が映画化した「静かな生活」では、大江光さんが作曲した曲が起用されており、日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞しています。


大江光は35歳、42歳の時に「新しい大江光」「もう一度 大江光」をリリースしていた

そんな大江光さんは、

その後も、

と、CDをリリースしています。

大江光の現在は?

ただ、2005年に、4枚目のCD「もう一度 大江光」をリリースした後は、情報がなく、表立った活動はしていないようです。

今は、ご家族と静かに暮らしているのかもしれませんね。

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大江光の妻は?結婚してる?

ちなみに、大江光さんは、過去に一度も結婚しておらず、現在も独身のようです。

ずっと、ご両親と暮らしていたようで、特に、お父さんの大江健三郎さんと行動を共にすることが多く、

1994年、大江健三郎さんがノーベル文学賞を受賞した際には、スウェーデンで行われた授賞式に同行するほか、大江健三郎さんの講演に、同行したり、登壇したりしています。

また、2006年からは、毎日1時間、一緒に歩行訓練をするなど、お父さんに献身的にサポートされていたとのことです。

(ただ、お父さんの大江健三郎さんは2023年3月に他界されています)

大江光と家族

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