1973年に芸能界デビューして以来、数々のヒット曲を連発し一世を風靡した、歌手の山口百恵(やまぐち ももえ)さん。1980年に惜しまれながら引退された後は、マスコミやファンからの注目を集めるも、芸能界復帰はされず、今や、その存在は伝説となっています。


そんな山口さんの、ご主人や現在の生活など、
プライベートを中心に調べてみました。

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旦那は三浦友和!馴れ初めは?

山口さんは、1980年、21歳の時、
俳優の三浦友和さんと結婚されているのですが、

お二人が初めて出会われたのは、
1974年、桜の名所、東京世田谷の砧公園で行われた、
「グリコ・プリッツ」のCM撮影で、


この時はまだ、山口さんは、
三浦さんのことを、

「公園で練習している選手みたい」

と、いう程度の第一印象だったようです。

「伊豆の踊子」で共演

そして、同年、山口さんは、「伊豆の踊子」で、
映画初主演を務められるのですが、
その相手役には三浦さんが!

「伊豆の踊子」より。

実は、山口さんの相手役は、
一般公募での募集だったのですが、

グリコのCMを見た西河克己監督が、
三浦さんを気に入り、

オーディションの最終選考の中に、
三浦さんの書類を入れた、
という話もあるようで、

それほど、山口さんと三浦さんは、
お似合いだったのでしょうね♪

共演者から恋人へ

また、翌年の1975年、
山口さん(16歳)は、映画「潮騒」で、
再び、三浦さんと共演されるのですが、

この映画の撮影の頃から、
三浦さんを単なる共演者ではなく、
1人の男性として意識し始めていたそうで、

「潮騒」より。

山口さんは、自叙伝「蒼い時」の中で、

いつの間にか私の目は、彼を追うようになっていた。
(中略)もうすでに彼をひとりの異性として意識していた。

と、綴っておられます。

そして、その後も、

1975年「絶唱」
1976年「風立ちぬ」「春琴抄」

1975年~1980年「赤いシリーズ」(テレビドラマ)

「赤い疑惑」より。

で、三浦さんとの共演が続くと、

彼の胸に顔を埋めるシーンで、
厚手のセーターを通して、
私の耳に響いてくる彼の鼓動を聞きながら、

「この鼓動を特別の意識を持って、
聞くことのできる女性に…私がなれたら」と思った。

と、山口さんは、ますます、
三浦さんへの想いを強くしていかれたのでした。

すると、そんな山口さんの想いが通じたのか、
1976年、山口さん(17歳)は、
三浦さんから電話番号を書いた紙を渡されたそうです。

ただ、山口さんはなかなか電話することができず、
約半年後、ようやく、思い切って電話されたそうで、

山口さんが18歳になったばかりの頃、
お二人は交際に発展。

テレビドラマや映画の共演で、
「ゴールデンコンビ」と呼ばれたお二人は、
ついに、本当のカップルになられたのでした♪

引退 ⇒ 結婚 ⇒ 息子出産

そして、1979年10月20日、
山口さんは、大阪厚生年金会館のリサイタルで、
三浦さんとの恋人宣言をされると、

翌年の1980年3月7日には、
三浦さんとの婚約を発表。
同時に、芸能界引退も発表されたのでした。

その後、1980年11月19日に、
結婚式を挙げられた山口さんは、

1984年4月には、
第一子の三浦祐太朗(みうら ゆうたろう)さん、

1985年11月には、第二子となる、
三浦貴大(みうら たかひろ)さんを出産され、
主婦業と子育てに専念されるのですが・・・

執拗なマスコミの取材攻撃

マスコミが、大スターだった山口さんを、
放っておくはずもなく、

山口さんが、長男の祐太朗くんの幼稚園通園に備え、
自動車教習所に通い始めると、
マスコミに教習所の周りを取り囲まれてしまいます。

これには山口さんも苦悩し、
ご主人の三浦さんが人権擁護局に、
助けを求められたそうで、

翌日、同局の注意喚起により、
マスコミは来なくなったのですが、

祐太朗くんの入園式の時に、
再び、同局に対応を要請した際には、

なぜか、断られてしまい、
マスコミに、自宅や幼稚園を、
取り囲まれてしまったのでした。

祐太朗さんの入園式より。左から2人目が山口さん。

さらに、それだけではなく、マスコミが強引に、
車の中にいる祐太朗くんにレンズを向け、
祐太朗くんが怯えてしまったことで、
ついに、山口さんも激怒。

車を降りて、カメラマンを、
平手打ちしたと言われています。

ちなみに、後に、ご主人の三浦さんは、
プライバシーが脅かされる生活について、

「私は、これ以上芸能界にいたことを後悔したくない」

と、山口さんが漏らしていたことを、
明かされています。

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現在は?

芸能活動をしていた以上、
ある程度、マスコミからの追及は、
辛抱せざるを得ないのですが、

これほどに、山口さんが、
マスコミによる、家庭生活への介入を嫌がっているのは、

ご自身が、幼い頃、
辛い家庭環境で育たれたことが、
大きく影響しているようで、

お子さんたちには、決して、
辛い思いをさせたくないという思いが強く、

何より、山口さんご自身が、人一倍、
温かい家庭に対し憧れがあるようです。

実際、現在、山口さんは、
ご家族のためにご飯を用意したり、お掃除をしたり、
お友達とおしゃべりをしたりする普通の生活を、
楽しんでおられるそうで、
芸能活動には全く未練がないとのこと。

確かに、もともと、
苦労して育ててくれたお母さんに、
楽をさせるために芸能界入りされた山口さんは、
芸能界に憧れていた訳ではないので、

トップスターとなられても、迷わず、
幸せな家庭を築くことを選ばれたのは、
当然のことなのかもしれませんね。

さて、いかがでしたでしょうか?

周りでは、山口さんの復活を、
待ち望む声も多く聞かれますが、

本来の夢である、「幸せな結婚生活」
を継続中の山口さんが、今後、
芸能界に復帰する可能性はほとんどなさそうです。

こうなったら、とことん、
ご自身の幸せな道を突き進んでほしいですね。

応援しています!!

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