70代に差し掛かろうという現在も、タレント・女優ほか、歌手としても娘さんとコンサートを開催するなど、精力的に活動している、研ナオコ(けん なおこ)さんですが、40代の時に「橋本病」を発症していたといいます。

「研ナオコの娘は歌手のひとみ!息子は?」からの続き

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40代の頃に病気(橋本病)を発症していた

研さんは、2010年、甲状腺に慢性的な炎症が起こる「橋本病」と診断されていたといいます。

最初に自覚症状が出たのは、2007年10月で、アメリカ・シアトルでのチャリティーコンサートを終えて、ホテルに戻ると、突然、ひどいだるさに襲われ、両足に赤い点が広がったそうですが、翌朝にはだいぶ体調が戻ったため、通常通りその日のスケジュールをこなし帰国したそうです。

そして、その後も、顔への湿疹ほか皮膚のトラブルやだるさは続いたそうですが、ギリギリまで我慢する性格だったことや、病院が嫌いだったことから、体調の異変のことは誰にも打ち明けなかったそうですが、次第に、10代の頃から患っていた偏頭痛も悪化。

これまで、市販の頭痛薬でなんとか乗り切っていたものが、効き目が悪くなって、薬の量が増え、耳鳴りやめまいも伴うようになったそうで、気力がわかず、休日は自宅のソファで横になることが多くなったのだそうです。

宇崎竜童・阿木燿子夫妻の紹介で病院へ

そんな研さんは、2010年の秋のこと、ニッポン放送で、宇崎竜童阿木燿子夫妻と共演したそうですが、その際、吸い込まれるようにご夫妻の楽屋に直行し、

最近ずっと変なの

と、何の前置きもなく打ち明けると、

(研さんは、1975年に宇崎・阿木夫妻から楽曲「愚図」を提供されて大ヒットを記録して以来、ずっとお付き合いが続いているそうです)

宇崎さんがすぐに、知り合いの医師に連絡をとってくれたのだそうです。

(研さんは、後にその時のことを、「勘が働いたのかな。昔から阿木さんには、他の人にはうまく伝わらないことをすぐ理解してもらえた。そんな仲でもあるし」と明かしています)

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持病の偏頭痛が悪化していた

こうして、2010年11月、東京都内のクリニックで脳神経外科医・清水俊彦氏の診察を受けたところ、脳波の揺れが大きく、頭全体に広がり、脳が常に興奮している状態であることが判明。

それは、長年「偏頭痛」持ちの人によく見られる症状だそうで、市販薬では頭痛の表面上の痛みしか抑えることができず、水面下では脳の興奮状態が慢性化していることから、ダラダラと重い痛みに変わり、さらには、めまいや耳鳴りなど様々な症状を引き起こすのだそうですが、

血液検査をすると、さらに、「甲状腺」の病気の疑いがあることも判明したそうで、精密検査を受けると、体が甲状腺を異物とみなし、甲状腺に慢性的な炎症が起きる「橋本病」と診断されたのでした。

(甲状腺からホルモンの分泌が減ると、全身の代謝が鈍くなって、様々な不調が出るそうで、研さんが悩まされた、だるさや肌荒れ、頭痛の悪化もその症状の一つだそうです)

ちなみに、その後、研さんは投薬治療により、頭痛は軽減し、だるさや肌荒れもなくなり、体の不調から解放されたそうで、薬は一生飲み続けなければならないものの、命にかかわる病気ではないことや、薬を飲めば体のだるさから解放されるということが、とても嬉しかったと語っています。

「研ナオコは昔ホストにストーカー行為をしていた!」に続く

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