ふせえりの旦那は三木聡！娘は？若い頃はビシバシステム？ドラマ映画は？

１９８４年、「シティボーイズ」にスカウトされて、「シティボーイズ」の舞台に参加された、ふせえりさん。その後は、笑いのユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を経て、１９９４年には、コントユニット「ビシバシステム」として活躍されていたのですが、結婚・出産を機に活動を休止されると、再開後は女優業に専念し、個性派女優としての地位を確立されています。

年齢は？出身は？本名は？

ふせさんは、１９６２年９月２２日生まれ、
東京都大田区のご出身、

身長１５７センチ、

本名（旧芸名）は、
布施絵理（読み同じ）、

学歴は、
戸板女子短期大学被服科卒業、

趣味は、
日曜大工、ピアノ、

だそうです。

にっかつロマンポルノでデビュー

ふせさんは、中学時代から演劇部に所属し、
照明など裏方をされていたそうですが、

その後、女優を志されると、
１９８１年、にっかつロマンポルノ
「団鬼六・女美容師縄地獄」の端役でデビュー。

翌年の１９８２年には、
「俳優小劇場」の養成所に入所され、
本格的に演技を学ばれます。

ただ、すぐに退所されたのか、１９８３年には、劇団「言遊舎」や、
劇団「アートボックス」で新劇をされていたようです。

大竹まことや竹中直人と？

そして、１９８４年、
劇場でアルバイトの受付をされていた時に、

「シティボーイズ」（大竹まことさん、きたろうさん、斉木しげるさん）
にスカウトされて、「シティボーイズ」の舞台「おおいばりの宮沢くん」
に出演されると、以降、「シティボーイズ」の舞台に立つようになるのですが、

稽古はとても厳しかったそうで、

「笑われているだけ。笑わせろ」

と、言われたことを、後に明かされています。

また、その後は、「シティボーイズ」、宮沢章夫さん、
竹中直人さんらによって結成された笑いのユニット、
「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」に参加され、

１９９２年に解散するまで、
「スチャダラ」「亜熱帯の人々」ほか数多くの公演に出演。

その一方で、女優としても活動し、
その個性的な演技で引っ張りだことなられています。

お笑いコンビ「ビシバシステム」として活躍

そんなふせさんは、１９９４年には、
お笑いコンビ「ビシバシステム」の西田康人（現・緋田康人）さんが、
俳優業に専念するために脱退したことにより、
新メンバーとして加入すると、

相方の住田隆さんと、
新生「ビシバシステム」として活動を開始。

舞台だけにとどまらず、

「タモリのSuperボキャブラ天国」
「竹中直人の恋のバカンス」
「モザイクな夜V3」
「水曜どうでしょう」
「金魚のフン」
「デカメロン」

などのバラエティ番組にも多数出演されると、

真面目ながらもシュールな芸風が、
若い世代を中心に人気を博したのでした。

旦那は三木聡！娘は？

そんなふせさんの、
気になるプライベートですが、

ふせさんは、「シティボーイズ」の構成作家をされていた、
三木聡さんと１９９７年に結婚されています。

三木聡さん

お二人は、「シティボーイズ」の舞台で、
知り合い、交際に発展したそうですが、

ふせさんは、三木さんに会った時は、
出来るだけおもしろい話をするよう心がけていたそうで、
そんなところが良かったのかもしれませんね♪

そして、２００１年に娘さんを出産されると、
主婦業と子育てのため芸能活動をセーブ。

「ビシバシステム」もこの頃に、
事実上活動停止となっています。

（女優活動は、２００６年頃から徐々に再開されています）

出演ドラマ映画

それではここで、
ふせさんの出演作品をご紹介しましょう。

映画では、

１９９０年「3-4X10月」(美貴)
１９９６年「友子の場合」(田村真知子)
１９９８年「大安に仏滅!?」(ウエイトレス)
１９９８年「新生トイレの花子さん」(養護教諭)
２０００年「まぬけの殻」(手相占いをしてもらう女)
２００２年「トリック劇場版」(編集者・服部)

「3-4X10月」より。（左から）ふせさん、井口薫仁（ガダルカナル・タカ）さん、芦川誠さん。

２００４年「花とアリス」(楠木れんこ)
２００５年「亀は意外と速く泳ぐ」(クギタニエツコ)
２００５年「イン・ザ・プール」(編集長)
２００６年「タイヨウのうた」(藤代孝治の母)
２００６年「ダメジン」(カズエ)

「亀は意外と速く泳ぐ」より。（左から）岩松了さん、上野樹里さん、ふせさん。

「ダメジン」より。（左から）ふせさん、市川実日子さん、片桐はいりさん。

２００７年「悪夢探偵」(肥枝田の妻)
２００７年「図鑑に載ってない虫」(角刈りのチンピラ・チョロリ)
２００７年「Mayu -ココロの星-」
２００７年「転々」(仙台)
２００８年「アキレスと亀 (映画)」
２００８年「釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様」

「転々」より。（左から）松重豊さん、岩松了さん、ふせさん。

２００９年「インスタント沼」(一ノ瀬千)
２００９年「築城せよ!」(二本松和子)
２０１３年「俺俺」(南さん)
２０１３年「武士の献立」
２０１３年「麦子さんと」(麻生夏枝)

２０１６年「いきなり先生になったボクが彼女に恋をした」
２０１９年「屍人荘の殺人」(高木凛)
２０２０年「＃ハンド全力」(マサオの母・由美子)
２０２１年「スーパー戦闘純烈ジャー」(赤のオフロディーテ)
２０２２年「大怪獣のあとしまつ」(蓮佛紗百合役)
２０２２年「コンビニエンス・ストーリー」(国木田役)

テレビドラマでは、

１９８２年「太陽にほえろ!」第501回(銀行員(人質)役)
１９８３年「新・女捜査官」第11話
１９８９年「教師びんびん物語II」
１９９０年「美少女仮面ポワトリン」(新井家の幽霊役)
１９９１年「噺家カミサン繁盛記」(ホステス役)
１９９３年「有言実行三姉妹シュシュトリアン」(怪猫猫姫役)
１９９６年「恋のバカンス」
１９９６年「幸福の予感」
１９９７年「恋のバカンス」
１９９９年「こいまち」(山田緑役)
１９９９～２００４年「温泉へ行こう」(新藤芳美役)

「温泉へ行こう」より。（左から）網浜直子さん、ふせさん、加藤貴子さん、大田沙也加さん。

２０００年「ナースのお仕事」(工藤幸子役)
２０００年「浅見光彦シリーズ」(篠原愛子役)
２００１年「昔の男」(宮本容子役)
２００２年「怪談百物語」(おゆら役)
２００２年「ナースのお仕事」(工藤幸子役)
２００３年「演技者。」(春子おばさん役)
２００４年「海峡を渡るバイオリン」(看護婦役)
２００５年「エンジン」(田口佳代役)
２００６年「ビバ!山田バーバラ」(大場三代役)
２００６年「時効警察」(又来警部補役)
２００６年「翼の折れた天使たち」

２００７年「キューティーハニー THE LIVE」(田中弘美役)
２００７年「帰ってきた時効警察」
２００７年「弁護士のくず」(亀有房子役)
２００７年「肩ごしの恋人」(橘律子役)
２００８年「風のガーデン」(佐伯智美役)
２００８年「歓喜の歌 (落語)」(藤原理恵役)
２００８年「正義の味方」(野上仁美役)
２００９年「コンカツ・リカツ」(金子いずみ役)
２００９年「松本清張生誕100年記念作品・駅路」(瀬戸口道江役)
２００９年「小公女セイラ」(パン屋の女主人役)
２００９年「検事・朝日奈耀子」(川村早紀役)
２００９年「メイド刑事」(NIKKO 役)

「帰ってきた時効警察」より。（前列左から）ふせさん、オダギリジョーさん、（後列左から）早織さん、緋田康人さん、光石研さん、豊原功補さん、麻生久美子さん。

２０１０年「蛇のひと」(柴田(河井)のりこ役)
２０１０年「ゲゲゲの女房」(女医役)
２０１０年「99年の愛～JAPANESE AMERICANS～」(平松ふさ役)
２０１１年「スクール!!」(村上美香子役)
２０１１年「検事・霞夕子」
２０１２年「運命の人」(枝川清美役)
２０１２年「ブラックボード～時代と戦った教師たち～」(宇佐美牧子役)
２０１２年「浪花少年探偵団」(筒井美智代役)
２０１２年「悪夢ちゃん」(沢口雅美役)

２０１３年「お天気お姉さん」(マキ役)
２０１３年「よろず占い処陰陽屋へようこそ」(駒形千鶴役)
２０１３年「幽かな彼女」(後藤田法子役)
２０１３年「麦子さんと」(麻生夏枝役)
２０１４年「55歳からのハローライフ」(三好役)
２０１４年「戦力外捜査官」(三田山雅代役)
２０１４年「金田一少年の事件簿N(neo)」(菊川早苗役)
２０１４年「警視庁捜査一課9係 season9」(磯辺珠代役)
２０１４年「Dr.DMAT」(岸本薫子役)

２０１５年「まれ」(寺岡久美役)
２０１５年「癒し屋キリコの約束」(矢島昌子役)
２０１５年「ほんとにあった怖い話奇々怪々女子寮」(堂場通子役)
２０１５年「5→9～私に恋したお坊さん～」
２０１６年「とと姉ちゃん」(小山内節子役)
２０１６年「立花登青春手控え」第5回(とよ役)
２０１６年「検察事務官黒ユリ」(吉田麻美役)
２０１６年「あんみつ検事の捜査ファイル」(安斉みつ子役)
２０１６年「民王」スピンオフ

「民王」より。（左から）ふせさん、相武紗季さん、高橋一生さん。

２０１７年「定年女子」(芳恵役)
２０１７年「全力失踪」(オーナーの女役)
２０１７年「警視庁・捜査一課長 season2」(菊池和美役)
２０１８年「半分、青い。」(まさこ役)
２０１８年「ラブリラン」(泉智子役)
２０１８年「忘却のサチコ」(佐々木和代役)
２０１８年「健康で文化的な最低限度の生活」(義経道子役)

「ラブリラン」より。中村アンさんとふせさん。

２０１９年「インスタント沼」(一ノ瀬千役)
２０１９年「びしょ濡れ探偵水野羽衣」 (水野和江役、ナレーション)
２０１９年「屍人荘の殺人」(高木凛役)
２０１９年「新・浅見光彦シリーズ5」(新藤芳美役)
２０２０年「正しいロックバンドの作り方第5話」(赤川麦子役)
２０２１年「スーパー戦闘純烈ジャー」(赤のオフロディーテ役)
２０２１年「悲熊2」第4話(吉田さん役)

２０２２年「大怪獣のあとしまつ」(蓮佛紗百合役)
２０２２年「コンビニエンス・ストーリー」(国木田役)
２０２２年「カナカナ」(智役)
２０２２年「やんごとなき一族」第5話,第6話,第9話(香川和枝役)
２０２３年「ブギウギ」(小村チズ役)
２０２３年「我らがパラダイス」
２０２３年「育休刑事」第4話(大内田克子役)
２０２３年「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」第45話(大島永遠子役)
２０２３年連続ドラマW「事件」(坪田真紀子役)
２０２３年「めんつゆひとり飯」(屋良内南? 役)
２０２３年「それってパクリじゃないですか?」第7話(青山理恵役)
２０２３年「文豪少年!～ジャニーズJr.で名作を読み解いた～」

ほか、数多くの作品に出演されています。

また、ご主人の三木聡さんが監督を務められた映画には、全て出演されています。

２０００年「シティボーイズライブ短編映画『まぬけの殻』」(監督・脚本)
２００５年「イン・ザ・プール」(監督・脚本)
２００５年「亀は意外と速く泳ぐ」(監督・脚本)
２００６年「ダメジン」(監督・企画・脚本)
２００７年「図鑑に載ってない虫」(監督・原作・脚本)
２００７年「転々」(監督・脚本)
２００９年「インスタント沼」(監督・脚本)
２０１３年「俺俺」(監督・脚本)
２０１８年「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」(監督・脚本)
２０２０年「緊急事態宣言『ボトルメール』」(監督・脚本)
２０２２年「大怪獣のあとしまつ」(監督・脚本)
２０２２年「コンビニエンス・ストーリー」(監督・脚本)

「インスタント沼」初日舞台挨拶より。（左から）三木聡さん、風間杜夫さん、麻生久美子さん、松坂慶子さん、ふせさん。