1994年、「チェンジリング」で初舞台を踏むと、以降、「ヴェリズモ・オペラをどうぞ!」「マトリョーシカ」「夏ホテル」「ヴァニティーズ」「ラ・マンチャの男」など、多数の舞台に出演するほか、「アマデウス」「ラ・マンチャの男」では演出助手としても参加している、松本紀保(まつもと きお)さん。今回は、そんな紀保さんの幼少期についてご紹介します。
年齢は?出身は?身長は?学歴は?
紀保さんは、1971年10月15日生まれ、
東京都の出身、
身長164センチ、
血液型はB型、
学歴は、
白百合学園小学校・中学校・高等学校
⇒女子美術大学短期大学卒業(衣服のデザインを専攻していたそうです)
だそうです。
>本名の由来は?
紀保さんの本名は、川原紀保子(かわはら きおこ)(旧姓・藤間)なのですが、父・二代目松本白鸚さんの代表作「ラ・マンチャの男」の主人公であるドン・キホーテの「キホ」から「紀保(きお)」と、祖父・初代松本白鸚さんにより名付けられたそうで、
(「ラ・マンチャの男」をオフ・ブロードウェイの劇場で観て激しく感動した祖父の初代松本白鸚さんが、このミュージカルを、ぜひ、息子(二代目白鸚さん)にやらせたいと、東宝に掛け合ったことで、東宝が上演権を獲得し、父の二代目松本白鸚さんが主役を演じることになったそうで、1970年に父の二代目松本白鸚さんがこのミュージカルのブロードウェイ公演を成功させた翌年、紀保さんは誕生したそうです)
紀保さんは、
祖父の心の中にあった強い思い。私は物心ついた時には名前のことを知り、特別なものと理解していた。でも父と名前のことで語り合ったことは一度もないんです
と、語っています。
ちなみに、
お父さんは、二代目松本白鸚さん、
弟は、十代目松本幸四郎さん、
妹は、松たか子さんで、
二代目中村吉右衛門さんが叔父、八代目市川染五郎さんが甥という、芸能一家です。
幼少期から芝居や劇場に慣れ親しんでいた
紀保さんは、父・二代目松本白鸚さんと母・藤間紀子さんのもと、3人兄弟姉妹(弟1人、妹1人)の長女として誕生すると、歌舞伎役者の家庭で育ったため、小さい頃から、歌舞伎の下座音楽が入ったレコードをかけて、弟の十代目松本幸四郎さんや、妹の松たか子さんと、お芝居ごっこをして遊び、
お父さんのお芝居を歌舞伎座に観に行った際には、ロビーでアイスクリームを買ってもらうなど、劇場が遊び場のような感覚だっことから、芝居や劇場に自然に慣れ親しんでいったそうで、
紀保さんは、
弟(十代目松本幸四郎さん)が仕切って、私と妹(松たか子さん)はそれに付いていくような感じで。洋服の上から大人の着物を着て帯を締めて、お引きずりのようにしてやってみたり、母のパウダーを顔にパンパンはたいて口紅を塗りたくって隈取りのような顔を作ったりしていました(笑)
と、語っています。
「松本紀保は若い頃に舞台「チェンジリング」で女優デビューしていた!」に続く