武蔵の本名は？元K－１格闘家！彼女は？結婚は？

元K－１格闘家の、武蔵（むさし）さん。K-1引退後は、タレントや俳優として、バラエティ番組、映画、テレビドラマ、CMに多数出演されています。

年齢は？出身は？身長は？本名は？

武蔵さんは、１９７２年１０月１７日生まれ、
大阪府堺市南区のご出身、

本名は森昭生（もりあきお）、

旧リングネームはムサシ、

身長１８５センチ、
体重１０３キロ、

靴のサイズ２９センチ、

血液型はＡ型、

趣味は、
釣り、バイク（大型自動二輪免許）、
音楽（へヴィーメタル）、スキューバーダイビング、
ホラー映画鑑賞、

特技は、
空手、水泳、絵画、釣り、

学歴は、
近畿大学短期大学部商経科卒業、

だそうです。

K-1格闘家としてデビュー

武蔵さんは、１９９５年、
「K-1 REVENGE」で、パトリック・スミスと対戦され、
２ラウンドKO勝ちで、華々しくデビューされました。

１９９６年には、「K-1 GRAND PRIX’96」に、
唯一の日本人として出場され、ベスト４に進出。

この大会以降、１９９９年初め頃まで、
１２試合中、勝ち星が２つだけという、
スランプに陥られましたが、

１９９９年６月、「K-1 BRAVES ’99」で、
イギリスの王者カークウッド・ウォーカーに、

５ラウンド左ミドルキックでKO勝ちされ、
「WAKO PRO世界ムエタイヘビー級王座」を獲得されています。

武蔵さんは、その後も、
スーパーヘビー級の、世界の強豪が集まるK-1に、
日本代表として参加し続け、

「K-1 WORLD GP 2003・2004」では、
準優勝を記録するなど、
輝かしい成績を残されました。

引退

そして、２００９年８月、
武蔵さんは引退を表明され、

同年９月に行われた、
「K-1 WORLD GP開幕戦inソウル」の、
ジェロム・レ・バンナ戦を最後に、K-1を引退されました。

引退後は、キックボクサーである、弟ＴＯＭＯさんと、
株式会社パウンドフォーパウンドを設立、
格闘家のプロモーションなどをされているそうで、

ご自身もタレント、俳優として、
活動されています。

ファイトスタイルは「逃げ腰」だった？

武蔵さんは、２０１５年、
バラエティ番組「しくじり先生俺みたいになるな!!」
に出演され、

現役時代のファイトスタイルについて
振り返っておられます。

なんと、武蔵さんのファイトスタイルは
「逃げ腰」だったというのです。

そのため、試合では、
ブーイングの嵐だったそうで、
銭湯やサウナに行くと、知らないおじさんから、

もっと行ってくれよ。
なんであそこで行かないんだよ。

と、しょっちゅう言われていたのだとか(^^;)

過酷な現役時代

ファイターとしては、なんとも・・・
と思ってしまうところですが、

日本人の体格では難しいとされる、
強豪外国人選手らが集まるK-1リングで、
ずっと戦ってこられた武蔵さん。

当時、日本人ヘビー級選手が少なく、
通常、日本人K-1選手は、
1年で約２試合というところを、

武蔵さんは、最高で、
１年１１試合もされたこともあったのだとか。

ある試合の後、武蔵さんが血を流し休んでいると、
番組プロデューサーが来て、

来月（相手は）ボブ・サップだから。

と軽く告げられたこともあったのだとか。

武蔵さんは、

（無理だとは）言えないですね。
まず日本人選手がそもそもいない。

試合数が増えただけでも悲劇なんですが、
対戦相手が全員バケモノ。

と、当時の凄まじい状況を語っておられました。

武蔵さんは、来る日も来る日も、
そんなバケモノのような強豪選手と戦い続け、

正直、逃げないと危ない。

なぜ手を出さなかったのか？
めっちゃ怖かった！

と本音をぽろり。

武蔵さんは、大きな外国人選手相手に、
真っ向からぶつかっても、勝ち目がないことを悟られ、

それならばと、最初から手を出さずに、
判定勝ちを狙っていくことにされたのでした。

この戦い方には批判もあり、
観戦しているお客さん側からすると、
ちょっとつまらない勝ち方なのですが、

当時の追い詰められた僕の状況が、
超逃げ腰の戦い方、武蔵流を完成させた。

やってた頃は、「そんな戦い方あかん」って、
言われた時代もありましたけど、

自分は自分で貫こうと思ってやってきた結果、
僕は世界一のディフェンスとまで言われたこともある。

周りが評価してくれた。
やっててよかったなと思いました。

と語っておられました。

武蔵さんは、周囲から何を言われようと、
最後まで自分流の戦い方を貫かれたのですね。

テレビ放送され、ある意味、
ショーの要素が強い試合とはいえ、

体格差に劣る日本の格闘家にとっては、
このような苦しい選択を、
せざるを得なかったのかもしれませんね。