映画監督のクエンティン・タランティーノさんや俳優のサミュエル・L・ジャクソン、キアヌ・リーブスさんほか、海外にも多くのファンを持ち、ハリウッド映画にも影響を与えてきた、千葉真一(ちば しんいち)さんですが、今回は、そんな千葉さんの、プライベートについて、調べてみました。
「千葉真一のデビューからの出演TVドラマ映画を画像で!」からの続き
野際陽子と結婚
千葉さんは、1973年、女優の野際陽子さんと結婚されています。
お二人は、テレビドラマ「キーハンター」で共演し、知り合われているのですが、千葉さんによると、野際さんは、日本人にはないおしゃれなリズムのようなものを持っていたため、それを活かしてあげようと、劇中、野際さんを救出するシーンで、
お嬢さん、死にたくなかったらお手をどうぞ
などと、キザなセリフを言うと、
これが評判が良かったことから、脚本家もどんどんキザなセリフに入れてきたそうで、野際さんも、そんな遊び心を楽しんでくれ、お二人は急速に接近。交際に発展し、結婚となったのでした。
「キーハンター」より。野際陽子さんと千葉さん。
肉食系の野際陽子からのアプローチだった
そんなお二人の馴れ初めですが、当然、千葉さんからのアプローチだと思われていたのですが、
千葉さんは、
違うんだよ。俺は嵌(は)められたの。からめ捕られちゃったの。陽子ってね、めちゃくちゃ人見知りが強い子なんだ。気位が高そうに見えちゃうんだよね。だから最初はキライな女だった。
でも、付き合ってみたらあんなに面白い女はいない。夜中の12時に「今どこにいるの?」「新宿だよ」「私、行く」って必ず来るんだよ。で、朝まで酒飲んじゃう。
最近ちょっと俺に対する目線が違う、何だろう、気があんのかな、と思っていたら、ガンガン来たね。気が付いたら手を握られていた。「なんで握るんだよ」と言うと、「だってかっこいいもん」。
この女とそんなことになっちゃヤベえと思っていたら、いつの間にかそんなことになっちゃって、「部屋に来ない?」って……それが陽子が最期まで住んでいた(東京・文京区の)“川口アパート”だった。
と、おっしゃっており、
意外にも、交際も結婚も、野際さんからの猛烈なアプローチだったことを明かされています。
千葉さんと野際陽子さん。
(日本体育大学中退で「肉体派」アクション俳優だった千葉さんと、「ミス立教」でNHKにアナウンサーとして入局し、退社後はフランスに留学したお嬢様女優で、しかも、すでに30代半ばで千葉さんより3歳年上だった野際さんとの結婚は、世間を驚かせ、週刊誌には「水と油」と書きたてられたそうです)
結婚生活も野際陽子のペース
そんなお二人は、エーゲ海の客船上で結婚式を挙げ、新婚生活をスタートされているのですが、
信じられないかもしれないけど、ほとんど夫婦喧嘩はしなかった。ホントだよ。陽子ほど男をうまく操る女はいないね。
俺の性格を知っていて、接し方がうまいんだね。俺が機嫌が悪いとコロッと違うことを言って、笑わせたりするんだよ。
と、ここでも、野際さんが主導権を握られていたようで、
さらには、野際さんが、以前、交際していた人の話など、一部始終をあまりにもペラペラとしゃべるため、
千葉さんが、
陽子、お前、そういう話を平気で俺にするけど、どんなに傷ついているのかわかってんのか!
と、言うと、
あっごめんなさい。やっぱり傷つく?でも時効だから
と、返されたそうで、
野際さんがあまりにもカラッとしているため、不思議と嫌味に聞こえず、最終的には、「ま、いいか」と許せてしまっていたとのことでした♪
「千葉真一と野際陽子の離婚理由は?結婚生活は順調だったのに?」に続く