プロ野球に関してしか知りませんが、ロジックに解説を出来る解説者が少ないです。
流れやメンタルの話ばかりしています。
・味方が点を取ってくれた次の回は抑えないと流れが変わる。
・チャンスを逃した、次の守備ではピンチになる。
・逆に、ピンチをしのいだ、次の攻撃はチャンスになる。
・送りバンドを一球で決めたら、いい流れになる。
・フォアボールよりヒットの方がまし。
・先頭打者にフォアボールを出すな。
・・・
そんなこと、社会人でそれなりに経験積んだ人なら
誰でも気づいている、当たり前のことなんですよね~
ちょっと考えたら分かる話ですもん。
その手の話は、プロ野球選手なんかより、
一般社会で好成績を残している営業マンの方が、
よっぽど理解し、かつ敏感に対応しているんですから。
“素人の”プロ野球選手にそんな話題を出されると、
いつもシラけてしまいます;
技術の話を!
プロ野球選手は、もっと技術の話をするべき。
たいていの選手が、子どもの頃から技術を学んだり、研究したりしてるんですから。
有名どころでは、
落合博満、野村克也、森祇晶、桑田真澄、古田敦也、岡田彰布、
らの解説はおもしろい。
選手時代から、考えて野球をやっていたか、もしくは、
監督やコーチ等になってから、勉強したのかは分かりませんが、
他の解説者とは一線を画しています。
ひどいのは、解説者のモノマネをしている解説者。
引退して、「解説者の勉強を」 という人が多いですが、
何を勉強しているんでしょうかね~
この人、選手時代、何も考えてなかったんだろうな~
と思ってしまいます。
自分の得意分野の解説を!
特に、元外野手はそんな人が多いように思います。
よく、バッティングがいい人を外野に回しますが、
それだけ、考えることが少なくていいポジションなんだ~
と感じてしまいます。
ただ、試合に勝つためのマネージメントは何も考えてなかったとしても、
野手なら、「バッティングと守備」
投手なら、「ピッチングと守備」
に関しては、何かしら理論があったはず。
それを解説に活かしてほしい。
でも、それをしている解説者は少ないです。
たとえば、掛布雅之はマネジメントの話はまるで駄目ですが、
バッティング論にかけてはかなり面白いです。
当たり前の話ですが、
現役時代、あれだけの好成績を残した人の話ですから。
赤星憲広なら、走塁の話をしてほしい。
残念ながら怪我で引退を余儀なくされましたが、
彼の走塁の技術は凄かったです。
必ず、他の人とは違う感覚や考えがあったはず。
目立たった成績は残せなかったけど、フォークの技術が凄かった
野田浩司の話も面白いです。
彼は、あまり早くないストレートとフォークだけで現役を過ごしてたんですから、
ある意味凄いです。
デッドボールのフリがうまかった達川光男も
そういう話は、彼オリジナルですから面白い。
そういった、何かしら自分で考えてやっていたことを解説で
披露してほしいんです。
分からないことは話さない!
今まで考えたこともない、「試合に勝つためにはどうしたらいいか」、
といった全体論をモノマネで話されても駄目です。
そういう意味では、
元監督はもちろんですが、元捕手は、有利ですよね。
捕手は自分のことだけでなく、投手のこと、全体的な守備のこと
を考えないと、いけないですから。
現役時代、ある程度有名だった選手、
特に、露出の多い、巨人や阪神の選手は、
引退=解説者
という図式が当たり前になっていますが、
「モノマネ解説」 の人がほとんどです。
現実的には、先ほど触れたような、解説をしようとすれば、
外野手では、「バッティングと守備」 しか解説できなくなり、
投手では、「ピッチングと守備」 しか解説できないことになります。
当然、全体的なマネジメントの話は、「モノマネ解説」 にならざるを得ません。
それなら、いっそ、「分からないことは話さない」 のがいいんです。
「実況&解説OFF」オプション?!
ラジオなら無理ですが、
テレビなら、見りゃわかることですから。
黙ってればいい。
実況をするアナウンサーもそうですが、
黙っている時間を作りたくないのか、無駄なおしゃべりが多いです。
といって、テレビの音量をミュートにすると、
球場音も全くなくなり、臨場感ゼロなので、ちょっとさみしいです。
ですから、実況&解説の声が聞き取れない、ギリギリの音量にセットしますw
「実況&解説OFF」 オプションつけてくれないかな~
あれ?最後は、実況も解説も要らない?!
という話になってしまいました(^_^;)
いえいえ、あくまで、つまならい話が耳に入るくらいなら、
という話で、やはり、プロフェッショナルな話は聞きたいものです。
解説者の皆さん、テレビ局の関係者の皆さん、ご一考を!!