かつてはホリプロに所属したこともあるという、落語家でタレントの、2代目 林家三平(はやしや さんぺい)さん(本名は海老名 泰助さん)。お父さんは初代 林家三平さん(本名は海老名 泰一郎さん)、お母さんは海老名香葉子さんです。
ご家族は、みな有名人で、
お祖父さんは7代目林家正蔵さん(本名海老名竹三郎さん)、
お兄さんは、元、林家こぶ平さんこと、
9代目林家正蔵さん(本名は海老名泰孝さん)
一番上のお姉さんは、海老名美どりさんで、
そのご主人は、俳優の峰竜太さん、
2番目のお姉さんは泰葉さん、
甥は、俳優でタレントの下嶋兄(しもじま けい)さん、
という、ご関係になっています。
2代目!
2009年、三平さんは、
お父さんの名前を襲名し、2代目となられました。
襲名されるまでは、「一平」の名前で、
活動されていたようです。
ちなみに、お兄さんのこぶ平さんは、
お祖父さんの名前を襲名して、
9代目林家正蔵となられました。
ご本人には名誉なことかもしれませんが、
襲名して名前が変わると、
誰だか分からなくなりますよね~
林家正蔵とは?
冒頭でも少し触れましたが、
7代目 林家正蔵さんは、
三平さんのお祖父さんにあたります。
このお祖父さんは、もともとは素人だったそうで、
アマチュアで芸人をされていたのだとか。
その後、1919年に、初代 柳家三語楼に入門し、
プロとなり活躍されたそうです。
時事感覚に長けたギャグの達人で、
怪談噺、芝居噺を得意とする歴代正蔵の中で、
爆笑落語を通した人と言われています。
とても天才的な人だったそうなので、
この名前を継いだ9代目は責任が重く、大変ですね。
ちなみに、お祖父さんは7代目、お父さんは初代林家三平、
お兄さんが9代目ということで、
じゃあ、8代目は誰?となりますが、
8代目を襲名されたのは、
岡本義(おかもと よし)さんという方で、
三平さんのお父さんである、初代三平さんが亡くなった後、
三平さんの遺族(海老名家)に、名跡を譲られたそうです。
そして自身は林家彦六を名乗られたとか。
名前を継ぐって、いろいろ大変ですね~
結婚相手は?
2010年、三平さんは、
女優の国分佐智子(こくぶ さちこ)さんと結婚されています。
なんと、交際期間わずか2か月
というスピード婚で、世間を驚かせました!
お二人が知り合ったのは、
テレビドラマ「水戸黄門」の共演で、
俳優の東幹久さんがキューピッドだったとか。
その後、交際に発展し、三平さんがプロポーズ。
そして、めでたくゴールインされたんだそうです♪
国分さんは、お昼のドラマの主演を中心に活躍され、
テレビドラマ「ナースのお仕事」
にも出演されていた美人女優です♪
帰国子女で英語がペラペラ、
三平さんも英語がペラペラということで、
お二人は意気投合されたそうです♪
三平さんのお母さんの海老名香葉子さんも、
国分さんについて、
おとなしくて素直ないい方で、
ご両親や妹さんたちも素晴らしいんです。
と喜んでおられたとか。
みんなに祝福されたご結婚で良かったですね♪
隠し子?
国分さんとめでたく結婚され、
ラブラブなご様子の三平さんに、まさかの隠し子が?!
いえいえ、これは初代三平さん、
つまりお父さんの話でした(^^)
初代三平さんの隠し子の話は古く、
昭和50年代までさかのぼります。
初代三平さんと香葉子さんの新婚時代は貧しく、
香葉子さんは、マッチのラベル張りの内職などで、
家計を助けていたそうです。
そして、突然、三平さんが大ブレイク。
お金もできて、やっと生活も安泰と思いきや、
それまでの過労がたたってか、
香葉子さんは肺炎を患い、
入退院を繰り返す生活になってしまったというのです。
しかし、その間に三平さんは、
銀座で働く女性と恋愛関係に・・・
そして、子どもまでできたというのです。
そのことを知った香葉子さんは、
生まれてくる子どもを引き取ることを決意し、
その女性に手切れ金まで用意していたとのこと!
香葉子さんは、座布団をおなかに巻いて、
ご自分が妊娠したかのように、
見せかけたりもしたそうです。
しかし、もうすぐ出産間近というときに、
女性は姿を消してしまったのです。
その後、三平さんの親友でもあり、
当時、構成作家を務めた三遊亭笑三さんは、
その女性と生まれた子どもに、偶然出会ったそうです。
上野の松阪屋の前でしたか。
小さい男の子の手を引いていた彼女とばったり会いました。
4歳か5歳くらいだったでしょうなぁ。
冬の寒い晩でした。向こうから声をかけてきて、
『三平さんの子どもです』 と、ハッキリ言っていましたね。
と、三遊亭笑三さんは語っておられます。
やはり、自分のお腹を痛めて産んだ子ですから、
自分で育てたかったのでしょうね~
いろいろ問題があったようですが、
香葉子さんの懐の深さで乗り越えられたのは間違いありませんね。
それで、みんなが丸く収まったのではないかと思います。
お父さんが天才肌の落語家だっただけに、
その名を継いだ三平さんにかかるプレッシャーは大きいですが、
自身のキャラを芸風に生かして、
これからもがんばってほしいですね!
応援しています!!