様々な逆境を物ともせず、1982年、処女作「ルンルンを買っておうちに帰ろう」が100万部超のベストセラーを記録すると、その後も、1986年には、「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞を受賞するほか、現在も、人気作家として活躍されている、林真理子(はやし まりこ)さん。今回は、そんな林さんのプライベートをご紹介します。
「林真理子のデビューからの著書とTVドラマ映画化作品を画像で!」からの続き
夫は元エリートサラリーマン
林さんは、1990年、36歳の時、一橋大学出身で千代田化工建設に勤めていた東郷順さんと結婚されています。
林さんは、子どもの頃から、人生で実現したいいくつかのことを決めていたそうで、その中には結婚も入っていたのですが、恋愛はことごとく失敗に終わり、何度かお見合いにも挑戦したそうです。
そんな中、エリートサラリーマンだった東郷さんと気が合って結婚されたそうで、林さんは、そのことについて、
誰ももらってくれなくて、唯一いまの夫が貰ってくれて感謝している
と、おっしゃっていました♪
結婚披露宴での東郷順さんと林さん。
ちなみに、ご主人は、リーマンショックの煽りを受けて、リストラされてしまい、現在は、主夫となって、林さんの活動を支えられており、そのため、
ヒモ旦那
と、世間から揶揄されることも多いのですが、
林さんはそんな世間の声にもひるむことなく、
林家は代々男に貢ぐ
と、エッセイの中で綴っておられ、
実際に、ご主人のために高級車を何台も購入されています♪
現在の東郷順さんと林さん。
娘は障害者?
そんな林さんは、苦労の末、お子さんも出産されています。
実は、林さんは、なかなか子どもに恵まれず、40歳から辛い不妊治療を始めると、1998年、44歳の時、ついに、体外受精により妊娠。同年、女の子を出産されています。
ちなみに、林さんは、この娘さんのために、月100万円で住み込みの家政婦さんを雇っておられるとのことで、娘さんが障害者との噂もありますが、娘さんは、普通に「青山学院高等部」に進学されており、全くの健常者。
辛い不妊治療の末、出産した娘さんのために、有り余ったお金をつぎ込みたくなるのは、ごく普通の感覚ですね♪
母親が101歳で他界
ところで、林さんは、2017年6月に、最愛のお母さん・みよ治さんを101歳で亡くされているのですが、
お母さんは、生前、97歳の頃、
私も作家になりたかった
と、漏らすようになったそうで、なんでも、戦後、鎌倉に作家のための大学ができるも、母親(林さんの祖母)に反対されて行けなかったそうで、
あのとき行っていれば、私は真理ちゃんなんかより、もっとすごい作家になっていたかもしれないのよ
と、本気で悔しがられていたとのこと。
その後、お母さんは、自らの意志で介護施設に入られると、林さんは、多忙な仕事の合間をぬって、お母さんに会いに、地元・山梨の介護施設を訪れていたそうですが、
やはり、林さんは、お母さんが介護施設に入られたことに悔いが残ったそうで、
これ、お母さんに食べさせてあげたかったなぁ、とか。母をうちに引き取っていれば、とか。実際、家を建てるとき、エレベーターを付けて、母を引き取ろうとか、お手伝いさんをつけることも考えました。
でも、母は「絶対、あなたの負担になるから」と。「親によって、子どもの人生が変わるのがいちばんつらい」と、言っていて。その言葉に甘えちゃったわけですが。
どんなことをしたって、悔いは残る。でも、きっと悔いは供養だと信じたいです。自分を責めない程度の悔いは、死者への優しさだと思うから。
と、おっしゃっていました。
さて、いかがでしたでしょうか。
林さんの、
- 年齢は?出身は?本名は?
- 両親は?
- お母さんからの教え
- 中学時代は壮絶なイジメに遭っていた
- 自力でイジメから脱出していた
- 就職活動は40社以上不採用
- 有名になった時のために不採用通知の束をリボンでくくり宝物にしていた
- 糸井重里に師事しコピーライターになるも・・・
- 処女作「ルンルンを買っておうちに帰ろう」が100万部超のベストセラー
- 「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞受賞
- 映像化作品(テレビドラマ)
- 映像化作品(映画)
- 夫は元エリートサラリーマン
- 娘は障害者?
- 母親が101歳で他界
について、まとめてみました。
60代後半に差し掛かる現在も、いまだ創作意欲は衰えを知らない林さん。これからも、お母さんの分まで、まだまだ面白い作品を世に出し続けてほしいものです。
「林真理子の生い立ちは?中学で壮絶なイジメに遭うも自力で脱出していた!」
左から3人目と4人目が林さんと娘さん。中央は在りし日のお母さん。左端は弟さん。