1979年、30歳の時に、コントユニット「シティーボーイズ」を結成すると、オーディション番組「お笑いスター誕生!!」で見事グランプリに輝かれた、斉木しげる(さいき しげる)さん。以降、「シティーボーイズ」の活動と並行して俳優としても活動され、穏やかで優しい父親役に定評があります。


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身長は?本名は?兄は?学歴は?

斉木さんは、1949年11月18日生まれ、
静岡県浜松市天竜区のご出身、

身長178センチ、

血液型はO型、

学歴は、
早稲田大学教育学部国文学科(現・国語国文学科)中退、

趣味・特技は、
麻雀、ギャンブル、

本名は、
斎藤滋樹(さいとう しげき)、

お兄さんは、
イラストレーターで画家の、斎藤雅緒さん、

だそうです。

「俳優小劇場付属養成所」から「表現劇場」を結成するも・・・

斉木さんは、中学時代は放送劇部(部長)、
高校時代は演劇部(部長)、早稲田大学在学中には、
演劇サークル「劇団木霊(げきだんこだま)」で活動され、

1971年4月(21歳)には、大学を中退し、
「俳優小劇場付属養成所」に入所。

ここで、同じく入所したばかりの、
大竹まことさん、きたろうさんと意気投合されたそうで、

同年秋、劇団の幹部の間で内紛が起こったことをきっかけに、
養成所を退所されると、大竹さん、きたろうさん、風間杜夫さん、
岡本麗さんらと、劇団「表現劇場」を結成し、
小劇場を中心に演劇活動を始められます。

ただ、「表現劇場」は、演出家も作家もいない役者集団だったため、
公演のたびに悩むなど、活動は思わしくなく、

さらに、2年過ぎる頃には、メンバーの方向性の違いが顕著に表れ、
3年もしないうちに解散となってしまいます。

大竹まことらと「シティボーイズ」

そんなある時、大竹さんが、
斉木さんが働いている喫茶店にやってきて、
(生活のため喫茶店の雇われ店長をされていたそうです)

「きたろうと一緒にコントやろう」

と、誘われたそうで、

斉木さんらは、1979年、30歳の時、
3人でコントユニット「シティボーイズ」を結成されると、

1981年には、オーディション番組「お笑いスター誕生!!」で、
見事10週勝ち抜いてグランプリを獲得。

(左から)大竹まことさん、斉木さん、きたろうさん。

こうして、「シティボーイズ」は、一躍知名度を上げ、
各方面から引っ張りだことなったのでした。

ちなみに、斉木さんは、
「シティボーイズ」でのご自身の役割について、

「シティボーイズ」では大竹さんがツッコミ、
きたろうさんがボケ。となると、
本来は僕は二枚目役でなければならないんですが、

ボケをさらにボケる“大ボケ”を演じることで、
社会問題をネタにするにしても、
それまでにないシュールさを演出できたと思います。

と、語っておられます。

俳優として

また、斉木さんは、
「シティボーイズ」として人気を博す一方で、

1989年に、東映不思議コメディーシリーズ、
「魔法少女ちゅうかなぱいぱい!」でテレビドラマデビューされると、

「魔法少女ちゅうかなぱいぱい!」より。

その後も、
「魔法少女ちゅうかないぱねま!」(1989年)
「美少女仮面ポワトリン」(1990年)

など、女の子向けの特撮ドラマで、
優しいお父さん役を演じて、お茶の間の人気者になられ、

以降、数多くのテレビドラマや映画で、
生真面目な父親役、落ち着いた中年男性の役などを演じ、
安定した人気を誇っています。

出演ドラマ映画

それでは、ここで、
斉木さんの出演作の一部をご紹介しましょう。

テレビドラマでは、

1989年「奇妙な出来事」
1990年「世にも奇妙な物語『生き蟹』」
1991年「101回目のプロポーズ」
1992年「その時、ハートは盗まれた」
1993年「オレたちのオーレ!」

1994年「お玉・幸造夫婦です」
1995年「おかみ三代女の戦い」
1996年「ドク」
1997年「幻想ミッドナイト『八千六百五十三円の女』」

1998年「銭形平次 第7シリーズ」第3話
1999年 NHK大河ドラマ「元禄繚乱」
2001年「フレーフレー人生!」
2004年「離婚弁護士」
2005年「恋のから騒ぎ~Love Stories II~」

2006年「轟轟戦隊ボウケンジャー」
2007年「探偵学園Q」
2008年 NHK大河ドラマ「篤姫」
2009年「古代少女ドグちゃん」

「古代少女ドグちゃん」より。

2010年 NHK大河ドラマ「龍馬伝」
2011年「名探偵コナン 工藤新一への挑戦状」第7話
2012年「家族のうた」
2013年「SUMMER NUDE」

2014年「相棒 season13」第8話
2015年「HEAT」第6話
2016年「神の舌を持つ男」
2017年「トットちゃん」

「相棒 season13」より。(左から)水谷豊さん、
成宮寛貴さん、斉木さん、矢崎滋さん。

映画では、

1990年「遥かなる甲子園」
1991年「![ai-ou]」
1992年「湾岸バッド・ボーイ・ブルー」
1993年「人間交差点 雨」
1997年「OL忠臣蔵」

1998年「代官山物語『探偵誕生』」
2000年「オーディション」
2001年「episode 2002 Stereo Future」
2003年「Jam Films2(机上の空論)」

「Jam Films2(机上の空論)」より。
(左から)市川実日子さん、片桐仁さん、斉木さん。

2004年「机上の空論 ARMCHAIR THEORY」
2006年「男はソレを我慢できない」
2007年「自虐の詩」
2008年「ノン子36歳(家事手伝い)」

2009年「山形スクリーム」
2012年「ぱいかじ南海作戦」
2013年「鈴木先生」
2014年「土竜の唄 潜入捜査官REIJI」

2015年「案山子とラケット~亜季と珠子の夏休み~」
2016年「サブイボマスク」
2017年「3月のライオン」
2018年「牙狼〈GARO〉神ノ牙-KAMINOKIBA-」

ほか、数多くの作品に出演されています。

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妻は?子供は?

ところで、斉木さんの気になるプライベートですが、
斉木さんは、一般女性と結婚されています。

(ブログによると、息子さんと娘さんもおられるようですが、
 詳しいことは明かされていないことから、一般人のようです。)

実は、大竹さんも喫茶店で店長をしていたそうで、
そこで知り合われたのをきっかけに結婚されているのですが、

テレビ番組「ボクらの時代」で、
大竹さん、きたろうさんと対談された際には、

奥さんについて、

俺もつくづく最近だよね。ありがたいと思うのは。
それまでは何回も危機があって、よく耐えてたなってのがあるね。

と、感謝の気持ちを表されています。

ちなみに、斉木さんの奥さんは、
大竹さんと風間杜夫さんが、

このままでは、斉木がどんどん甘えてダメになる。

と、別れさせようとしたこともあるほど、
とても優しい方のようですが、

斉木さんが、優しいお父さんの役に、
ピッタリはまるようになったのは、

奥さんに甘やかしてもらって、
穏やかな生活を送られていたからかもしれませんね♪

さて、いかがでしたでしょうか?

「シティーボーイズ」としてブレイクし、その後は、
俳優としても、個性派バイプレイヤーとして活躍されている斉木さん。

誘われるタイプ。引っ張られて、
ちゃんとした受け皿があると力を発揮する方ですね。

と、自身のことを語っておられることから、
トントン拍子のようにも思えますが、
それも、「誘いたい」と思わせる魅力があってこそ。

これからも「シティーボーイズ」として、俳優として、
まだまだ、斉木さんからは目が離せません!!

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