持ち前の美貌と知性で、高級クラブで「プリンセス」と呼ばれる人気者となると、その後は、インドネシアのスカルノ大統領に見初められて第3夫人となり、スカルノ大統領が失脚した後も、フランスの社交界で優雅な暮らしをしていたという、デヴィ夫人ですが、今回は、そんなデヴィ夫人の気になる恋愛遍歴をご紹介します。
「デヴィ夫人は昔松田聖子のヌード写真集のコーディネーターをしていた!」からの続き
スペイン人銀行家の元カレは詐欺師だった?
デヴィ夫人は、パリに亡命した30歳の時、スペイン人の銀行家である、フランシスコ・パエサ氏と知り合うと、交際に発展したそうで、結婚を考え始めた二人は、スイスで銀行を経営したそうですが、
当時、スイス人以外が銀行を設立することは詐欺罪に当たり、デヴィ夫人はパエサ氏によりパリに避難させられたそうです。
その後、パエサ氏は、莫大な費用を費やして銀行を解体し、すべての預金を返済するも、居住権の問題で訴追されてしまったそうで、デヴィ夫人は持っていた宝石を手放すなどして、1億円以上の保釈金を工面したそうですが・・・
パエサ氏は、
あなたに愛される資格はない
との言葉を残して姿を消してしまい、お金も戻ることはなかったのだそうです。
(左から)フランシスコ・パエサ氏、娘のカリナさん、デヴィ夫人。
フランス公爵サブラン氏と婚約していた
次にデヴィ夫人が知り合ったのが、フランス国王ルイ14世の家系である、エルゼアル・ド・サブラン=ポントヴェス公爵。
互いに惹かれ合った二人は、婚約を発表するのですが・・・
デヴィ夫人が白人ではないこと、公爵と結婚するための相応な持参金がなかったことから、結局、結婚には至らず、7年でその恋は終わったそうです。
ただ、デヴィ夫人は、2012年、自身のブログで、
私は Duc de Olrean オルレアン公爵夫人の兄君Elzear de sabran-Pnteves サブラン公爵と7年間婚約しておりました。私のパリ時代のハイライトです。今でも大変仲良くしております。
と綴っているので、今でも友人としての繋がりは持っているとのことです。
(左から)二コール・オブ・ベッドフォード公爵夫人、エルゼア・ド・サブラン公爵、デヴィ夫人。
津川雅彦とも交際していた
そんなデヴィ夫人ですが、実は、あの、津川雅彦さんとも交際していたというのです。
二人は、1969年5月、「デヴィ夫人を慰める会」で知り合うと、互いに惹かれ合ってすぐに親密な関係になったそうで、
翌月の6月には、早くも結婚説が報じられると、先に会見を開いた津川さんは、
惚れあっているのは事実ですが、まだプロポーズもしていないんですよ。僕は、もともと、女性の美しさは、優雅な生活から生まれると思ってました。その点、彼女はぴったりの人だと思っていますね。
と、真剣愛であることを告白。
また、デヴィ夫人も翌日に会見を開くと、
夫ある身で、ほかの男性を愛していることは、世間で許されないでしょう。でも、津川さんから大切にされ、心をひかれた。
離婚をしていないのに、どうして(結婚が)ありうるでしょう。2人の間に「結婚」という言葉は出ていません。愛しているとは言っていないし、言葉で言うことはできません。誠実さにひかれた。
と、津川さんへの想いを語っています。
当時の津川雅彦さんとデヴィ夫人。
しかし、そのわずか半年後には、二人の関係は終わってしまったようで、この影響からか、津川さんの仕事は激減したと言われています。
ちなみに、デヴィ夫人は、2017年4月、都内で行われた映画の公開記念トークショーに出席した際、
皆さん、想像つかないと思いますが、私は津川雅彦さんとお付き合いしていたことがありましたのよ。あのころ、あの方おきれいだったんですよ。今はあんなですけど。
と、デヴィ節全開で明かしています。