1982年、8歳の時に、無名塾公演「マクベス」で初舞台を踏み、以降、舞台を中心に活動されている、仲代奈緒(なかだい なお)さん。2011年には、亡き養母、宮崎恭子さんの意志を継いで、「ねねぷろじぇくと」を立ち上げられ、オリジナルの朗読劇やライブなどを各地で開催されています。
プロフィール!
仲代さんは、1973年12月11日生まれ、
東京都のご出身です。
身長155センチ、
血液型はO型、
趣味は、
料理、グリーティングカード作り、油絵、
特技は、
歌、作詞、作曲、殺陣、
だそうです♪
仲代達矢の養女に
仲代さんは、ともにアナウンサーだった、
山川建夫さん宮崎総子さんご夫妻の間に誕生するのですが、
4歳の時に、俳優の仲代達矢さんと、
演出家の宮崎恭子さん(総子さんの姉)ご夫妻の、
養女となられています。
仲代奈緒さんと仲代達矢さん。
仲代さんご夫婦には、1962年に死産されて以来、
お子さんができなかったようなので、
奈緒さんを養女にされたのでしょう。
ただ、奈緒さんは、総子さんの一人娘でもあるので、
他にも何か事情があったのかもしれません。
(総子さんご夫妻は、1978年に離婚されているので、
そのこととも関係しているのかもしれません。)
8歳で舞台デビュー、歌手活動も
そんな奈緒さんは、0歳の時から、
仲代さんご夫婦が主宰する俳優養成所、
「無名塾」の稽古場が遊び場という環境で育たれ、
1982年、8歳の時、
無名塾公演「マクベス」で初舞台を踏まれます。
宮崎恭子さんにメイクされている仲代さん(8歳)。
その後、中学生になると歌手に憧れ、
1991年18歳の時、
「きっと忘れない」で歌手デビュー。
翌年の1992年には、
2枚目のシングル「手の中の星座」
をリリースされているのですが、
3枚目のシングル「花よ」が、
2000年リリースということで、
歌手活動は芳しくなかったのかもしれません。
ちなみに、仲代さんは、その後も、
歌手としての活動は続けられているようで、
2009年には、セルフ・プロデュースアルバム、
「BEST FRIEND」をリリースされています。
大河ドラマ「秀吉」で仲代達矢と共演
そして、1996年、23歳の時には、
NHK大河ドラマ「秀吉」に、仲代さん演じる千利休の娘、
お吟役でテレビドラマデビュー。
「秀吉」より。(左から)仲代奈緒さん、仲代達矢さん、香山美子さん。
ただ、その後は、
舞台へと活動の場を移され、
ミュージカル「スクルージ」では、ヒロインのイザベル役、
「森は生きている」では、女王役、
「黄昏のメルヘン」では、ヒロインの桃子役など、
数多くのミュージカルやストレートプレイ
(ミュージカル以外の演劇)に出演。
存在感のある演技と透明感あふれる歌声が、
高い評価を受けています。
「森は生きている」より。仲代さんと林勇輔さん。
「ねねぷろじぇくと」
また、1996年6月には、
仲代さんの養母である宮崎恭子さんが亡くなるのですが、
2011年、舞台や芸術を愛した、
恭子さんの意志を継ぎ、
「本当にいい作品を、本当に上手い役者で作りたい」
と、「ねねぷろじぇくと」を設立。
「大切な人~私の家族が見た戦争~」
「ロミオとシラノとジュリエット」
「百年目のラブレター」
など、オリジナルの、
朗読劇やライブなどを各地で公演されています。
「百年目のラブレター」より。(左から)奈良大介さん、
仲代さん、山本芳樹さん、増田将也さん。
ちなみに、恭子さんの遺作となった「大切な人」は、
仲代さんにとって、とても思い入れのある作品のようで、
その後も公演を重ねられ、現在も、
2017年8月5日(京都)、6日(大阪)と、
公演されています。
夫は?結婚は?
そんな仲代さんの、
気になるプライベートですが、
2011年4月1日のエイプリルフールに、
ご自身のブログに、
ご報告します!!私、結婚します
って、嘘です・・・。せっかく1年に一度だけの嘘をついていい日なので、
一応言ってみました(笑)
と綴っておられるので、少なくとも、
この当時は独身だと分かります。
そして、その後も、
結婚やご家族の話が出ていないことから、
現在も独身と考えてよさそうですね。
実母 宮崎総子との仲は?
ところで、一人娘であるにもかかわらず、
養子に出された仲代さんは、
実のお母さんとの不仲が長年噂されてきました。
宮崎総子さん
実際どうなんでしょうか?
実のお母さんである宮崎総子さんは、
2015年2月に亡くなっているのですが、
近年は、大阪で一緒に生活されていたようで、
2014年末には、総子さんも、
舞台「大切な人」に出演されるなど、
とても仲が良かったご様子。
仲代さんも、
私にとって、母が亡くなるというのが一番の恐怖で、
いざとなったらどうなるんだろう?と思っていました。でも、皆さんが来てくれて、
母が喜んでいる気持ちが伝わってきて、
ずっと母が近くにいるような気がして寂しくない。
笑みがこぼれるんです。
と、語っておられますので、
少なくとも、亡くなる直前は、
仲が悪かったということはないようですね。
ともあれ、40代も後半に差し掛かろうとしている仲代さん。
もしかしたら、「電撃結婚」なんて報道もあるかも。
引き続き、仲代さんからは、
目が離せません!!