一週間で唯一、お父さんの落合博満さんと一緒に過ごせる月曜日も、一歩外に出ると、お父さんが記者に張り付かれ、寂しくなるため、記者を撃退しようと様々なイタズラを繰り返したという、落合福嗣(おちあい ふくし)さんですが、毎日、自宅に大勢の記者が詰めかけていた環境からストレスでチック症になったといいます。そこで、心配した両親からは自由にのびのびと育てられたそうですが、絶対してはいけないルールが3つだけあったといいます。
「落合福嗣の子供時代のイタズラ(父・落合博満の記者への)が凄い!」からの続き
3歳の時には自宅へ大勢の記者が詰めかける毎日にストレスでチック症になっていた
週に1日しか会えない、プロ野球選手の父・落合博満さんに張り付く記者を撃退するため、様々なイタズラを繰り返し、その悪童ぶりがすっかり有名になった福嗣さんですが、
毎日、家に記者が大勢詰めかけていた環境に、3歳の時には、ストレスからチック症(瞬きがパチパチと激しくなる)になってしまったそうです。
ただ、お母さんの信子さんに小児科に連れて行かれると、先生に、
福嗣くんは大人のサイクルで生活をしている。サイクルが早すぎるので、広いところで伸び伸びと遊ばせてあげてください
と、言われたそうで、
それから、お母さんに、毎日、近所の東山動物園(名古屋市)で、朝の9時から閉園の午後4時半まで走り回らせてもらうと、1週間くらいで治ったのだそうです。
幼少期は自由にのびのびと育てられるも、絶対やってはいけないルールが3つだけあった
そして、その後も、お母さんには、(伸び伸びと育てないといけないと思い)好きなことをさせてもらったそうですが、落合家には、絶対にやってはいけないルールが3つだけあったそうで、
それは、
- お金を粗末にすること
- 嘘をつくこと
- 相手に暴力を振るうこと
という3点だったそうで、このルールを破ると、かなり怒られたそうです。
(逆に、この3点さえ守っていれば、一般的な家庭なら普通は怒られることでも、落合家では怒られなかったそうで、箱型のティッシュの中身をばらまいて遊んでも、2、3歳の子供にとってティッシュはおもちゃだからと、後で自分(親)たちが片付ければいいと、怒られなかったそうです)
幼少期は「なんでも経験(チャレンジ)させる」という教育を受けていた
また、落合家は、「なんでも経験(チャレンジ)させる」という教育方針だったそうで、福嗣さんが幼い頃、「お風呂の湯加減見てきて」と言われ、(当時は、お湯と水を混ぜて温度調整をするタイプだったため)熱いお湯にいきなり手を突っ込んで火傷をしてしまったそうですが、
(お母さんは、後ろでその様子を見ていたそうですが、あえて、お湯に触る前に注意されなかったのだそうです)
その後、「湯加減を見る時はまず軽く触ってから」と教えてもらうと、実際に自分が失敗を経験していることから、次からは気をつけようと思えたそうで、
福嗣さんは、このように、自分で気づくという教育を受けたことが自分の人格形成に大きな影響を与えていると考えているそうです。
(福嗣さんは、何かをする前に、親に「ダメ!」と言われて止められることがなかったことから、相当やんちゃだったそうですが、何かあれば親がすべて責任を持つという教育方針だったそうです)