九代目松本幸四郎の妻は?ラ・マンチャの男!真田丸と黄金の日日で同じ役?


歌舞伎役者であり、俳優としても活躍されている、九代目松本幸四郎(くだいめ まつもと こうしろう)さん。歌舞伎役者としてはもちろんのこと、ミュージカルや現代劇でも才能を発揮され、「ラ・マンチャの男」「王様と私」では主人公を演じられています。


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年齢は?出身は?身長は?本名は?家系図は?

松本さんは、1942年8月19日生まれ、
東京都のご出身、

身長175センチ、
体重70キロ、

血液型はB型、

学歴は、
暁星中学校・高等学校
⇒早稲田大学第二文学部中退、

趣味は、
ギター演奏、絵画、競馬、

ちなみに、本名は、
藤間昭暁(ふじま てるあき)で、

お父さんは、初代松本白鸚さん、
お母さんは、正子さん(初代中村吉右衛門の娘)、
弟さんは、二代目中村吉右衛門さん、
息子さんは、十代目松本幸四郎さん、
娘さん(長女)は、松本紀保さん、
娘さん(次女)は、松たか子さんです。


(タップで拡大)

襲名

松本さんは、八代目松本幸四郎(初代松本白鸚)さんの、
長男として誕生すると、

1946年、3歳の時、
東京劇場「助六由縁江戸桜」の、
外郎売伜(ういろううりせがれ)昭吉で、初舞台を踏み、
「二代目松本金太郎」を襲名。

左が松本さん。右は母方の祖父、初代中村吉右衛門さん。

3年後の1949年、6歳の時には、
東京劇場「勧進帳」で、
太刀持(たちもち)として出演し、

同年、「ひらかな盛衰記 逆櫓」で、
「遠見の樋口」役を演じ、
六代目市川染五郎を襲名。

1981年には、
歌舞伎座「勧進帳」で、武蔵坊弁慶役を、
同じく「寺子屋」で、舎人松王丸役を、
同じく「熊谷陣屋」で、熊谷次郎直実役を演じ、
九代目松本幸四郎を襲名されています。

九代目松本幸四郎襲名披露より。

ラ・マンチャの男

また、松本さんは、歌舞伎だけではなく、
ミュージカルにも出演。

1969年、「ラ・マンチャの男」で、
主人公のドンキホーテを演じられると、

翌年の1970年には、
ニューヨーク・ブロードウェイで、
「ラ・マンチャの男」を英語で上演。

以降、松本さんは、長きに渡って、
帝国劇場でこのミュージカルに出演され、

2015年には、1969年の初演から、
上演回数1236回を達成。

写真は、2012年の1200回公演達成時。

同劇場における、故森繁久彌さんの、
ミュージカル公演男性座長最長記録を更新されたのでした。

松本さんは、このことについて、

年齢や回数よりも、
今日の舞台が最高のものになれば。
何歳までやる? 神のみぞ知るですね。

と、語っておられました。

真田丸

そのほか、松本さんは、

1978年「黄金の日日」(主演)
1981年「山河燃ゆ」(主演)
1994年「花の乱」

「黄金の日日」より。

と、NHK大河ドラマにも出演され、

2016年には、4本目となる、
大河ドラマ「真田丸」に出演されています。

実は、松本さんは、「黄金の日日」で、
主人公の呂宋助左衛門(るそん すけざえもん)役を、
演じておられるのですが、
「真田丸」でも同じ役を演じられ、

38年の年月を経て、
再び同じ役を演じられることについて、

再び助左衛門を生きることができ、
本当に「今」を強く感じました。

「役者冥利」というのでしょうか。
同じ役を、違うドラマで、
演じることができる機会に恵まれた「今」が、
人間としても、役者としても、とても幸せだと思っています。

と、語っておられました。

「真田丸」より。

ちなみに、「真田丸」の脚本家、三谷幸喜さんは、
「黄金の日日」を見て、劇作家を志されたそうなので、
三谷さんにとっても、感慨深かったことでしょうね。

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妻は?

そんな松本さんの気になる、
プライベートですが、

松本さんは、1969年、
紀子(のりこ)さんという、
一般女性と結婚されています。

紀子さんは、医師の家庭で生まれ育ち、
慶應義塾大学を卒業された才媛だそうですが、

紀子さんの遠縁に、
女優の香川京子さんがいらっしゃったことから、
松本さんは、奥さんと知り合われたのでした。


左は結婚当初、右は現在の松本さん夫妻。

松本さんは、奥さんについて、

家内は九州の内科医の一人娘で、
芸能界、ましてや歌舞伎とは縁もゆかりもない人間だったので、
それはもういろいろと大変だったと思います。

ただ「1つの目標に2人で進んでいくのが好きだ」
と言っているんですね。

と明かされ、

僕は芝居以外の、
子育て、学校、お稽古から送迎まで、
3人すべてのことを家内に任せっきりでした。

家内には本当に感謝しています。

とおっしゃっていますので、

奥さんが、陰でしっかりと、
松本さんをサポートしてこられたようですね。

さて、2016年12月には、
「2代目松本白鸚」襲名を発表され、
2018年1月から、襲名披露興行を行われる松本さん。

いつまでも、若々しく、
バイタリティにあふれておられますが、

松本さんも、もう、70歳も半ば。
お体には十分に気をつけて、
頑張ってほしいですね。

応援しています!!

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