1969年から8年に渡って「水戸黄門」の格さんこと渥美格之進役、1978年からは19年に渡り「暴れん坊将軍」で名奉行・大岡忠相役を務められ、すっかり、曲がったことは許さない正義の味方のイメージとなった横内正(よこうち ただし)さんですが、プライベートでは、まさかの不倫。役柄のイメージとのギャップに世間を驚かせました。
「横内正の若い頃は水戸黄門の格さん!暴れん坊将軍ほか出演ドラマ映画は?」からの続き
結婚は?
横内さんは、1968年に幼なじみの女性と結婚され、3人のお子さん(1男2女)をもうけられるのですが、1976年には離婚。
離婚の原因は、横内さんの不倫で、1981年には、その不倫相手だった、女優の堀越陽子さんと再婚されています。
「ライオン奥様劇場『妻であること』」(1977年)出演時の堀越陽子さん。
そして、その後は、娘さんを1人もうけられ、今度こそはうまくやっておられるかと思われたのですが・・・
妻が不倫を暴露~再び離婚
再婚から24年経った2005年、突然、奥さんの堀越さんが、週刊誌「婦人公論」(10月22日発売)に、「浮気の末、私たちを捨てた夫よ」とのタイトルで、横内さんの浮気によって夫婦仲が破綻し、別居に至った経緯について、4ページに渡り暴露。
堀越陽子さん
堀越さんによると、結婚12~13年目頃から、横内さんには、共演女優との不倫疑惑があったそうで、
2005年春頃、ついに、デスクに飾ってあった家族写真は片付けられ、4~5月には無言電話があったことから、浮気について横内さんを問い詰めると、横内さんは家を飛び出してしまったそうで、
(この日は明治座の舞台初日だったことから)初日の公演終演後、恐る恐る楽屋を訪ねると、なんと、そこには見知らぬ中年女性の姿が。
すると、横内さんからは、これまで奥さんがマネージメントしてこられた事務所を離れ、新事務所に移籍すること、そして、離婚の意思とともに、家のローン、生活費、娘の学費の支払いを拒否することを、唐突に宣言されたそうで、
この時点では、堀越さんは離婚はしないと主張されていたのですが、最終的には、翌年の2006年3月に離婚が成立したのでした。
現在は元タカラジェンヌが内縁の妻
ところで、気になる、横内さんの浮気相手と報じられた女性ですが、28歳年下の元タカラジェンヌ、詩笛立季(うたぶえ たつき)さんのようで(過去には共演されたこともあったようです)、
詩笛さんは、2005年11月に、横内さんが設立した新事務所の社長に就任されており、
ある演劇関係者によると、
離婚騒動時は「愛人」と騒がれましたが、当時は交際にまでは発展していなかったようです。
ですが、横内さんの離婚が成立してからは、完全に女優業から身を引き、公私ともに横内さんを支えている。
ただし結婚に2度失敗している横内さんは、彼女と籍を入れず、事実婚を選んだそうです。
とのこと。
ただ、それに対し、横内さんは、
自分の人生において、もう結婚には懲りていますから。事実婚という事実もありません。彼女はここに通ってきているし、遅くなったときはタクシーで帰っているよ。
そういうことが現実にありましたら、私の口から皆さんにちゃんとお知らせしますので。
お相手の元タカラジェンヌも、
昨年(2016年)、横内が主演した舞台、「リア王」を製作をしていた際、事務所で徹夜作業が続いたことがあったので、それを誤解されたのかもしれません。
と、お二人とも関係を否定されているのですが、
あくまでも否定されるのは、それだけこの女性が、横内さんにとって信頼のおける良きパートナーで、今度こそは、2人の静かな暮らしを守りたい、という表れなのかもしれませんね。
横内さん72歳の誕生会より。
(左から)詩笛立季さん、小松政夫さん、横内さん。
さて、いかがでしたでしょうか?
正義感あふれる格さんの役がはまり役となり、お茶の間の人気を博した横内さんのプライベートとのギャップには驚きですが、それもこれも、横内さんが魅力的だからこそ。
とはいえ、そんな横内さんも80歳も間近。お体には十分に気をつけて、これからも、すばらしいお芝居を見せてほしいものです。
「横内正の若い頃は水戸黄門の格さん!暴れん坊将軍ほか出演ドラマ映画は?」