2019年、舌ガンに罹患していることを自身のブログで公表すると、その後は、闘病の様子を発信し続けていた、堀ちえみ(ほり ちえみ)さんですが、ブログには、励ましのメッセージが届く中、いわれのない中傷もあったそうで、法的措置を取っていたといいます。
今回は、堀ちえみさんへの誹謗中傷事件についてご紹介します。

「堀ちえみの病気は舌ガンと食道ガン!現在は?芸能界復帰は娘の一言だった!」からの続き
堀ちえみは舌ガンで闘病中にインターネット上で誹謗中傷を受けていた
堀ちえみさんは、2019年2月、舌ガンの手術後、毎日、ブログを更新し、闘病の様子を発信していたそうですが、
多くの励ましのメッセージが届く一方で、堀ちえみさんが抗ガン剤治療を行わず、髪の毛が抜けるなどの変化がなかったことから、
- かまってちゃん
- ブログの閲覧数を稼ぐための嘘
といった”詐病説”が、ネット上で広がるほか、匿名掲示板などを中心に、心ない中傷が書き込まれ、
ついには、
死ね
消えろ
誰か堀ちえみの家に火をつけてくれ
といった、脅迫とも取れる書き込みや、堀ちえみさんの自宅の住所をさらすような、悪質で過激な書き込みまでされるようになったといいます。
堀ちえみは誹謗中傷に対し法的措置を取っていた
そんな中、身の危険を感じた堀ちえみさんは、弁護士に相談し、そのうえで、警視庁に被害届を出すと、受理されたそうで、警察と協力して送信者を特定し、民事、刑事の両面で裁判を起こすと、
北海道在住の50代主婦のほか、複数の人物が特定されたそうですが、
その中で、脅迫の疑いで逮捕された30代の男性は、ストレスが溜まった時に過激な書き込みをし、
自分の書き込みに肯定的な反応を見ると、もてはやされているような感覚になった
と、話していたといいます。
堀ちえみに誹謗中傷した48歳の女が侮辱と脅迫容疑で逮捕後、偽計業務妨害容疑で再逮捕されていた
ただ、これで一件落着とはならず、堀ちえみさんは、その後も、誹謗中傷に悩まされていたそうで、
2023年4月、警視庁に相談すると、IPアドレスなどから中島早苗容疑者の関与が浮上し、2025年1月15日、中島早苗容疑者は侮辱と脅迫容疑で逮捕されたそうですが・・・
中島早苗容疑者は、保釈された後も、堀ちえみさんへの誹謗中傷を止めなかったそうで、
同年2月6日、ブログ管理会社の業務を妨害した疑いで、偽計業務妨害容疑で再逮捕されたのだそうです。
(公開するコメントの選別作業を困難にしたという理由だったそうです)
堀ちえみは誹謗中傷した女に対する懲役1年執行猶予3年の判決に納得いかず民事訴訟を起こす構えを見せていた
そして、その後、2025年8月29日には、東京地方裁判所で、中島早苗容疑者(48歳)に対し、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決が下っているのですが、
堀ちえみさんは、この判決に納得しておらず、
夫の尼子勝紀さんは、
(今回の裁判は堀ちえみさんではなく会社としてのものとし)1年3カ月もの間、誹謗中傷のメッセージを繰り返してきたことは事実ですし、彼女も精神的に辛い毎日を送ってた。実は保釈後も続いていたので実際には20000件を超えていました
(被告人は現在も生活保護を受けているが)弁護士と相談して民事での訴訟も考えていきたい
と、語っています。
堀ちえみへ誹謗中傷していた女の投稿は1万6000件を超えていた
ちなみに、中島早苗被告が書き込みしていた内容ですが、
2022年7月~8月頃、インターネット掲示板に、
- (堀ちえみさんは)腐っている
- うそつき
などの書き込みを開始すると、
2023年4月には、その内容が、さらに、エスカレートし、
- うそ八百
- 顔がゆがんでいる
- 舌を引っこ抜かれたいのか
- あなたの喋り方は気持ちが悪いから、そんな喋り方で人前に出るな
- 本当は話せるんだろう
- 詐病
など、病気に対する心ない中傷も書き込んでいたといいます。
また、中島早苗被告は、2024年7月まで、約1年3ヶ月にわたって、アカウントを頻繁に変更しながら、Wi-Fi回線を利用して投稿を継続し、総計約1万6004件の誹謗中傷メッセージを送信していたといいます。
(堀ちえみさん本人だけではなく、家族、愛犬に対しても、誹謗中傷の言葉が書き込んでいたそうです)
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1981年、14歳の時、「第6回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリに輝いたことがきっかけで芸能界入りすると、その後は、アイドル歌手として人気を博し、近年は、歌手、女優、タレントとしても活動している、堀ちえみ …







