1972年に「白鳥の歌なんか聞えない」でテレビドラマデビューすると、清純派女優として人気を博した仁科亜季子(にしな あきこ)さんですが、1977年、俳優の松方弘樹さんとの不倫騒動で芸能活動を休止に追い込まれると、1979年には松方さんと結婚され、芸能界を引退。その後は、主婦業と子育てに専念されていましたが、1998年に松方さんと離婚すると、再び芸能界に復帰されています。
プロフィール!
仁科さんは、1953年4月3日生まれ、
東京都のご出身、
身長158センチ、
血液型はAB型、
本名は、
仁科章子(読み同じ)、
出身大学は、
学習院女子高等科、
趣味は、
映画鑑賞、鼓、ゴルフ、ダイビング、
特技は、日舞、
資格は、小型船舶操縦士1級、
お父さんは、歌舞伎俳優・十代目 岩井半四郎さん、
お姉さんは、女優の岩井友見さん、
妹さんは、女優の仁科幸子さん、
だそうです。
若い頃は?
仁科さんは、高校を卒業後の1972年、
NHKのプロデューサーに勧められ、
「白鳥の歌なんか聞えない」で、
テレビドラマデビューされると、
以降、
1972年「赤ひげ」
「愛よ、いそげ!」
「田楽交響楽」
「北の都の秋たけて」
「祇園花見小路」
「聖夜」
「赤ひげ」より。あおい輝彦さん(左)と仁科さん。
1973年「おこれ!男だ」
「あした天気に」
1974年 東芝日曜劇場「浅き春の里」
1974年「女の気持」
「バラ色の人生」
「春ひらく」
「バラ色の人生」より。(左から)香山美子さん、
寺尾聰さん、仁科さん。
と、数多くのテレビドラマに出演され、
清楚な魅力で人気を博します。
不倫騒動の末・・・松方弘樹と結婚
そして、1974年に、NHK大河ドラマ「勝海舟」で、
主演の松方弘樹さんと共演されると、
この共演で松方さんに気に入られたのか、
翌年のドラマ「けんか安兵衛」でも、
ヒロインに推薦され、再び共演。
この頃から、お二人は親密になり、
1977年から同棲されるのですが、
実は松方さんは既婚者で、
不倫騒動として世間を騒がせることとなり、
仁科さんは、ヒロインを演じられていた、
人気テレビドラマ「大都会パート2」の撮影中に、
自ら降板を申し出て、芸能活動自体を休止。
ただ、松方さんとの交際は順調だったようで、
1979年3月、松方さんと結婚され、
正式に芸能界を引退されたのでした。
結婚を祝う会より。松方弘樹さん(左)と仁科さん。
度重なる松方弘樹の不倫で離婚
その後、仁科さんは、男の子と女の子を一人ずつ出産し、
幸せな日々を送られているかと思われたのですが・・・
1984年には、松方さんと当時アイドル歌手だった、
千葉マリアさんとの間に子どもが生まれていたことが発覚。
(激怒した仁科さんは、松方さんに、
パイプカットを命じられたとか。)
そして、1995年には、
松方さんが京都祇園の高級クラブで知り合った、
山本万里子さんを芸能界にスカウトし、
松方さんが出演していたテレビドラマ「HOTEL」で、
女優デビューさせているのですが、
1998年当時の山本万里子さん(26歳)
そんな二人の関係をあやしんだ仁科さんが、
興信所を使って調べると、またしても二人の不倫が発覚。
仁科さんは、ついに、1998年、
自ら週刊誌に松方さんの不倫を暴露し、
離婚されたのでした。
2度目の結婚&離婚
その後、仁科さんは、2011年に、
大手広告代理店の「電通」社員の方と再婚されているのですが、
早くも2013年には離婚。
離婚の原因は、金銭感覚の違いと言われており、
芸能人の仁科さんと一般人のご主人では、
その差を埋めることができなかったようです。
ちなみに、この離婚後は再々婚されておらず、
現在、仁科さんは独身です。
息子は?娘は?
それでは、ここで、
仁科さんのお子さんについて紹介しましょう。
まず、長男は、仁科克基(にしな まさき)さんで、
1989年頃、子役としてデビューされ、
テレビドラマ、映画、舞台に出演されていたのですが、
2011年、女優の多岐川華子さんと結婚されると、
1年足らずの2012年にスピード離婚。
これで注目を集められた後は、
タレントとして活動されています。
仁科克基さんと多岐川華子さん。
そして、長女は、仁科仁美(にしな ひとみ)さんで、
以前、タレントや女優として活動されていたのですが、
2014年に芸能事務所を退社されると、
2015年に、大手居酒屋チェーン店経営の男性と、
結婚間近と言われ、注目を集められました。
ただ、お子さんは出産されたものの、
2017年現在、男性とは結婚されておらず、
同居しながら、二人で子育てされているとのこと。
ちなみに、お相手の男性が娘と結婚しないことに、
仁科さんとお兄さんの克基さんが激怒している、
との報道もありましたが、
実際には、お孫さんがとてもかわいく、
娘家族の生活を積極的にサポートされているようです。
仁美さん(左)と仁科さん。
ピーター
ところで、仁科さんを「ピーター」で、
多くの方検索されているようです。
というのも、仁科さんは、2017年12月、
バラエティ番組「爆報!THEフライデー」に出演された際、
なんと、芸能界デビューされる前に、
ピーターさんと交際されていたことを明かされているのです。
仁科さんによると、もともと、ご両親同士が知り合いで、
仁科さんが14歳の時、ピーターさんのお母さんが、
家出をしたピーターさんを探しに手配書を持って、
仁科さんの家を訪ねて来たことがあったそうです。
その時、手配書のピーターさんの写真を見た仁科さんは、
「なんてステキな人なの!」
と、一目惚れされたそうで、
仁科さんは、当時を振り返り、
「初恋ですね。初めて男の方を意識した」
と、明かされています。
それ以来、仁科さんは、ピーターさんに、
いつか会いたいと願うようになっていたそうで、
その後、ピーターさんが16歳で、
芸能界デビューし、瞬く間にスターとなられると、
仁科さんは、思いきって、舞台出演中だった、
ピーターさんの楽屋を訪れたそうですが、
目の当たりにしたピーターさんのかっこよさに、
想いはますます深まっていったのだとか。
そして、ついに、仁科さんは、
ピーターさんにラブレターを書いて手渡されるのですが、
ピーターさんは当時、すでにスターだったため、
次に楽屋を訪れた時に、おでこにキスをされただけで、
それ以上関係が発展することはなかったのだそうです。
しかし、その後、ピーターさんが過労で体調を崩し入院された際に、
仁科さんが、毎日、病院にお見舞いに通われると、
そんな仁科さんの献身的な態度が実を結んだのか、
ピーターさんが退院後、お二人は交際をするように。
仁科さんは、その当時を振り返り、
「一緒にいるだけで幸せだった。夢はお嫁さん」
と、明かされており、
交際は順調だったのですが・・・
仁科さんが高校卒業後の19歳の時、
芸能界デビューすることになり、
そのことにピーターさんが猛反対したため、
二人の交際は終わってしまったのでした。
ちなみに、時は巡り、仁科さんが、
1998年に松方さんと離婚された後、
「一人になったけど、どうかな」
と冗談半分に、再び、
交際を持ちかけたことがあったそうですが、
「冗談じゃないわよ、バカモン」
と、返されたそうです。
ただ、現在、お二人は、男女の仲を超えた親友のような関係で、
手をつないで歩いたりすることもあるそうで、
仁科さんは、
「淡い関係に戻った感じ」
と、明かされていました♪
ピーターさんと仁科さん。
さて、いかがでしたでしょうか?
実は、仁科さんは、4度もガンの手術を受けられ、
闘病生活をされているのですが、
2015年には、
最近、王子様ができたんです。孫ができました。
しぶとく生きながらえさせてもらっているので、
幸せながん生活を送っていると思います。
と、笑顔で語っておられ、
現在は、娘さん一家の生活をサポートしつつ、
可愛いお孫さんに夢中なご様子。
これからもお体に気をつけて、
穏やかな生活を送れるといいですね♪