すでに80代も後半に差し掛かるという年齢ながら、若々しさと美しさを保っておられる、草笛光子(くさぶえ みつこ)さん。今回は、そんな草笛さんの、特徴的なグレイヘアやファッションについてご紹介します。

「草笛光子が松岡昌宏と舞台で恋人役(44歳差)!」

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グレイヘアは坊主がきっかけ

草笛さんといえば、ナチュラルなシルバーグレイの髪がトレードマークですが、実は、20代の頃から白髪に憧れていたそうで、

街で40歳過ぎの女性とすれ違った時、黒髪に白髪がパラッと入っている様子が、「白髪があっても平気」という自信がにじみ出ているようで、とても格好良く感じ、以降、そのような女性とすれ違うたびに「ああなりたいな」と思うようになったのだそうです。

ただ、それでも、現実は、「髪を染めなければいけない」「白髪が出てしまったら大変」と思い、60代まではカラーリングをしていたそうですが、

2002年、舞台「W;t(ウィット)」で、ガンで死んでいく役を演じることになった際、頭を坊主にされ、その後、舞台が終わって髪を伸ばし始めると、白髪と黒髪がちょうどいいバランスで生えてきて、真っ白ではなく、きれいなグレーになっていたそうで、

これをきっかけに、このままで良いと、髪を染めるのをやめると、「とらわれ」から心が開放されたような気がしたそうで、

それからは、ずっと自然のまま、ありのままの自分。もう無敵ですね(笑)。黒く染めていた頃は、茶色と黒の服ばかり着ていました。

ところが白髪になると、華やかな色のものが似合うようになりました。鮮やかなピンクや、ブルーがよく似合う。気分も晴れやかになって、毎日が楽しいんですね。

と、語っておられました。

著書「草笛光子のクローゼット」を発売

そんな草笛さんは、2018年3月16日、著書「草笛光子のクローゼット」を発売されています。


草笛光子のクローゼット

というのも、草笛さんがテレビのロケに私服で登場したところ、SNSで「おしゃれ」と話題になったためで、

この本には、朝の情報番組「朝だ!生です旅サラダ」で草笛さんの特集が組まれた際に紹介された、草笛さんのオフショットをはじめ、

越路吹雪さんに勧められて購入した思い出のコートや、「ニナ リッチ(NINA RICCI)」のシルクドレスをリメイクした洋服、さらには、「ユニクロ(UNIQLO)」などプチプラの洋服など、私服の着こなしが掲載されています。

おしゃれには無関心だった?

ただ、実は、草笛さんは、

私、ちっともおしゃれじゃないの。歌と踊りと演技で自分をみがくことに一生懸命で、おしゃれにはまったく無頓着できてしまった。

と、おしゃれには無関心だったそうで、

そんな自分に「ファッションの本を出しませんか」とオファーがきても・・・と困ってしまったのだそうです。

というのも、クローゼットの中には、役作りのための洋服はたくさんつまっていたものの、おしゃれで着ている服ではなかったため、人様に披露するものではない、と思われていたというのです。

しかし、そんな時、友人から、

自分の歴史を着るということだから、一生に一度の舞台だと思って演じてみたら

と言われ、ハッとし、演じるのならおもしろいかもしれないと、最終的にはオファーを承諾されたそうで、

今では、

今日、着ている洋服はヒョウ柄の中に縞、おまけに光るパンツ! ジャズとクラシックとロックが一緒くたになったみたいで、もう、なにをどう歌ったらいいかわらない。

でも、ニューヨークのシニアの写真集が話題になったり、私もまだファッションで遊べる年齢なのはわかります。こうなったら、堂々と“演じきる”しかありません(笑)

と、すっかり、おしゃれを楽しんでおられるご様子でした。

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「ユニクロ」や「H&M」も

ちなみに、「ユニクロ」「H&M」などの安価なものなどについても、

安価な服もいろいろ持っています。1枚買う金額で5枚も6枚も買えちゃうって、すてきなこと。それに安くてベーシックな洋服をどんなふうに組み合わせるか、頭を使って考えるのが好きなんです。

豪華一点主義的なブランドものは、それだけで完結するから組み合わせる余地がないのよね。そのうえ、一回着たら、立場上、みんなが忘れてくれるまで着ることができないんです。どうしてもそういう服を着たら、長く寝かせるようにしています。

「また同じ服」と思われたら、安いを通り越して、貧しく見えてしまうと思うんです。ユニクロの服もよく着ますよ。シンプルな服ほど、コーディネートのしがいがあって楽しいんです

と、明かされていました♪

「草笛光子の美容健康方法とは?萬田久子も実践していた!」に続く

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